ごみは奥が深い?
電子レンジを買い替えた。古いものはまだ使えそうだったが、すでに10年近く使っており、最近は時折り異音もする。「十分働いたからもう休ませて」と言われているようにも思えたので、新しくすることにした。
電子レンジは不燃物の基準サイズ内だったので回収日の朝、集積場に出しておいた。しばらくしてその場所を通ると、電子レンジが無くなっていた。他のものは残っていたので収集車はまだ来ていないようだ。
誰かが持って行ったのだろうか。 あんな重いものをどうやって? いったい誰が? 何のために?
ごみの持ち去りは条例で禁止されている。ひと昔前は、まだ使えそうなものを持ち帰って自宅で再利用する人がいた。学校でも文化祭に使う段ボールなどを生徒がかき集めることがあたりまえのように行われている時代もあった。それもリヤカーを使っていたので目立つが、周囲は大らかで、「こっちのも持ってっていいぞ!」などと言われることもしばしばあった。しかし、今は禁止されており、犯罪行為として罰則の対象になる。私が捨てた電子レンジも何かの役に立てばそれはそれで嬉しいが、違反行為として持ち去られたのであれば気分はよくない。
最近はごみが社会問題となっている。持ち去りや捨て方をめぐる問題が多い。数日前、ゴミについての記事を書いておられた方がいて、寄せられたコメントを含めて私には参考になることがたくさんあった。
まず、プライバシーの問題。記事によると、ごみから家族構成や生活習慣まで、おおよそのことがわかるという。プライバシーを守るため、ごみの捨て方には注意が必要だ。寄せられたコメントの中に、捨て方が悪い人を特定するために他人が捨てたごみ袋を開けることも禁じられているというものがあった。私は知らなかった。プライバシーを害することになるからだろうが、自分のプライバシーだけでなく、他人のプライバシーを守ることも必要だ。
ごみ袋を節約するため、他人の袋にごみを入れる人がいるというコメントもあった。私など、ごみを出したあと入れ忘れに気づき、追加で入れに行くことがある。他人のごみ袋を開けていると誤解されないよう気をつけなければいけない。
他にも、ごみに関してどんな声があるかネットで調べてみた。(あくまでもネットの情報なので真偽は不明)
批判が多いのは、一度に大量のごみを出す、大きなごみ袋や臭いのあるごみを持ってエレベーターに乗り込む、ネットの下にきちんと入れない、決められた日以外に出す、他の集積場所に持っていく、車から投げ捨てる。収集されなかったものを当人が持ち帰らない、下着を無造作に捨てる人がいるなどという声があった。ごみ捨てのマナーを守るとともに、ルールは自治体によっても異なるので、しっかり確認しなければと改めて思う。ちなみに、ワイヤー付きの下着(?)は不燃物扱いになる自治体もあるらしい。
収集中にボンベや電池が爆発したり、ガラスなどで収集する人がけがをしたりすることもある。収集する人への気遣いも必要だ。
ごみの捨て方一つにその人の生き方が出る。市の収集事務所に勤める知人が「ごみは奥が深い」と言っていた。たしかにそうだと思う。これからごみを出すときは今まで以上に気を遣って出そうと思う。
