レシートの裏は女らしさ皆無、でもアレが綺麗になるの
レシートに携帯電話番号を書こうとしたら、
「うわっ色気ない!女子なら手帳の後ろのメモを破いてとかさ〜 そういうものじゃないの〜」と、行きつけバーの店長に言われたことがある。
反省、反省。そう言われてみれば確かにそう。
でもその時の私はメモ帳など持っておらず、財布の中に突っ込んであるレシートをひっぱりだしたのだった。
連絡先を書こうとして、「うわっ!……」と言われて、結局は店長がメモ帳という名の白い紙を一枚くれたのだった。
こういう場面で、いかに自分が女性として欠けているかを気付かされる。
せめて紙のコースターだったらよかったのかな。
あっけらかんと自分の年齢を答えて注意を受けたこともある。
「女性は簡単に自分の歳を口にするものじゃないよ~」現代ならばこんな発言はハラスメント案件ですよ。
昭和のいい時代を過ごしてきたのだと思う。
今でこそハラスメント案件だが、昔はこんな一言、一言をいただきながら自ら成長していったのだと思う。
あの一件以来、ひとに渡すメモにレシートを使うことはない。だいたい今の時代は紙のメモ帳なんていらないけれど。スマホさえあれば連絡先も写真もデータも何でもやり取りできるのだから。
◇
でもね、家ではレシートの裏にかなり利用している。メモもとるし、いたずら書きもする。ボールペンのペン先がいい感じでレシートの表面にひっかかり、書き味が良く気持ちがいい。
直近に読んだ本のタイトルをレシート裏に書き連ねておいたら、家族に「なに?これ」と不思議がられたり、レシートを縦に二つ折りにして栞にしたり、なんだかんだでレシートは私の生活に密着している。
そして、レシートといえばアノお掃除にも使えます。
それはスマートフォン画面です。
指紋でベタベタな画面も、レシートの裏で磨けば油分も取れてアラ!不思議!
スマホの画面はピカピカに!
でも、その汚れがレシートに吸着したのか?はよくわからない。汚れが引き伸ばされただけでは?とよく理解出来ていない原理だけれど、これはテレビの情報です。
◇
そんなレシートを清算時に受け取らない決心をしたのは冬のこと。
それは今でも実行している。
ほとんどのレシートは受け取っても捨ててしまうし、ダイソーのセルフレジでは印刷をしない機能がついたのでありがたい。
レシートだらけだった財布はスッキリし、精神衛生上良いのではないか、思いのほかいい感じの効果がある。正解だった。
レシートにメモをする時にふっと思い出す店長の言葉。
あの時に使っていた携帯電話番号を私はもう覚えていない。
小牧幸助さん よろしくお願いします。
