ひなと子猫の夏休み
教室の窓際の席でぼーっと外を眺めていた。
子猫が窓にしがみついているのが見えた。
あたし「へっ?」
あたし「いやいや ないない」
あたしは頭を振った。
もう一度窓を見た
子猫がしがみついている。
あたし「先生 窓に猫がしがみついています」
先生が窓を見た
先生「いないぞ」
あたし「えっ?あー見間違いかなぁ」
あははと笑ってごまかした。
クラスメイト達も爆笑した。
まな「寝ぼけてたんやろー」
と笑った。
あたし「そうかも」あはは
まなはあたしの親友だ。
あたしは夏山ひな
高校三年生
高校最後の夏
明日から夏休みだ
いつものように自転車置き場に行き
カバンをカゴに入れて
自転車にまたがろうとした時
にゃーと声がする。
あたし「へっ?」
ひなは「もう あんたのせいで笑われたんやからねー」
ひなの自転車のカゴに子猫が飛び乗った。
ひな「なんで あんたが乗るんよー」
✳︎✳︎✳︎
自転車をこぎながら「連れて帰ったらお母さんに怒られてまうやん」
ひなはぶつぶつと言いながら自転車をこいで
家に向かった。
子猫はカゴの中で座って自転車をこぐ風を
感じながらご機嫌な顔をしている。
家に着き
ひなは「ただいまー」絶対怒られると思った
お母さん「おかえりー」
お母さん「今から夕飯の買い物行ってくるわー」
ひな「うん」
ひな「あれ?気がついてない」
子猫はふふーんとした顔をしている。
✳︎✳︎✳︎ 子猫に名前をつける ✳︎✳︎✳︎
なんで?みんな子猫が見えないんだろう?
2階のひなの部屋に子猫を連れてあがった。
ひな「あんた 名前ってあるの?」
子猫「ないよ」
ひな「えっ?しゃべった?」
ひな「名前ってあるの」
子猫「だ か ら ないってー」
ひな「猫がしゃべった」
ひなはびっくりしてフリーズした。
★★★ 子猫のアリス ★★★
大きく深呼吸して
ひなは子猫に話しかけた。
「ねえ名前つけてあげようか?」
子猫「えっ!いいの?つけてつけて」
ひな「あたしね不思議の国のアリスが大好きやねん だ か ら アリスって名前どう?」
子猫「うんうんアリスかぁ いい名前」
すごく嬉しそうだ。
ひな「アリスーあたし明日から夏休みやから
いっぱい遊ぼうよ」
アリス「うん」と元気な声でうなずいた。
★★★ ひなとアリス ★★★
ひなが 「スイカ スイカ 」とスキップをしながら大きなスイカを抱えて
アリスに「夏と言えばスイカでしょう」
ひなはニコニコ顔でスイカを氷と水が入った
大きな樽に入れた。
アリス「スイカって美味しいの?」
ひな「めちゃくちゃ美味しいよー甘くて
種をとるのめんどくさいけど うまい!」
アリス「へー食べたいなぁ」
アリスは縁側でゴロンとしながら
眠そうに言った。
★★★ 花火を見ながら ★★★
夜 ひなとアリスは家の外に出て
花火が上がるのを待っていた。
パーンと空高く上がった花火を見て
ひなは「たーまやー」と叫んだ。
アリスは「何それ?」
ひなは「きれいやねー」
アリス「うん」
ひな「アリス これからもずっとずーっと
あたしのそばにいてね」
アリス「何言ってんの」と少し照れくさそうに
言った。
ひな「たーまやー」
アリス「たーまやー」
ひなとアリスは顔を、見合わせてクスッと笑った。
おしまい
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心に響くお話しを書いていきたいと思っています。
よろしくお願い🤲します٩(๑❛ᴗ❛๑)۶