昔の自分を叱りたい
「眠れないんだよ。午後三時以降にカフェインを摂ると。」
副本部長は異動してきてすぐ、お茶汲みの女性たちにそう言った。
「だから三時のコーヒーはノンカフェインにしてくれ。」
めんどくさい人だなぁと若い頃の私は思った。コーヒーや緑茶をいくら飲んでも、いつ飲んでも夜はぐっすり寝られたから。
眠れないだなんて、デリケートぶっているだけだと本気で思っていた。
しかし歳をとった今、当時の私を叱りたい。
眠れないです。
カフェインを遅い時間に摂取すると。
今では午後三時以降にはコーヒーは控えている。あの頃、副部長のことを悪く言って(当時は女子みんな文句を言っていた)申し訳なかったと反省している。
仕事中も家にいる時も常に水分を摂っているが、午後三時以降はコーヒーを控え、水を飲んだり、カフェインレスのお茶を飲むようになった。
でも眠れないのはカフェインだけのせいではないみたい。歳を重ねるごとに眠りが浅く、睡眠時間が短くなっていく。これは自然なことのようだから、「眠れない!」と焦らないようにしている。
「眠れないなら、無理に寝ようとすることないじゃない。何で寝ようとするの?」
以前、タモリさんが言っていたことだ。
タモリさん曰く、布団から起き出して眠くなるまで好きなことすればいいと。別にそれで朝を迎えてもいいじゃないかと。
その言葉を思い出して、無理に寝なくてもいいじゃないかと、眠れない時、夜中に目が覚めてしまった時はスマホを観たり(布団の中でのスマホは推奨されていないが)、本を読んだりしている。そうこうしているうちにいつの間にか眠くなり寝てしまう。
日中に眠くならないなら、それでいいのではないか。実際、自分の睡眠時間は短くなっているが、日中に眠くなることはあまりないからこれでいいのだと思っている。
でもショートスリーパーにまではなれないかな……
小牧幸助さん
よろしくお願いいたします。
