5人家族のアウトドアワゴン選び|コールマン vs 屋根付き【フェス実証】
アウトドアワゴン、何を使っていますか。
コールマン アウトドアワゴンを信じて挑んだ2018年のフジロック。
夜の豪雨で屋根のないワゴンが決壊し、びしょ濡れで震える長女を見て 「来年は絶対に変える」と誓いました。
あれから7年。
屋根付きのノーブランドワゴンをプジョー リフターロングに 2台積んで、フジロック・アラバキ・ニューアコを踏破してきた野外フェス特化 5人家族の実証レビューです。
■日常使いの最適解:コールマン アウトドアワゴン
【総合評価: 3.8 / 5.0】 日常のレジャーを支える、高品質な標準機。
参考価格:15,800円
まずは定番のコールマン アウトドアワゴン。かつて我が家でも主力だった例の赤いワゴンです。
今振り返っても、その完成度は一級品。マンションの狭いエレベーターを通り、玄関のわずかな隙間に収まる収納効率は、日常の管理コストを最小化してくれます。
5段階アセスメント
見た目:★★★★★
あの鮮やかな赤色、そしてコールマンのロゴマーク。機能に基づいた定番です。細部の品質:★★★★★
縫製やフレーム剛性、操作性。長年支持され続ける品質への信頼があります。収納効率:★★★★★
収納時サイズ:約26×40×62(h)cm、重量:約9.3kg
コンパクトさと収納時に自立することが最大の特徴。収納の少ないマンション住まいの我が家にとって収納効率は死活問題です。ちびっこモンスター耐性(自己責任):★★☆☆☆
本来は荷物用。子供が乗ることを想定されていません。
子供が乗るとテンション爆上がり!その勢いではしゃぐと底板が「パキ」と小さな悲鳴を上げ割れます…。耐野外フェス性能:★★☆☆☆
野外フェスでは、晴天ばかりではありません。雨天時は無力感が溢れて止まりません。
2018年、フジロックでの「崩壊」とコールマンの引退
大定番コールマンのアウトドアワゴン。これは間違いなく、世界で最も完成された「標準アセット」です。そして大多数の方にとって大正解となります。
しかし、初めて長女(当時3歳)を連れて参戦した2018年のフジロック。
日中は快晴でしたが、夜になると天気が一変。大雨が降る夜に「事件」は起きました。
屋根のないコールマン アウトドアワゴンに突っ張り棒を立て、レジャーシートを被せて急造の屋根を作りましたが……結果は無情にも「崩壊」。
びしょ濡れで震える長女の姿を見て、私は自分の想定の甘さを痛感しました。この日、コールマンのフェス運用は「リタイア(引退)」となりました。
■「実利」に全振りした移動要塞:屋根付きワゴン(ノーブランド)
【総合評価: 4.4 / 5.0】 ブランドを捨て、「勝利」を確約するフェス特化型ワゴン。
参考価格:8,980円
2018年フジロックの挫折を経て導入。
ブランドや定番人気ワゴンを棄却し、現場での「実力」に全投資したワゴンです。あまりの汎用性の高さから、我が家では現在、この屋根付きワゴン2台体制で全フェスを踏破しています。
5段階アセスメント
見た目:★★★☆☆
様々なカラーバリエーションがあり、コールマンと同じ赤色もあります。ですが、何故かおしゃれさや可愛さはあまり感じられず、無骨なオーラを醸し出しています。細部の品質:★★★☆☆
フレームは非常に頑丈に作られています。生地も丈夫です。ただし、縫製に関しては雑な部分が散見されます。細かなクオリティは圧倒的にコールマンに軍配が上がります。雑とはいえ、7年運用してきた中で、縫製が解けたりはしていません。万が一、縫製が取れた時は、カバーを外して縫い直します。収納効率:★☆☆☆☆
収納時サイズ:約25×51×86(h)cm、重量:不明
でかい、重い、自立しない。収納場所も車の荷室もデカデカと占領します。さらに我が家にはこれが2台。まさに死活問題です。
現在のリフターロングでは、その積載力で積み込めますが、以前のセレナではルーフキャリアに2台載せて括り付けていました。子供用ベッド度(自己責任):★★★★★
こちらも本来は荷物用。子供を乗せるのは自己責任です。
走行中は必ず大人が付き添い、ハンドルなどでの指挟みに注意してください。
