ep 06|韓国・雪岳山。登頂できなかったけど、それでも最高だった話
いよいよ韓国・雪岳山(ソラクサン)登山の日。
朝はまだ日も昇らない時間に起床しました。
正直、眠い。
でも不思議と嫌な眠さではなくて、「ついにこの日が来たな」というワクワクの方が大きかった気がします。
目をこすりながらホテルを出て、みんなでコンビニへ。
今思い返しても、この時間がなんだか楽しかったんです。
お昼ご飯や飲み物を選びながら、
「これ持って行こう」
「それ美味しそう」
なんて話をして。
遠足前の子どもみたいな時間でした。
みんなで昼食を購入し、それぞれ分担して持ち合います。
そして、いざ出発です。
今回の予定は、駐車場に車を停めてタクシーで別の登山口へ移動し、景色を楽しみながらゆっくり長いルートを歩き、最後は車を停めた場所へ下山するというもの。
韓国料理屋のオヤジが考えてくれたプランでした。
ところが。
駐車場に着いて待てど暮らせどタクシーが来ない。
あれ?
あれ???
全然いない。
ええええええええええ。
まさかの予定変更です。
タクシーが捕まらない以上、今いる登山口から登るしかありません。
仕方ない。
登山ではこういう予定変更もある。
そう自分に言い聞かせながら出発しました。
しかし。
この判断が後に私たちを苦しめることになります。
登り始めてしばらくすると、
「あれ?」
という違和感。
急なんです。
とにかく急。
しかも足場が悪い。
日本の山でもそれなりに歩いてきたつもりでしたが、明らかに今まで経験したことのないレベル。
息が上がる。
足が重い。
休憩したい。
そんなことを考えながら必死に登っていると、下山してきた方が教えてくれました。
「このコース、雪岳山で2番目にキツいコースですよ」
・・・。
だよね!?!?!?笑
思わず心の中で叫びました。
どうりでキツいわけです。
しかもタクシー探しで予定より時間を使ってしまったため、このコースを周回することに。
つまり。
帰りもここ。
この急斜面を下るの?
大丈夫かな?
正直かなり不安でした。
登っている間もずっと、
「下山の方が怖いかもしれない」
と思っていたくらいです。
それでも景色は本当に綺麗でした。
日本とはまた少し違う岩肌。
迫力のある山々。
韓国まで来て良かったなと思える景色が広がっていました。
途中でみんなと食べたキンパも最高でした。
外で食べるご飯ってどうしてあんなに美味しいんでしょうね。
そして。
頑張って頑張って登った結果。
私たちは7割ほどの地点で折り返すことにしました。
登頂はしていません。
でも。
実は少しホッとしたんです。笑
なぜなら残りの3割がさらにキツくなると聞いていたから。
今思えば、あそこで無理をしなかった判断は正しかったと思います。
登山は頂上に立つことだけが目的ではない。
無事に帰ってくることも大切。
今回の雪岳山で改めてそう感じました。
初めての海外登山。
結果だけ見れば途中撤退。
でも、不思議と悔しさよりも楽しさの方が残っています。
早朝のコンビニ。
みんなで分け合った昼食。
予想外の予定変更。
息を切らしながら登った急登。
途中で食べたキンパ。
全部ひっくるめて良い思い出です。
またいつか。
今度はもう少し体力をつけて。
そして次こそは山頂を目指して。
雪岳山にリベンジできたらいいなと思います。
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