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アナタとっても素敵よ、と軽やかに、でもちゃんと伝えられたらいいな、と思うことが時々あって

¡Hola guapos! ハロー、ハンサム! ふむ、AI訳はしっくりきませんねえ。じゃあ、よっ男前! これも違ーう。日本語は豊かな言語ですが、素敵な男性にいきなりステキといってぎょっとされない語彙・文例に限っていえば、スペイン語とかに惨敗かも😭。
(タイトル写真:Cristian Cerezo & Valentin Arias)

例えば、今夜ミロンガダンスホールで友達と会ったとしましょう。……あれ、今日は彼おめかしね。何か特別の日なのかな? 新しいサイドベンツのジャケット決まってるじゃん! なんて場合、すかさず、

¡Hola guapo!

彼からくすぐったいような、誇らしいような笑顔が帰ってくるのは確実。このいい方は友達同士でも気軽につかわれるので、彼の横にガールフレンドがいたとしても、彼女も怒ったりせず、どーよ、イケてるでしょカレ、みたいに満足げな顔のはず。もっとも、

¡Hola guapos!

と複数形で彼女も褒めておくのに越したことはありませんが。

アルゼンチンタンゴを踊る男性たちは、一般に身だしなみよく、ミロンガにもおもいおもい趣向を凝らした装いでやってきます。カジュアルでもエレガントな線を狙う人が多く、Tシャツ+ジーンズではなく、襟付きのシャツにスラックス、気候にもよりますが、さらにベストやジャケットを着て、普段とは一味違うダンディさを漂わせ、ミロンガの雰囲気をさらに盛り上げます。

裾の両横に2本の切れ込みの入ったサイドベンツのジャケットの人が多いのは、裾が無理なく開いて動きやすいからです。切れ込みにある程度長さがあるほうがめくれ上がらずにきれいにひろがるので、サイドベンツの場合センターベントよりジャケット丈は若干長めがいいんだそう。また。ジャケットは踊る時の姿勢やバランスを確認するのにもいいそうで、例えば、ジャケットのどこかに不自然なシワが寄っていると姿勢も不自然だとわかるし、閉じた一番上のボタンが立っている足の上にのるようにすると、片足でもバランスを崩さないとか(なるほどね~)。

ズボンはハイウエスト、動きやすさ重視で幅は太目、タック入りが多いです。裾はフォロワーの足が引っかからないように折り返しなしが基本。

コチラのビデオではサイドベンツのジャケットに腰回りゆったりのズボンで Cristian Cerezo と Valentin Arias が踊っています。この運動量で衣装はおろか髪の毛一本乱れないのがすごいですねー。

最近のメンズ・ファッションの傾向を取り入れて、タイト、スキニーなボトムズを合わせる人もいます。その場合、脚のラインがはっきりみえるので、雑にみえないよう丁寧にラインを整えて踊ると◎。このビデオの Sebastián Jimenez がそんな感じ。

ベストも、ジャッケトより涼しくて、汗染みの気になる背中などがカバーされるので、人気があります。遊び心のあるものを選ぶと、ウェイターさんに間違われるなんてこともないですし。シャツは開襟の人が多いかな。もっとカジュアルな感じだとTシャツと合わせるのもありですね。

conDiva のタンゴ用メンズコレクションから


……今宵タンゲーラスの視線はもらったぜ✨って感じですね~。そりゃあね、ワタシたちだって木石じゃないですからね、やっぱり目を奪われる、ってことはありますよ。でもね、やっぱり一番みているのはダンス。やっぱりダンスが上手いっていうのが決め手ですよ。え、ダンスが上手くて guapo だったら? そりゃーもう、ミラーダ視線を送るしかないっしょ(例えばあそこのカレとか……)。でもガツガツしてるってみられるのは避けたいから、ここは軽~く、粋にね、¡Hola guapo! 次は私と踊らない? って感じで。話しかける気持ちで微笑んで、こんなふうに……¡Hola guapo! 次は私と踊らない? ……キャーッ、カベセオもらっちゃった!

©2005 Rico Unno, CC BY-ND


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