予告|『緩和ケアにやりがいなんて、あるんですか?』(金原出版)が出ます。
少しだけ、宣伝させてください。
本を出させていただきます。
『緩和ケアにやりがいなんて、あるんですか?』(金原出版) 2026年6月下旬発売予定
この本の主な舞台は、陸の孤島のような地方の療養型病院です。
最先端医療の現場ではありません。
医療資源も限られています。
むしろ、医療の“最後尾”といえる場所です。
スポットライトは当たらず、
拍手も賞賛もない。
他の医療者から軽んじられているように思うこともありました。
あるのは、
泥臭くシビアな現実と、
それでも確かに存在している人の営みです。
そんな現場でも、等しく生老病死はやってくる。
人の苦悩はそこに存在しています。
いや、ときに、より深い苦悩かもしれない。
ここには、
超絶技巧のスーパーヒーローのような医師は登場しません。
優しくこころが温まるだけの話も書いていません。
緩和ケアの知識やノウハウを解説する本でもありません。
その中で、
患者はどう生きているのか。
医療者は何をしているのか。
何ができて、何ができないのか。
そして、
なぜそれでも人は人の前に立ち続けるのか。
この本は、その問いの記録です。
そして———
noteには書くことのできなかったような、
もう少し深い場所の話も記しています。
言葉を交わせなくなった患者の傍らで
静かに感じたもの。
うまく説明はできませんが
確かにそこにあった何か。
この本は、そうした時間と並行して、
わたし自身の心や身体の傷、迷い、過去との往復を含めて書いたものです。
らせん状に物語が進んでいくような…?
そこは他に類書の無いつくりになったかなと思っております。
身を削るようにして書きました。
医学書専門の出版社さんから出していただくのですが、
医学書らしくないかもしれません。
医療従事者ではない方にも、
読んでいただける内容だと思います。
お手に取っていただけたら、とてもうれしいです。
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