さて,共通テストも終わったことだし,自称おひさまの高校教員が「情報Ⅰ」の問題に関してNotebookLMに整理してもらった
はじめに
日向坂46に絡めていないので,動画だけ共有w
2年目の共通テスト 情報Ⅰが終わりましたので
とりあえず,試作問題から2025年(本試験・追試験),2026年(本試験)の問題データ(PDF)と,駿台・ベネッセ データネットの問題講評をNotebookLMにぶちこんでみましたw
試作問題
試作問題はこちらからダウンロードしました。
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/kako_shiken_jouhou/r7/r7_kentoujoukyou/r7mondai.html
試験問題のダウンロード
2025年の本試験と追試験はこちらからダウンロードしました。
本試験
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/kakomondai/r7/r7_honshiken_mondai.html
追試験
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/kakomondai/r7/r7_tuisaishiken_mondai.html
2026年入試は,以下のデータネットのWebページからダウンロードしました。
問題講評
難易度等,問題講評は一旦駿台・ベネッセ データネットのものを活用させていただきました。
アウトプット
こんな感じで,レポートと動画解説を指示してみました。
大学入学共通テスト 情報Ⅰについて,試作問題から2025年入試(本試験・追試験),2026年入試と,問題の傾向や難易度がどのように変化したか,基本的に問うている本質的なコンセプトは何かをアウトプットしてください。
で,出力結果がこちら。
大学入学共通テスト『情報Ⅰ』の出題傾向分析:試作問題から2026年度入試までの変遷
1. はじめに:新科目『情報Ⅰ』の導入とその意義
2025年度の大学入学共通テストより、新学習指導要領に対応した新科目として『情報Ⅰ』が導入されました。これは、現代社会においてあらゆる分野で不可欠となった情報活用能力、すなわち情報科学的な思考力やデータ分析能力を、大学教育の基礎として位置づけるという明確なメッセージに他なりません。本稿は、この『情報Ⅰ』という科目が、大学入試においてどのような能力を問い、どのように進化してきたのかを明らかにすることを目的とします。
そのために、これまでに公表された主要な試験を時系列で比較分析し、出題傾向、難易度、そして評価の核心にあるコンセプトの変遷を体系的に解き明かします。具体的には、以下の3つの時点を分析の対象とします。
・試作問題(令和4年公表)
・2025年度 大学入学共通テスト(本試験)
・2026年度 大学入学共通テスト(本試験)
この分析を通じて、受験生や教育関係者が『情報Ⅰ』の学習指針を確立するための一助となることを目指します。まずは、試験全体の構造と難易度がどのように変遷してきたかを概観することから始めます。
2. 全体構造と難易度の変遷
本セクションでは、試験全体のフレームワークと難易度が、試作問題から2026年度の本試験に至るまでどのように変化してきたかをマクロな視点で解説します。この全体像を把握することは、各設問の意図を深く理解するための基礎となります。
2.1. 一貫した大問4題構成
特筆すべきは、試作問題から2026年度の本試験まで、大問4題・全問必答という構成が一貫している点です。これにより、受験生は学習指導要領の4つの領域(「情報社会の問題解決」「コミュニケーションと情報デザイン」「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」)を網羅的に学習する必要があることが示されています。
データネットの講評に基づくと、各大問の役割分担は以下のように整理でき、この構成も安定しています。
第1問 小問集合
情報社会、デジタル化、情報デザイン、ネットワーク、セキュリティなど広範な知識を問う。
第2問 情報システム・モデル化
A・Bの2部構成が多く、情報システムの仕組みや情報のデジタル表現(ビット演算など)、シミュレーションを通じたモデル化を扱う。
第3問 プログラミング
特定の課題(シミュレーションや割り当て問題など)を解決するアルゴリズム的思考を問う。
第4問 データの活用
実社会のデータを題材に、グラフ読解、統計的分析、考察を行う問題解決プロセスを問う。
2.2. 難易度の段階的上昇
