ベリカード29. ラジオ・ウランバートル(モンゴル)
a. 2026年1月現在、同局は「モンゴルの声」の名称で、1日2回、各30分の日本語放送を行っているようです。12015kHzも使われているとのこと。
ベリカードの写真には、ウブルハンガイ (Өвөрхангай) 県のシレート湖 (Ширээт нуур) と説明があります。Googleマップの航空写真を見ると、絵葉書の構図からして、湖の北側の山から撮影されたものではないかと思われます。しかし現在の航空写真では、湖の北半分が干上がっているように見えます。絵葉書にも湖の奥に砂州のようなものが写っていますが、現在はその南側にしか水が残っていないようです。地図のモードで確認しても、やはり南側だけが水域として表示されています。
これが地球温暖化の影響なのかどうかは分かりませんが、私はこの湖とほぼ同じ緯度に位置するアラル海の縮小を思い出さずにはいられませんでした。もっともアラル海については、温暖化以上に灌漑による人為的な排水が主因とされています。ウィキペディアの「アラル海」の記事には縮小の様子を示すアニメーションがありますが、その開始時点は2000年。既に大幅に縮小した後の姿です。それよりも大きく、白っぽく丸みを帯びた部分がありますね。私の中学・高校時代に使っていた地図帳には、その形のアラル海が描かれていました。「アラル海」「縮小」で画像検索してみてください。2000年以前の姿も含めて、様々な形が表れてきます。
身の毛がよだつまでの変化です。
少し脱線しましたが、読者の中には、この脱線の方を期待されている方もいらっしゃるのではと思い、書かせていただきました。

受信データ:1993/1/10、1420-1449UTC受信(12015kHz)、日本語。
b. こちらのカードには図柄の説明はありませんでした。
遊牧民の移動式住居である「ゲル」、そして国旗にも使用されている「ソヨンボ」の紋章が描かれており、モンゴルを象徴するデザインであることは明らかです。だた、左側に描かれた岩山から流れ落ちる滝は、どこか山水画のようで、私の頭の中にある「草原の国モンゴル」のイメージとは少し異なります。このイメージのズレもまた、ベリカードの面白さの一つかもしれません。

受信データ:1994/10/23、14:29-14:59受信(12015kHz)、日本語。
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【完結】 かつて日本の青少年を夢中にさせた BCL(Broadcast Listening)。世界中から届く短波・中波放送の声に耳を澄ませ…
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