修正版)「ファトラジー」 Vol.3 瓦礫は群青を採取した
ファトラジーというのは、とても興味深い文章なのだなあと感じています。ただ、どうしても何らかの意味を持たせたくなってしまうのですが、そこを抑えつつ、自分の単語を選択し、文章の構成を考えています。
「今日はマヒャドがよく伸びるね。」
フラメンコは静かにそっぽを向き、豆板醤は瓦礫の呼吸をこそがした。
すると透明はガタガタを身につけ重たくなり、真理は自分がにせものだったことを煮沸する。
鍛冶屋そこそこの遅れでやって来た眼識は、うでぬきを丁寧に畳み、豆板醤へ一礼したつもりが裏切りだけ遅れてきた。
群青のほころびは、はびこりながら採取した。確実なほのぼのは、音を立てて裏返るかどうか。
終わったのは透明からだった。
2026年7月30日 4:30追加
さっそく初代王天君様からお返事を頂きました。
とても丁寧にアドバイスを頂けたことが非常に嬉しく、また、「ファトラジー」という魅惑的なジャンルに触れられたことに感謝しています。
ファトラジーを少しずつ意識することで、単語の「発音」、文の「リズム」、「流れ」というものに対して、「意味」とは異なる心地よさを感じるようになりました。
今までは「出来る限り正確に伝えよう」と意識していましたが、そうではなく、無意味の中での「心地よさ」という存在を知ることで、「安心感」を感じました。
正解や正確さ、を求めるのではなく「純粋なリズムや流れから生まれる笑いを追求」してみる、という新しい道筋を示して頂いた気がします。
原文を、初代王天君様に修正して頂きました。
全く印象が変わったので、更に興味が湧きました。
とても勉強になりました。
以下、修正頂いた完成版になります。
「今日はマヒャドがよく伸びるね。」
フラメンコは静かにそっぽを向き
豆板醤は瓦礫の呼吸をこそがした
すると透明はガタガタを身につけ重たくなり
真理は自分がにせものだったことを煮沸する
鍛冶屋そこそこの遅れでやって来た眼識はうでぬきを丁寧に畳み
豆板醤へ一礼したつもりが
裏切りだけ遅れてきた
群青のほころびは
はびこりながら採取した
確実なほのぼのは
音を立てて裏返るかどうか
終わったのは
透明からだった
引き続き、ファトラジーの世界とコンタクトを取りながら、文章の世界で彷徨ってみようと思いました。
また、ファトラジーの世界への扉を開いて下さった安斎さんに感謝いたします。