試験構成の安定性とは対照的に、難易度には明確な変化が見られます。データネットの講評では、2025年度が「やや易」と評価されたのに対し、2026年度は「昨年より難化」と分析されています。
この難化の背景には、単なる知識の確認に留まらない、より深い思考力を求める問題の増加があります。2026年度の講評で指摘されているように、以下の要素が難易度を押し上げたと考えられます。
・知識をもとにした深い思考力: 記憶装置の使い分けやメールの送受信といった基本的な知識を前提としつつも、その仕組みを応用して考察させる問題が増加しました。
・専門的・応用的なテーマの導入: 特に第2問で出題された「論理演算による画像の合成処理」は、コンピュータ内部の動作原理に近い高度な内容であり、多くの受験生にとってなじみが薄いテーマであったと推察されます。
このように、『情報Ⅰ』は安定したフレームワークの中で、徐々に思考の深さと応用力を問う方向へと進化していることが窺えます。全体像を把握した上で、次のセクションでは各大問を個別に深掘りし、出題内容の具体的な変化を分析します。
3. 大問別 詳細分析
ここでは、各大問の出題内容が具体的にどのように変化してきたかを、試作問題から2026年度までの変遷を追いながら詳細に分析します。各設問のテーマや問い方の進化に注目することで、試験が求める能力の核心に迫ります。
3.1. 第1問:知識の広さと応用力を問う「小問集合」
第1問は、情報Ⅰの広範な分野から知識と応用力を問う小問集合形式で一貫しています。年度を追うごとに、問われる知識の具体性と応用レベルが変化しています。
・2025年度: 「デジタル署名」の目的や「チェックディジット」の仕組みなど、情報技術の具体的な機能に関する知識が問われました。
・2026年度: 「2進法と16進法の変換」や「電子メールの仕組み」といった、よりコンピュータの基本動作やネットワークの根幹に関わるテーマが出題されました。
この大問の特徴は、基本的な知識問題と、問題文を丁寧に読んで状況を把握し、知識を活用して解く必要のある応用問題が混在している点です。特に2026年度は、素早い進数変換の計算力が求められるなど、知識の定着度だけでなく、それを運用するスピードと正確性も試される傾向が見られました。これは、単なる概念理解に留まらず、計算練習を反復し、処理速度を高めておく必要性を示している。
3.2. 第2問:専門性を深める「情報システムとデジタル表現」
第2問は、情報システムや情報のデジタル表現に関するテーマを扱いますが、その専門性は年々深化しています。
・2025年度: 「レシート情報の取り扱い」や「おつりのシミュレーション」といった、日常生活に根差した実用的なテーマが出題され、特別な知識がなくても問題文の読解で対応可能な構成でした。
・2026年度: テーマは一転し、「安全な住民情報交換システム」の仕組みや、「ビット演算による画像合成」といった、より専門的でコンピュータの内部処理に近い内容へとシフトしました。特に後者は、画素単位での論理演算を理解する必要があり、講評で「受験生にとってはなじみが薄かった」と指摘される通り、多くの受験生を戸惑わせたと考えられます。
この変化は、社会で利用される情報技術の「表面的な利用」だけでなく、その「根本的な仕組み」への理解を重視する姿勢の表れと言えるでしょう。これは、第1問で問われる「電子メールの仕組み」のような知識が、第2問の「安全な住民情報交換システム」といった、より複雑な応用問題の土台となることを示唆している。
3.3. 第3問:安定した出題形式の「プログラミング」
第3問のプログラミング問題は、題材は変化するものの、その構造や問われる思考の核は非常に安定しています。
・2025年度: 「工芸品の割り当て」
・2026年度: 「ゲームの待ち時間シミュレーション」
いずれの年度も、配列、繰り返し(特にネスト構造)、条件分岐といったプログラミングの中核的な要素を組み合わせ、与えられた課題を解決するアルゴリズムを読み解き、完成させる能力が一貫して問われています。データネットの講評でもプログラムの複雑さは両年度ともに「中程度」と評価されており、特に2025年度の講評では『二つの繰り返しと条件分岐のネスト』が指摘されているように、標準的ながらも多重ループ構造を正確に読み解く力が求められている。
3.4. 第4問:問題解決プロセスを重視する「データの活用」
第4問は、単なるグラフの読み取り問題ではなく、データに基づいた一連の問題解決プロセス全体を体験させる形式で一貫しています。
・試作問題: 「エアコンとアイスの売上分析」
