【エッセイ】マリノスケくんに命を救わわれた話
☆不純な動機でも、愛があればいい。病気がわかって絶望した私が、人生を『機種変更』して前を向くまでの話。
こんにちは、らぶパル!です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 私はといえば、今日も今日とて「推し」に感謝し、元気をもらう日々を過ごしております( ̄^ ̄)ゞ
今日は、私の「推し活」が思わぬ形で人生を救ってくれた、少し不思議で、でも本当の話を書き留めておこうと思います。
〇不純な動機:きっかけは、愛でいい。
1月、私は横須賀にいました。目的はただひとつ。 **「マリノスケくんに会うため」**です!

実を言うと、私は献血が大の苦手。過去に貧血を起こしたこともあり、いわば「犬猿の仲」でした(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆。
けれど、その時の私は愛の力で無敵状態(笑)。
「献血広報大使のマリノスケくんが喜んでくれるなら、私の血くらい喜んで献上いたしましょう!」
そんな現金な(?)動機で向かった献血会場でしたが、そこには最高のご褒美が待っていました。なんと、マリノスケくんを少しの間だけ独り占めさせてくれたのです……!( ˙v˙ )
推しと過ごしたあの時間は、何にも代えがたい幸せな記憶として胸に刻まれました。


〇恐怖:献血センターからの、予期せぬ電話
最高の遠征から2週間後。私のスマホが鳴りました。 相手は、献血センターのセンター長さん。
「空いている日に、なるべく早く来てほしい」
その時の私はまだ、お花畑🌸な脳内でした。
「あちゃ〜、マリノスケくんに興奮しすぎて血圧でも異常だったかな?(ノ∀`)」
なんて軽い気持ちで、センターの門を叩いたのです。
〇捧げた400mlと、消えた「希望」
センター長室の重苦しい空気。 センター長さんから告げられたのは、予想だにしない
**「(病名)陽性」**という言葉でした。
頭が真っ白になる中で、私は震える声でこれだけを聞き返しました。
「あの……骨髄バンクのドナー登録は……残りますか?」
誰かの役に立ちたくて、登録したドナー。
「申し上げにくいですが……登録は取り消しになります」センター長さんは、静かに首を振りました。
その瞬間、私は大号泣してしまいました。
あの日、推しへの愛で捧げた400mlの血液も、誰かを救うはずだったドナー登録も、ハレー彗星のように遠くへ飛んでいってしまった。
私の「社会貢献」は、届かなかった。
自分という存在が、急に「汚れてしまった」ような気がして、絶望で足元が崩れる思いでした。

〇「汚れた」と思った私を、変えなかった彼の手
陽性と告げられ、ドナー登録が消えた瞬間、自分という存在が急に「社会の欠陥品」になってしまったような気がしました。あんなに楽しかったスタジアムが、急に遠く、自分にはふさわしくない場所のように思えて、涙が止まりませんでした。
それでも……もし、あの日献血に行っていなかったら。
今頃私は、自分の体に起きている異変に気づかないまま、大好きなスタジアムに一人で足を運ぶことすらできなくなっていたかもしれません。
今の私は、正直に言えば、以前と全く同じ私ではありません。
グリーティングで推しと触れ合う時、頭では分かっていても、ほんの一瞬、手が止まってしまう。
**「こんな私が触れてもいいのかな」**
という迷いが、どうしても拭えなくて。そして、スタジアムで力いっぱい楽しんだはずなのに、家に帰ると堰を切ったように涙が溢れてしまう夜もあります。

〇「元通り」ではなく「再構築」していくこと
けれど、そんな葛藤の中で気づいたことがあります。
傷ついた心は、無理に元通りにする必要はないんだ、ということ。
まるでスマホを機種変更するように。
古い機種(以前の私)が壊れてしまっても、大切なデータ(推しへの愛や思い出)はちゃんと引き継げる。そして、新しい機種(病気と共に歩む私)として、新しく自分を再構築していけばいい。
「元に戻らなくても大丈夫。新しくなればいい」
そう思えた時、スタジアムで変わらず手を振ってくれる推しの姿が、今まで以上に輝いて見えました。彼は「以前の私」ではなく、今の「新しい私」を、等しくサポーターとして迎え入れてくれている。
その手のひらを見るたびに、
「私はまだ生きていていいんだ」
と、心の底から思えるのです。

〇皆さんに知ってほしいこと
私の病気は、日常生活において他人に感染するものではありません。スタジアムで隣り合わせになっても、絶対に誰かに移すことはありません。そこだけは、どうか安心して一緒に応援してくれたら嬉しいです。

〇まとめ:人生の「機種変更」へ…
これから一生続いていく服薬生活。正直、お薬代もバカ高くて「政府さん、もうちょっと頼んます〜!☠💊」なんて思っちゃいますが(笑)。
まだまだ、切り替えれてないし、ムリぽ〜って感じです!
けど、心に負った傷は、無理に元通りに修復しなくていい。まるでスマホを機種変更するように、今の自分に合わせて「人生を再構築」していけばいいんだって気づけました!
古い機種(これまでの私)は少し壊れてしまったけれど、大切なデータ(推しへの愛や思い出)は全部、新しい自分に引き継いで行けたらな!と思います(機種変完了は何時になることやら…)(*^^*)
大好きなパルちゃん、こパルちゃん、マリノスケくん、ヴァンくん、ヴィヴィくん、グランパスくんそして、これから会って推しになるかもしれないマスコット達……彼らに会えなくなる方が、私にとっては1億倍つらい!
だから、
病気になっても推しへの愛はモーマンタイ!
「あの時、会いに行ってよかった」
心からそう言える未来を、大好きなスタジアムで更新し続けていこうと思います。
ありがとう、マリノスケくん。
これからもよろしくね、私の推したち(´。✪ω✪。`)

(らぶパル!)
