蛍橋の約束
みかんさんよろしくお願いします。
遠くで誰かの叫ぶ声がした。
夜空が赤く染まり
少女「夢」は、裸足のまま走った。
燃えていたのは、夢の家だった。
白い漆喰の壁が崩れ
火の粉が
夏の蛍みたいに舞っていた。
夢は、橋の上で立ち尽くす。
川の向こうには、
あの人がいた。
名前を呼びたかった。
けれど呼んではいけない気がした。
帰る場所を失くして
心まで迷子になるような気がした。
その時ー
橋の向こうのあの人が
小さく口を動かした。
ーまた会える。
蛍が二人の間を静かに流れていった。

いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援よろしくお願いします😊
心に響くお話しを書いていきたいと思っています。
よろしくお願い🤲します٩(๑❛ᴗ❛๑)۶