ツインレイ物語│現代編第1話 星と地と月が満ちた結びの夜 二人がむかえた約束の時。
🌠遠い昔から転生をくり返し、現代に結ばれたツインレイの時空を越えた幻のファンタジー物語。
🌱この物語に秘められた、小さな「ことたま」の響きが、アナタの心のどこか深くに届く時、それは、
💫ここでつながった、アナタとアナタの大切な人へお届けする「望む未来を約束する」祝福の祝詞です。
🌠時が満ち放たれる、この物語に触れた“アナタとアナタの大切な人”の物語です。
豊かな幸せと恵みがふたりにふりそそぎますように。
🦄祈りを込めて🦄
2026年 七夕🌌の波動にのせて、
第1~3話まで、連続でお届け致します。
金星。
海の泡から生まれた愛の女神アフロディーテ。
地球へ生命の火をもたらしたと語られるサナトクマラ。
明けの明星として語り継がれたルシファー。
神話も宗教も違う。
時代も文化も違う。
それでも、その奥には一つの共通した記憶が流れているように思える。
『遠い星から、愛と命と光が地球へ運ばれてきた――そんな太古から続く秘められた記憶である』ということ。
その記憶の糸を、月の妖精がそっと手繰り寄せる。
🌠星と月と地の結び
ナーガとオーディンが交わした約束も、 闇の底でようやく到達した祈りも、
すべてその糸にからまりながら、
時空を超えて運ばれていく。
いつか、
ストロベリームーンの夜に、
ふたつのタマシイが再び出会う
その時まで。
月の妖精が、結びの時を知る。
ツインレイ物語│現代編第1話
ビルのすき間から覗く空が、薄く紅く染まりはじめていた――。
金星と満月に見守られた“静かな恋”が、 誰にも気づかれぬまま、
そっと芽吹いていく
ツインレイ物語 現代編①
ストロベリームーンの夜
―オーディンとナーガの祈りが光となり、
金星をかすめて時空を超えた。、
果たせなかった修行僧の祈りも

