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青春でした

私は過去を消したいと何度も思った。

あの日あの時あの頃

全部無くなればいいのに!

莉子は叫んだ!

小学生の頃 莉子はコミュニケーションが

下手でいじめられた。


中学生の頃 莉子は自分からクラスメイトに

話しかけた。

最初は受け入れてくれてグループに入れた


友達がケラケラと笑ってくれた顔を見て

嬉しすぎて

もっと笑ってもらおうと空回りしてしまった。

ぎこちなくなって

1人になった。

中学2年生になったらクラスも変わって

何人か友達が出来た。

ハンドボール部が辛すぎて

先輩に辞めますって言って

部活に行かなくなったら

文化祭の前日に

先輩と部活のメンバーがみんなクラスに来て

押さえつけられて

みんなに責められていたら

クラスの1匹狼のヤンキーの男子が

机を蹴飛ばした。

男子「うるさいんじゃー」

先輩達「なんなん?関係ないやろー!」

莉子の腕を先輩達引っ張って

職員室に連れて行った。

部活の顧問の先生が「どないしたん?」

莉子は泣きながら「辞めたい 辞めたいです」

ヒック ヒックと泣きながら

先輩達「アホちゃうん」「行こ行こ もうほっときー」

職員室を出て行った。

莉子も職員室を出て

そんな状況なのに

男子の事をカッコいい!って思った。

今までなんとも思わなかったのに

心臓がドキドキ❤️

これが初恋?

卒業式になっても一度も話さず

卒業した。

莉子は悔やんだ

小学1年からやり直したい

こんなコミュ症じゃなくて

勉強もスポーツも頑張って

明るい莉子になりたい

こんな時だけ神様にお願いする

莉子「ごめんなさい神様少しだけ少しだけ

過去に戻りたいです」

莉子「中学生を少しだけやり直したいです」

紙に書いてお願いした。

莉子はウトウト眠っていたようだった。

莉子「ここは教室」

莉子「授業終わってるよね夕方やもん」

外は真っ赤な秋の夕暮れ

後ろから「おい まだ帰ってなかったんか?」

莉子「う うん」

「今から帰ろうかなって思って」

男子「じゃあ一緒に帰ろか」

莉子「うん」

ドキドキ  ドキドキ

莉子「あっあの あの話したい事がある」

男子「なんや?」

ドキドキ  ドキドキ

心臓が飛び出しそうだ


莉子「助けてもらった日から好きでした」

あースッキリしたぁ

神様ありがとう

男子「ありがとう」

莉子は頭を振って顔が赤くなった。

莉子「卒業したらどうするの?」

男子「親父の後を継いでラーメン屋で修行しよう思ってるねん」

莉子「そっか 応援してる」

それから年月が過ぎ

彼も結婚しお父さんになった。

私も結婚しお母さんになった。

神様のおかげで彼と話しが出来た。

時々彼のラーメン屋に主人と食べに行く

あの頃は

青春でした。

「文字数1046文字」


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