組み立て式の屋根は、直射日光や小雨から子供を物理的に隔離する「聖域」になります。日中は自力で歩く子供たちが、電池切れで寝落ちした際の避難場所として、これ以上の選択肢はありません。野外フェス性能(要DIY):★★★★★★★★★★
引くだけでなく、押しハンドルもついているため、急坂や凸凹道、ぬかるみなども臨機応変に対応できます。おまけにカートに取り付けできるクーラーバッグがついています。後述する簡単なカスタマイズを施すことにより野外フェス性能が倍増します。


現場からのフィードバック
過去、フジロック、アラバキ、ニューアコの修羅場をこの屋根付きカート+自作レインカバーで潜り抜けてきました。
山中で開催されるフジロックやニューアコでは結構な確率で雨が降ります。(我が家の雨遭遇率70%)なんならたまに嵐も来ます。
荒天時の対応が求められますが、いくら屋根付きといえど素のままでは大雨には耐えられません。自作レインカバーをかけることにより、雨風を遮断し、子供シェルターへと変貌します。
付属のクーラーバッグは、お世辞にも断熱性は高性能ではありませんが、それなりの保冷力と、500mlのペットボトルが10本以上余裕で入る収納力があります。運搬できる荷物に限りあるニューアコでは、これだけで飲料と食料を管理できたので、重いハードクーラーは持って行きませんでした。
それでもニューアコの入り口からニンバスエリアまで、道のりの過酷さは半端ないですが…。
(ニューアコの道のりについては、別途実録記事にします。お楽しみに。)
■野外フェス性能を倍増させる「運用カスタマイズ」
屋根付きワゴンを「最強のインフラ」に変える、我が家のカスタマイズ例です。
押しハンドル強化
100均のベビーカー用フックやドリンクホルダーを増設。IKEAバッグなどを吊るすことで、荷台を「寝台」として最大開放します。クリップ+タオル
晴天時の日中に子供が寝た場合、直射日光が気になります。そんな時は簡易的にクリップで大判のタオルを屋根に付ければ日光を遮ることができ、子供の良質な睡眠を確保できます。自作レインカバー
ホームセンターの白半透明シートでカバーを自作。正直、見た目は美しくありません。しかしこれで、雨風や深夜の冷気を遮断できます。
基本的に日中晴天時は使用せず、雨天・夜間のみ使用します。
おまけ:自作レインカバーざっくり作り方
パーツカット:
屋根部分(1枚): カート屋根サイズ+糊代1cmの大きさでカット
側面部分(2枚):幅は屋根の長辺と同じ、長さは屋根からタイヤに半分被るぐらい
前後部分(各2枚): 幅は屋根の短辺と同じ、長さは屋根からタイヤに半分被るぐらい
屋根パーツに側面・前後パーツを布テープで繋ぐ
開閉部をマジックテープ仕様にするだけ

■結論:フィールドで選ぶ、2台の使い分け
公園、デイキャンプ、日帰りの海水浴。低負荷の日常フィールドでは、コールマン アウトドアワゴンは鉄板の1台です。間違いありません。
しかし、我が家においてワゴンは「ほぼフェス専用」の装備。
そうなると、選択肢は ノーブランド 屋根付きワゴン の一択になります。
正直、2台体制は収納スペースを激しく圧迫しており、常に「死活問題」と隣り合わせです。それでも、保管場所の苦労(あるいはリフターロングのような巨大な母艦)さえクリアできれば、このワゴンはフェスでの「子供の笑顔と安眠」を100%保証してくれます。
今年もこれからフジロック、そしてニューアコが待っています。
この頼もしすぎる移動要塞と共に、家族で楽しんできたいと思います。
今回のレビューに登場したアイテム
日常使い・収納性重視なら:
コールマン アウトドアワゴン(参考価格:15,800円)
マンション住まいや公園遊びには、この収納効率が正義です。
野外フェス・子供の居住性重視なら:
屋根付きキャリーワゴン(参考価格:8,980円)
雨や日差しから子供を守り、フェスを「完走」するための移動要塞。
■ 戦略の実行ログ(カテゴリ別)
ロードマップの具体的な進捗と、リフターロング活用の全知見はこちら。
[リフターロング運用実証ログ]
[5人家族の戦略的レジャーの記録]
[HRマネージャーの生存記録]
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