【非日常ラウンジ】「今から青森行かない?」弾丸青森の旅 #1
この前の土曜日の夜、19:00。
私は友人に久しぶりに連絡を取って、池袋の韓国料理屋でサシで飲んでいた。
「どう?元気だった?」
チャミスルを空け、お酒に強くない私は頭がくらくらしていた。友人も随分と酔っていた。
本当に仲の良い人との酒席は良い。お酒というよりその場が好きなのだ。
「最近ワクワクがないよね。学生の頃のような」
「ない。学生の頃の非日常感、自由な感じが。なんだかなあって感じで詰まってるよ」
「懐かしかったよなあ、あの頃。青森とか行ってさ、味噌カレー牛乳バターラーメン食べてさ」
「よかったよかった。あれ本当美味しかった」
「…」
「ねえ、今から青森行かない?」
*
お酒でくらくらし、半分気持ち悪い状態だった私の体が痺れ、底からワクワクが湧いた。
まじ?行っちゃう?
学生時代に仲良かった3人で、いろんな場所ヘ旅をしてきた。その中で、青森の旅は忘れられないものになっていて、顔を合わせてはあの頃の話をする程だった。
「行かね?あいつにも電話してみる」
3人目の友人は家庭持ち。いやさすがに来れるはずが…
「来れるって。やばいよ。あいつが1番おかしいよ。いま秋刀魚食べてたって。でも来るって」
「行くしかないな。味噌カレーバター牛乳ラーメンの『味の札幌 大西』を目指そう」
突然の旅が始まった。
あの頃の我々らしいじゃないか。
「20:16が東京発青森着の終電らしい。急ごう!」
かくして、弾丸すぎる旅が始まった…


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