『刑事マードックの捜査ファイル』とカトリック、『逃亡者』とセントパトリック (711文字)
カナダのミステリテレビドラマ「刑事マードックの捜査ファイル」では、プロテスタントの町トロントに住む少数者であるカトリック教徒との軋轢(「あつれき」不和。)が多く描かれています。
この前の回(シーズン5第2話「不可解な弾道」)では、何かのパレード中に起きた狙撃事件が扱われました。
そのパレードがプロテスタントが多く住む地域を通ることについてブラッケンリード警部は「プロテスタントへの嫌がらせだ。」と語っていたので、このパレードはカトリック的宗教色が強いものなのでしょう。
また、マードック刑事(カトリックです。)は事件現場で死体を見ると、必ず十字を切ります。他の警官はそういうことをしたのを見たことがありませんから、何かカトリックに由来するのかも知れません。
映画『逃亡者』で、ハリソン・フォードが妻殺しの犯人を探しに裁判所に行った日は、アイルランドの守護聖人である聖パトリックの記念日でパレード(多分アイルランド人主体)が行われていました。
このパレード参加者は緑色の帽子を被ったり緑色の服を着ていました、川も緑色に染まっていました(川の一箇所ではなく、川全体が緑色でした。どうやったんでしょう。)。
このパトリックという人は、世界史の受験参考書に「アイルランドでカトリックを広めた人」として名前が書いてあったので「アメリカであんなに祝われる人なら、アイルランドではどれくらい大きく祝われるんだろう。」と思いました。
日本のドラマで宗教が描かれたのって、平清盛とか織田信長くらいしか頭に浮かびません。
そうそう、映画『教祖誕生』(主演 ビートたけし)では新興宗教を描いていましたっけ。