ジャンヌ・ダルクの覚悟も

素盞嗚とクシナダヒメの約束も、

無名の兵士とナイチンゲールの炎も

特攻隊とひめゆりの少女の献身も

そのすべてがひとつの軌跡となって、
今という時代へと流れ着いている。
その光の名残を、本人たちは知らない。
ただ、
胸のどこかに疼く種を秘めている。
埋めるべき空間を感じている。
理由もなく、誰かを探してしまう。
タケルは、煙草をやめて、ビルの屋上で空を見上げることが常となった。
今日もまた、なんとなくエレベーターのボタンを最上階まで押している。
サオリは、同じビルの別フロアで勤めていた。
人当たりはやわらかく仕事の処理は的確だが、どこかいつも一歩引いている。
恋愛の話になると笑ってごまかし、 夜になると、ときどき月を見上げては胸の奥の正体不明の寂しさをまぎらわせていた。。
六月の終わり、ビルのすき間から覗く空が、薄く紅く染まりはじめる。
今年のストロベリームーンは、いつもより少し低く、やわらかな光で街を見おろしている。
エレベーターの到着音。
屋上の扉が開き、タケルは無意識のうちに空へと顔を上げた。
そこには、すでにひとりの女性が立っていた。
フェンスにもたれ、じっと月を見ている横顔。 風に揺れる髪。
そのシルエットを見た瞬間、 タケルの胸のどこか深い場所が、ぎゅっと掴まれたように痛んだ。
女性が振り向いた。
「……あ、ごめん。お邪魔かな? 誰かいるとは思わなくて」
「時々 ここにくるんだね。」
声をかけながら、彼は少し距離をとって立つ。
「月が、好きなんですか?」
沈黙を掻き消すように、タケルが口にする。
サオリは視線を空に移して、小さくうなずいた。
「はい。特に……こういう、少し赤い満月が。。。キレイだな、と思って」
ほのかな、紅色の光がサオリの頬をなぞっている。
「キレイなのは、君のほうだょ」という言葉を飲み込んだタケル。
薄れいく光の中にたたずむこの美しい女神には、どんなコトバも似合わなかった。
タケルは、少し慌ててコトバを探した。
「ストロベリームーンって言うんだっけ。 一緒に見ると、ずっと離れないって、どこかで聞いたような。」
言いながら、タケルは自分でもなぜそんな台詞が出てきたのかわからなかった。
しかしその瞬間、サオリの表情がパッと輝いた。
この言葉、この月、この距離感。
どこかで、何度もくり返した気がする。
「その話、知ってるんですか?」
気づけば、少し食い気味に問い返していた。
タケルは照れたように頭をかく。
「いや、ちゃんとは。
でも……前にも、誰かと、こんな話をしたような気がして」
サオリは、胸の奥に浮かび上がる景色を、必死に言葉へ変えようとした。
火の粉が舞う空。
地をさくような轟音。
祈りのように伸ばされた響き。
しかし、差しのべたその手はいつも、
途中で闇に呑まれてしまう。
タケルもまた、
その瞬間
知らないはずの痛みを、
喉元に感じていた。
ふたりはしばらく、
何も言わずに並んで月を見上げていた。
言葉を交わさずして二人の波動は、
共鳴のリズムを奏でた。
金星が、
ストロベリームーンのそばで、ひっそりと瞬いている。
愛と美の女神の星は、何も語らない。
けれど、そのまたたきで、
「今夜は特別だ」と告げているようだった。
「……変なこと、話してもいいですか」
サオリが、月から目を離さないまま口を開く。
「満ちた月を見ていると、ずっと前に、すごく近くにいた誰か、離ればなれになった誰かを、探したくなりませんか?
ちゃんと守れなかった気がするって、思ったりして。」
ストレートだが、あまりにも唐突な話
言い終えたサオリは、真顔でタケルの方に視線を落とした。
ストロベリームーンの淡い光は二人の空間を、異次元の密度で包み込んでいる。
タケルは、
否定することができなかった。
「あるかもしれない。思い出せないのに、謝らなきゃいけない誰かがいるような……そんな感じ?」
無理に話を合わした訳ではない。
サオリの真っ直ぐな瞳に吸い込まれるように、ふたりの言葉がどこかでぴたりと重なる。
説明も、証拠も、何ひとつない。
タケルの胸の奥が「そうだ」と静かにうなずいている。
「やっと、見つけた」
サオリの深い瞳は安らぎに満たされた。
「やっと、見つけてくれたのね」
「やっと、迎えにきてくれた」
「ワタシは、ここに居る」
そんな、響きが二人をつつんだ。
あらがいようのない
心の叫びかもしれない。
そのとき、ビルの影から、月が完全に顔を出した。
紅く満ちた円が、夜空にゆっくりと浮かび上がる。
ストロベリームーンの光が、ふたりの横顔をハッキリと照らし出す。
その時
二人の無意識の領域深くに、月の細やかな振動が伝わり共鳴の波動が広がる
鏡のような水面に落ちたひとしずくが、
次々に波紋を拡げ
水面が、あわ立つほどの
エネルギーになって
広がっていくかの如く。
ナーガとオーディン。
ジャンヌと修行僧。
素盞嗚とクシナダヒメ。
兵士とフローレンス。
特攻隊の青年と、ひめゆりの少女。
幾度も名と姿を変えながら、
果たせなかった約束を胸に、
時空を超えてつなぎ続けた
ふたつのタマシイは、
ついに
この「和」の国の
何気ない日常のいとなみのなか、
「タケル」と「サオリ」という
名もなき名を得て
同じ地、同じ星、同じ月の下に、
今ここに、立っている。
時が満ち
すべてを果たした
待ちし約束の時
もう苦行ではない。
罪を背負って償うためでも、
自己を犠牲にして
救うためでもない。
霊と肉と結が、
ひとつの喜びとして
出会い直すための、
静かな、小さな、はじまりだった。
運命のパズルは、本人たちがわからないままでも容赦なく結ばれていく。
美と愛のビーナスの恵みなのか
宇宙から降りてきた魔王の力なのか
堕天使の気まぐれなのか
ただのありふれた偶然なのか
理由など今はいらない。
サオリは、
この柔らかな時間と空間が、久しく限りなく感じたことのないような、懐かしい安らぎに満ちたもので、やっと、たどり着いた場所だと、確信した。
「すみません、、、」
「突然なんですが、いいでしょうか?」
サオリが、ゆっくりとタケルのほうに、向き直った。
「来年のストロベリームーンも、ここで一緒に、見ていただけませんか?」
「理由は……わからないけど。
そのときまでに、思い出せるかもです」
タケルは、
少し驚いたが、
即座に、安心した笑顔で、
一段大きな高いトーンで答えた。
「いいね。もちろん。約束しよう」
約束
―― その言葉が、
遠い昔の祈りと共鳴して、
ふたりの胸の奥で、
やわらかく鳴り響く。
求める愛ではなく、
信じる愛へ還るための、
小さな一歩だった。
ただ、
またここで一緒に月をみるだけ。
それだけでいい。
それだけの約束。
金星とストロベリームーンが、
その一歩を見守っている。
月のかけらの妖精が知っていた。
それは、
ナーガとオーディンの
転生したツインレイの二人が、
ようやく
「今」という時空で出会う約束の成就。
新しい物語は、
音もなく、
絹のような揺らぎを響かせて
こうして、
今、ここ、から始まる。
《ツインルイ物語》
遠い、遠い過去世。
それは、この銀河の法則が定める「時間」という概念がまだ曖昧だった頃。
二人のツインレイのルーツは光と歓喜に満ちた「エデンの園」アダムとイブ
彼らは、神の愛から分け与えられた一つの魂が二つに分かれた、完璧な陰陽の対(ツインレイ)だった。
宇宙の遥か彼方、二人は「約束の地 聖なる虹の架け橋でつながる弥勒世界」と呼ばれる、時空を超えた高次元のエネルギーが満ちる修業の地『Asgard-Nooa』に、オーディン【陽 男性性】とナーガ【陰 女性性】として、転生した。
これは、ナーガとオーディンの魂(分けミタマ)が、時空を超えた転生を繰り返し、
現代で果たせぬ夢を成就する。
魂の創作ファンタジーである。
