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4大文明地域の現在 (本文2980文字)

 「四大文明」という言葉は、主として日本の学校教育や歴史の一般知識(慣用表現)として使われているといる。

 私は、現在就業している立場であるが、とある理由で独学で高校の科目の学習をしている。
 だから、世界史の参考書(教科書は持っていない。)を読んだのだが、そこには「四大文明」という言葉が書かれていなかった。

 現在、学術的に文明の定義が多様化し、長江文明やアンデス文明など他の文明の発見により、4つに限定する考え方は国際的には通用しないとされているらしい。

 私は、この考え方には賛成である。人類の英知の萌芽が四つの地域(大きな川の近く)に限定されているというのは不自然だと思っていた。
 それに、文明の定義の多様化は日本の縄文時代の文化も世界的な文明に数えられるようになる可能性を示唆している。
 何しろ、世界最古の土器は日本の縄文時代の地層から出土しているのである。ただ、縄文人は文字を持っていなかったので、今までは文明に数えられることがなかったのである。

 それはそうと、「四大文明」とは、メソポタミア、エジプト、インダス、中国(黄河・長江)の大河流域で発生した古代文明である。

 これらの各地域には現在国家が成立している(以下「古代文明後継国家群」という。)が、中華人民共和国(ここでは「中国」ということがある。)を除いて、世界を牽引する能力を欠いているようにみえる。

 中国は、現在GDP値(後述)が世界第二位と言われており(GDPの値が正確なのかということはここでは問わない。)、四大文明の中で唯一国力で目立つという存在になっている。

 GDP値 (国内総生産)は、一定期間内に国内で生み出された「付加価値」(商品・サービスの販売額から原材料費を引いた儲け)の合計で、国の経済活動の規模や景気の良し悪しを測る世界共通の最重要指標である。
 中国のGDP値は、中国政府の発表を検証することなく使用している様であるから、中国が「世界第二位のGDP」ということの真否はよくわからない。私は、中国は統計値を集計する過程でどんどん不正確になっているだろうと思っているので、中国がGDP世界第二位ということを疑っている。

 2026年5月3日現在、YouTubeの政治動画によると中国は経済的に破綻状態にようである。

 私は、「中国は、超安価な労働力以外には経済的に優位性を持ち得ない。」と思っているので、前述のYouTube動画の見解に同意している。

 そう考えると、中国は他の古代文明後継国家群と同様に、経済的には先進国から無視されるような存在になるだろうと思われる。
 (現在、インドがアメリカや日本から重視されているのは、インドの経済力というよりは、インド半島(後述)沖がタンカーや貨物船等が通る重要航路になっていることと、世界第一の人口を擁する低賃金労働者保有国であること、数学的能力が高い人口が多いということにあるのだろうと思う。

 インド半島(インド亜大陸)  南アジアの大部分を占め、インド洋に突き出した三角形の巨大な半島である。北はヒマラヤ山脈、西はアラビア海、東はベンガル湾に囲まれ、インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、ブータンなどの国々を含む。かつては独立した大陸(ゴンドワナ大陸の一部)が北上してユーラシア大陸に衝突したもので、デカン高原やヒンドスタン平原を擁し、モンスーン気候の熱帯性気候が特徴である。

 現在のインドはインダス文明圏に存在している。
 だが、「インド・ヨーロッパ語族」(後述)と言われるように、また顔の特徴も、インドと欧米は近しいものを感じさせる。

 インド・ヨーロッパ語族 英語、スペイン語、ロシア語、ヒンディー語など、欧州からインド亜大陸にかけて話される世界の約半数(約32億人以上)が使用する最大規模の語族である。紀元前4000年頃の南ロシアのステップ地帯に起源を持つ共通の祖語(印欧祖語)から分化した、姉妹関係にある言語グループである。

 だが、そうであってもイギリスがインドを植民地化した時代に行った行為をみると、欧米がインドに「仲間意識」を感じているとは思えない。

 私が思うに、結局古代文明後継国家群は、「過去に当時の世界の超先進地域であった。」という思い出を持つしかできないのである。

 唯一の例外と思われた中国も、近代的経済政策を実施できなかった。彼ら中国政府(中国共産党)は、命令すれば経済は動くと思っていたように感じられる。旧ソ連もそうだが、共産圏の人々は、近代経済学を真剣に学ぼうという気がないように思える。(彼らは本当にマルクス経済学で国家運営できると思っているのだろうか。それとも数学が嫌いなのだろうか。)

 また、彼らの精神的支柱である「中華思想」が他国を見下すという姿勢を生み、その結果他国から憎悪されるという現状を生んでしまった。

 近未来において、中国共産党は壊滅するだろうと思われる。
 そうなる前に戦争で国自体が壊滅するということがあるかもしれないが、
 私は、中国が過去に民衆暴動が王朝を倒してきた歴史を持っていることからみると、民衆暴動により中国共産党が倒れる方が先に来ると思う。
 中国は昔から内乱が繰り返される「内乱の国」なのである。

 中国は、共産党により統一的に統治されてきたが、共産党が倒されると、統一状態を維持できなくなるだろう。

 そうなると、かつての春秋戦国の時代に先祖返りするかのように分裂するように思う。分裂形態はいろいろあろうが、とにかく統一状態は解消されると思う。

 日本人の一部の人々は、中国や大韓民国(以下「韓国」という。)を「隣国りんごく」と呼んでいる。

 しかし、日本は内陸国ではないので、彼ら(中国や韓国)と国境を接しているわけではない。

 日本にはユーラシア大陸との間に「日本海」が存在している。

 この素敵な海は、昔から日本を守ってきた。
 「文明は必要に応じて受け入れるが侵略は拒否してきた。」日本にとって、この素敵な海は大いに役立ってきた。

 また、日本列島にとって反対側には太平洋もある。

 これらの素敵な海は日本と「隣国」とを隔ててくれている。

 この状況はちょうどイギリスと、フランスやドイツとの状況に似ている。

 イギリスとヨーロッパ大陸(後述)の間にはドーバー海峡という素敵な海がある。

 ヨーロッパ大陸 地球の北半球にあるユーラシア大陸の西側部分を指し、東はロシアのウラル山脈、南はカフカース山脈までを定義とする地域です。世界第2位の面積を誇るユーラシア大陸の一部であり、約50の国々で構成される、文化や歴史的な繋がりが深い広大な陸域である。
 ユーラシア大陸というとあまりに広大なので、細かな特徴で区別することが難しい。そこで、その(ユーラシア大陸の)西側部分を特にヨーロッパ大陸というようになったのだろうと思う。

 私は、中国共産党の崩壊とその後の中国の分裂(が仮にあったとした場合)の影響は、素敵な海を超えて日本にやってくることはないだろうと思っている。


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