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レシートの裏は女らしさ皆無、でもアレが綺麗になるの

レシートに携帯電話番号を書こうとしたら、
「うわっ色気ない!女子なら手帳の後ろのメモを破いてとかさ〜 そういうものじゃないの〜」と、行きつけバーの店長に言われたことがある。

反省、反省。そう言われてみれば確かにそう。
でもその時の私はメモ帳など持っておらず、財布の中に突っ込んであるレシートをひっぱりだしたのだった。

連絡先を書こうとして、「うわっ!……」と言われて、結局は店長がメモ帳という名の白い紙を一枚くれたのだった。

こういう場面で、いかに自分が女性として欠けているかを気付かされる。
せめて紙のコースターだったらよかったのかな。

あっけらかんと自分の年齢を答えて注意を受けたこともある。
「女性は簡単に自分の歳を口にするものじゃないよ~」現代ならばこんな発言はハラスメント案件ですよ。

昭和のいい時代を過ごしてきたのだと思う。
今でこそハラスメント案件だが、昔はこんな一言、一言をいただきながら自ら成長していったのだと思う。

あの一件以来、ひとに渡すメモにレシートを使うことはない。だいたい今の時代は紙のメモ帳なんていらないけれど。スマホさえあれば連絡先も写真もデータも何でもやり取りできるのだから。

でもね、家ではレシートの裏にかなり利用している。メモもとるし、いたずら書きもする。ボールペンのペン先がいい感じでレシートの表面にひっかかり、書き味が良く気持ちがいい。

直近に読んだ本のタイトルをレシート裏に書き連ねておいたら、家族に「なに?これ」と不思議がられたり、レシートを縦に二つ折りにして栞にしたり、なんだかんだでレシートは私の生活に密着している。

そして、レシートといえばアノお掃除にも使えます。

それはスマートフォン画面です。

指紋でベタベタな画面も、レシートの裏で磨けば油分も取れてアラ!不思議!
スマホの画面はピカピカに!

でも、その汚れがレシートに吸着したのか?はよくわからない。汚れが引き伸ばされただけでは?とよく理解出来ていない原理だけれど、これはテレビの情報です。

そんなレシートを清算時に受け取らない決心をしたのは冬のこと。
それは今でも実行している。
ほとんどのレシートは受け取っても捨ててしまうし、ダイソーのセルフレジでは印刷をしない機能がついたのでありがたい。

レシートだらけだった財布はスッキリし、精神衛生上良いのではないか、思いのほかいい感じの効果がある。正解だった。

レシートにメモをする時にふっと思い出す店長の言葉。
あの時に使っていた携帯電話番号を私はもう覚えていない。


小牧幸助さん  よろしくお願いします。

#シロクマ文芸部
#レシートに


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