・2025年度: 「観光消費動向調査」
・2026年度: 「桜の開花日予測」
これらのテーマはすべて、実社会に存在するリアルなデータに基づいています。特に2026年度の講評では「オープンデータの収集から前処理、仮説検証に至る問題解決のプロセスを忠実にたどる問題構成」と高く評価されており、この大問がデータサイエンスの初歩的な実践力を試す場であることが明確に示されています。欠損値の処理や回帰分析といった、より実践的な内容も含まれるようになり、データの意味を多面的に解釈する力が年々強く求められています。
各大問の分析から、試験の構成は安定しつつも、その中身はより深く、より本質的な能力を問う方向へ進化していることがわかります。次のセクションでは、これらの傾向から浮かび上がる、試験が本質的に何を問うているのかを統合的に考察します。
4. 試験全体で問われる本質的なコンセプト
これまでの大問別分析を統合すると、共通テスト『情報Ⅰ』が単なる知識の断片を問うのではなく、受験生に一貫して求めている3つの本質的な能力(コンセプト)が浮かび上がってきます。これらを理解することが、今後の学習の羅針盤となります。
・問題解決のための情報科学的思考力 特定の知識を記憶しているか否かではなく、現実社会の多様な課題(例:レシートのデータ管理、ゲームの待ち時間、桜の開花日予測)に対し、情報を整理・分析し、モデル化し、アルゴリズムやデータ分析といった情報科学のツールを用いて解決策を導き出す思考プロセスそのものが評価されています。試験全体が、この「思考の型」を身につけているかを試す構成になっています。この思考プロセスは、第4問のデータ分析だけでなく、第2問のシステム改良や第3問のアルゴリズム設計においても、形を変えて一貫して問われている。
・データに基づいた客観的な分析・解釈能力 第4問に象徴されるように、与えられたデータを多角的に可視化・分析する能力が極めて重要視されています。散布図、箱ひげ図、相関係数といった統計的な手法を用いて、データから客観的な根拠に基づき傾向や関係性を読み取り、論理的に結論を導く力は、文理を問わず現代社会で必須のスキルです。この試験は、その基礎が養われているかを厳密に評価します。
・情報技術の仕組みへの深い理解と応用力 第1問・第2問に見られるように、私たちの社会を支える情報システムやネットワーク、データ表現の仕組み(ビット、進数変換、論理演算)を正しく理解し、その知識を具体的なシステムの改良(住民情報システム)や画像処理といった応用的な課題に活用できる能力が求められています。特に2026年度入試で見られた難化は、この「仕組みの理解と応用」をより高いレベルで問うという方向性を明確に示しました。
したがって、これら3つのコンセプトは、学習の優先順位を決定する上での『北極星』と捉えるべきである。
5. 結論と今後の展望
本レポートでは、大学入学共通テスト『情報Ⅰ』について、試作問題から2025年度、2026年度の本試験に至るまでの出題傾向を分析しました。その結果、試験は一貫した大問4題構成という安定したフレームワークの中で、徐々に思考力と応用力を問う方向へ難易度を高めてきたことが明らかになりました。そして、その根底には「問題解決」「データ分析」「技術の理解」という3つの本質的なコンセプトが一貫して流れています。これらは、表面的な出題テーマの変化に左右されない、本試験の「不変の核」であり、受験生にとって安定した学習の土台となります。
今後の展望として、これらの傾向は継続、あるいはさらに強化される可能性が高いと考えられます。社会全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を背景に、より実践的で複雑なデータ分析や、AI・IoTといった新たな情報技術の基本原理に関する問題が出題されることも十分に想定されます。
したがって、これからの受験生に求められるのは、単なる用語や知識の暗記に留まることではありません。日常生活や社会の様々な事象を情報科学の視点で捉え、データに基づいて論理的に思考し、解決策を探究する訓練を日頃から積むことこそが、合格への最も確実な道筋となるでしょう。
まとめ的なもの
来年度は改訂された教科書を用いて授業を行う学年も出てきます。上のアウトプットに基づいた授業設計が必要かもしれないですね。
冒頭で紹介した動画は五期生の冬休みでしたが,受験生を担当する私は12月にお休みをいただき,聖地巡礼をしてきましたw

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