文具好き男子の日常
1.はじめに|文具好き男子は、わりとひっそり生きている
文具が好きです。
でも、あまり大きな声では言っていません。
「趣味は文房具です」と言うと、だいたい
「……文房具?」
と、一瞬だけ相手の思考が止まります。
スポーツでもなく、ガジェットでもなく、文房具。
自分でも少数派だという自覚はあります。
それでも、好きなものは好き。
ひっそり、静かに、今日も文具を愛でています。

2.文具コーナーは無限に滞在できる
本屋に入って、
本棚を一通り見終わったあと。
「さて、そろそろ帰るか」と思った瞬間、
なぜか視界の端に入ってくる文具コーナー。
一歩足を踏み入れたら、
そこから時間の概念が消えます。
ペンを試し書きして、
ノートの紙質を指でなぞって、
しおりを手に取っては元に戻す。
買う予定は、ありません。
本当に。
でも、
「このペンで読書メモ書いたら気分上がりそうだな」
「このノート、積読管理にちょうど良さそう」
と、用途だけは無限に浮かぶ。
気づけば、
文具コーナーにいた時間のほうが、
本棚を見ていた時間より長い。
本は“読む時間”が必要だけど、
文具は“眺めるだけ”で満たされる。
だから文具コーナーは、
無限に滞在できてしまうんです。
3.使う予定はないのに、文具を買ってしまう
家には、すでにペンが山ほどあります。
ノートも、正直まだ使い切れていません。
それなのに、
「これは違う」
という謎の直感で、また買ってしまう。
機能が劇的に変わるわけでもない。
でも、このペンで書いたら、
ちょっと気分が良くなりそう。
文具は道具というより、
もはや嗜好品です。

4.人に説明しづらい、この趣味
文具の良さを説明しようとして、
たまに詰まります。
「書ければ同じじゃない?」
と言われると、反論は難しい。
たしかに、文字は書けます。
でも、書き心地でテンションは変わる。
朝の一行が、
少しだけ気持ちよく書ける。
それだけで、その日はまあまあ良い日です。
5.それでも文具が好きな理由
手を動かす時間が好きです。
ペンを走らせていると、頭が静かになります。
文具は、
生活のノイズを少し減らしてくれる存在。
派手ではないけれど、
日常をほんの少し楽しくしてくれる。
だから、
小さな「自分の好き」を、
わりと大事にしています。

6.「文具女子博」という名前にビビった理由
文具は好き。
イベントも気になる。
でも、
「文具女子博」という名前だけが、
どうしても強い。
行きたいけど、
一歩が出ない。
この話は、また別の記事で。
7.おわりに|文具好きに、性別は関係ない(と思っている)
文具が好きなのは、悪いことじゃない。
男でも、ひとりでも、好きならそれでいい。
今日も文具好き男子は、
静かにペンを選び、
ノートをめくっています。
たぶん、これからも。
