オンライン日本語教師、今から始めるのは遅い?
こんにちは。Rikoです。
今日は
・これからオンライン日本語を始めてみたい!
・オンライン日本語教師に興味がある
という方に向けて、記事を書きました。
私が10年日本語教師を続けてきて思ったことや、コロナ禍、最近の動向などを踏まえて考えたことを書きました。
これから始めたい方に、参考になれば嬉しいです。
「オンライン日本語教師」はもう稼げない!?
最近「オンライン日本語教師に興味がありますが、いまから始めても遅いですか?」という相談をたくさん受けます。
10年前は「オンライン」で日本語を教える仕事は全くありませんでしたし、「日本語教師=日本語学校で教える」が主流でした。
コロナを経て「オンライン日本語教師」と言う仕事がクローズアップし始めました。また、最近の円安と相まって、最近は人気が出ている職業の一つにもなっています。
では、いまから始めても遅いでしょうか?
・日本語教師が増えているし、参入しても難しいのでは?
・単価を上げるのは難しいのでは?
など、相談を受けることが増えました。
これは、私が実際にオンライン日本語教師として教える中で、また教師の養成をしている中で感じている肌感覚になりますが、
結論から言うと「人による」です。
個人で働く場合「自分次第」である部分がかなり大きいです。
そもそも、オンライン日本語教師として個人で働く場合、日本語学校などに属さない分、個人の能力・努力により結果が変わります。
「個人=商品」と言っても過言ではありません。
オンラインで日本語教師を始めて、どんどんレッスンが入る人もいれば、なかなかうまくいかない人もいます。
個人で仕事をやる場合、差は出ます。
逆にいえば「商品は自分」だと自覚を持って始めた人は、自分で努力ができるし、すぐにうまくいかなくても落ち込まずに「改善策」を見つけることができるので、うまくいきやすいです。
では、このほかに、どうしたら結果が出やすくなるでしょうか?
ここからは、これから始める人でも成功しやすい考え方や成功する傾向について書いていきます。
ぜひ、参考になれば嬉しいです。
今から始めるために、すべきことは?
一昔前は、教師の人数も少なかったので、プラットフォームなどに登録すれば、ポンっとトライアルが入り、トントン拍子で上手くいくことが多かったですが、最近はそうとは限りません。
登録しても、なかなかトライアルが入らなかったり、自分のプロフィールが埋もれてしまって見てもらえないこともあります。
では、これから始める人には何が必要でしょうか?
自分と商品の価値を上げるには?
昔は独学でもできていたことが、今は「教える知識」や「人柄」「人と違う強み」が求められていると感じます。
教師が増えた分、競争が生じ、価値の高いレッスンはどんどん選ばれて、単価が上がっていく。一方で、価値が感じられにくいレッスンは、継続に繋がらず、低単価のままです。
安ければいいというわけではなく、価格に見合った価値が提供できているかどうか、でお客様は選んでいます。
学習者も教師選びはシビアに見ています。
お金を払うなら、しっかり教えてもらいたい。
ちゃんとした先生にお金を払いたい。
当然、こう思いますよね。
数多の教師から写真、自己紹介動画、プロフィールなどを見てトライアルに申し込んでくれるわけです。
具体的には、
①教える技術を高める
・教え方について学ぶ
・成功している経験者の体験談を聞く
・教える練習をする
・ボランティアで教え始めてみる
②気持ちの良いコミュニケーションをする
・コミュニケーションをより丁寧することを心がける
・相手に寄り添ったメッセージを送る
・やる気を出させてくれるようなレッスンを提供する
③認知を拡大する(集客)
・さまざまなプラットフォームに登録する
・プロフィールを整える
・自分のレッスンを告知する
・知り合いに紹介してもらう
など、まずはできることから始めてみましょう。
「独学でもできますか?」
と質問もいただきますが、個人的には独学はあまりおすすめしません。
日本語教師は国家資格にもなっている仕事です。
少なくとも、特に今まで何かを教えた経験がない方は、教え方を学ぶと圧倒的に近道です。
なぜかというと、現状として、同じように独学ではじめようとする人が増えているので、その人たちとの差が生まれず、結果、埋もれてしまうからです。
正直なところ、最近の日本語教師界隈を見ていると
「誰でもできる!」
「楽して稼げる」
などと謳って発信をしている方もいるようですが
個人的には「楽しては稼げない」と思っています。
現在、新規参入者が増え、競争も増えてます。
正直、質の高い日本語レッスンを提供できなければ、低単価になりますし、疲弊してしまいます。
しっかり教える土台を作ると、お客さんが来て、結果単価も上がります。
私は、10年日本語教師を続けてきましたが、日々学びだと感じていますし、定期的に研修やワークショップに参加してきました。
そのおかげか、今ではレッスン単価が3倍以上になり、週20時間でもサラリーマンの月収ほど稼ぐことができています。
はじめの頃に「手抜き」や「楽する」ことを優先せずに、コツコツ積み上げてきて良かったと心底思っています。
海外在住者が集客に有利な理由
私がスペインに住んでいるのでかなり実感していることですが、、、
海外在住者は「海外に住んでいる」だけで「強み」になります。
なぜかというと
①集客がしやすい
→周りは外国人ばかりなので、オンラインの集客だけでなく、ビラを張ったり、日本料理店に名刺を置かせてもらうなど、オフラインでの集客も可能になります。
特に、北欧など現地の物価が高い地域では、現地で集客した方がお得です。
②時差があれば、集客が有利になる
→特に時差がある地域に住んでいる人はそれだけで、有利な条件で始めることができます。
特に、海外に住んでいる日本人は日本国内に住んでいる日本人より圧倒的に少ないです。
オンラインで働いていると世界中の人がお客さんになりうるわけですが、時差があるので、「教えられない時間帯」が出てきてしまいます。
海外在住者が有利なのは
「日本在住の日本語教師が教えられない時間帯に教えることができる」からです。
例えば、スペインに住んでいると、ヨーロッパの夕方〜夜のレッスンは即満席になります。
特に私の場合は、アメリカ人の予約が多く、新たなスケジュールを出すと、すぐに予約で埋まります。
これは、ヨーロッパの夕方〜夜=日本の夜中に該当するので、この時間帯に教えられる日本人教師が需要に対して、まだまだ足りていません。
なので、特にヨーロッパや北米在住者は供給量が低く、需要が高い状態で始められるので、日本在住の日本語教師よりも有利な条件で教えることができるのです。
(海外在住だと、日本円ベースではなく、ドルやユーロで収入が得られるのも嬉しい)
まとめ
・フリーの日本語教師、今から始めても遅くないが「個人」の努力による
・「レッスンの質」を高めると単価は上がっていく
・独学よりもまずは「教える」土台を整えよう
・海外在住者、特に時差がある国に住んでいる人は有利な条件で始められる
***
少し現実的な面も書きましたが、日本語教師は楽しいこともとても多いです。
過去に高校教師をしていた時に先輩教師から「教師という仕事は、9割大変だけど、残りの1割の楽しさで報われる」という言葉を聞いたことがありますが、まさにそうだと思います。
日々の日本語のレッスンの教材準備は正直地味な作業です。
でも、事前の準備を入念にすることで、学習者が喜んでくれたり、楽しいレッスンになると、それだけで「やってよかった」と思えるのです。
「日本語教師をやってみたい!」と興味がある方は、ぜひ、挑戦してみてくださいね。応援しています^^
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