春の風が、家族をつつむ朝に。
―小さな手と、三人で歩く未来へ。
春。
どこか不安で、でもどこか楽しみで。
そんな家族の風景を詩にしました。
春の風
春の風が そっと吹いた
娘の小さな手が ひらひらと空をなでる
「とんでっちゃうね」って笑う声
その無邪気さに 少し救われる朝
夫の手と 娘の手と わたしの手
三つのぬくもりを 確かめるように
小さな道を 一歩ずつ歩く
ドキドキと 少しの不安
「だいじょうぶ?」と目が合えば
うん、と小さくうなずいて
また前を向ける気がした
春の風が 道をつくる
まだ知らない明日が 遠くできらめく
そのまぶしさに目を細めながら
今という季節を ぎゅっと抱きしめる
#シロクマ文芸部 さんのお題で綴りました。
春の風は、わたしたち家族の背中をそっと押してくれます。
たとえ揺れる日があっても、このぬくもりがあれば、大丈夫。
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