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〜第71夜〜「触れてはいけない箱」

🕯️ はじめに


えぇ……
都市伝説っていうのはね……
作り話だと思われがちでしょう?

でもね……
中には、
「広めないために、話の形を変えられたもの」
もあるんですよ……。

今日はね……
実話として語られ、
今もなお
詳しく説明されないまま残っている話――
コトリバコについて、
お話ししようと思います……。


📖 本編


これは、
ある掲示板を通じて語られた話です。

地方の古い家を整理していた男性が、
蔵の奥から
小さな木箱を見つけた。

大きさは、
両手で抱えられるくらい。

でもね……
持ち上げた瞬間、
違和感があったそうです。

やけに、重い。

中で何かが
転がる音もしない。

ただ……
“詰まっている”感じ。

箱には、
文字も、紋様もない。

ただ、
蓋の裏にだけ――
古い紙が貼られていた。

そこには、
こう書かれていたそうです。

「開けるな」

冗談だろうと思い、
箱を戻したその夜。

家の中で、
異変が起き始めた。

家族が、
理由もなく体調を崩す。

特に……
女性と子ども。

頭痛。
吐き気。
意味のない不安。

ある晩、
箱を置いていた部屋から……

コツ……
 コツ……

小さな音がした。

まるで……
中から、爪で叩いているような音。

翌日、
家族が言ったそうです。

「……あの箱、
 どこかにやって」

理由を聞くと、
みんな、同じことを言う。

「見られてる気がする」


📝 あとがき


この時点でね……
“普通のものじゃない”
と、分かる人は多いでしょう。

でも……
問題は、
ここから先なんです。


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・「処分できなかった理由」

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