見出し画像

コピペで使える「エッセイ」の設計書


ここ数年はどのエッセイも、その場の勢いと思いつきで書いてきた。

その結果困ったのが、推敲のむずかしさだ。

時間がない中でも、より正確に、良いものを書きたいという思いがある。
だからこそ一度立ち止まって、「設計書」をつくってみることにした。


設計書を見ながらこんなふうに
アイディア出しから構成づくりまで
進めることもできる。



はじめに。 設計書を作ろうと思ったきっかけ


最近、良いものが書けていない自覚がある。


noteは、仕事ではない。
その結果、書くのにあまり時間が取れないからだと思う。


今まではどうだっただろう。
過去にエッセイや小説で受賞したときは、どのパターンでも「事前のアイディア出し」をしっかり行なっていたことを思い出した。

書き終えたあとは印刷して何度も自分で推敲した。さらに父と、第三者にも読んでもらう。そのフィードバックも反映したうえで公募に出していたのである。

けれども今、父は近くにいない。
夫は活字を読まない。

自分でやるしかないと考えたとき、少しでも「書く以外の時間」を減らしたいと思った。


たとえば、私は文章が長くなりやすいくせがある。だから推敲にも時間がかかる。

読み返したとき、冗長だなあと削りたくなることが多いのだけれど、その「削りたくなる」を、設計書の段階でできたらいいのでは? と思った。
そうしたら「書き上げるまでの時間」だけを楽しめるのでは。


じゃあ、どんな設計書にしよう?

さっぱり思いつかなかったので、まずはAIに考えてもらった。
……が、私の指示が悪いのかちょっと微妙だった。

たとえば「抽象と具体とバランスはどうする?」「その出来事を横から見ると?」といった項目とか。全然わからない。書けそうにない。

だから、これまで自分がどう書いてきたのかや、読み返したときに「あ、この情報が足りていないんだよなあ」と感じていた無意識のものを言語化してみることにした。


コピペして使えるエッセイ設計書として用意したので、ぜひ、ビンゴエッセイ企画(※1)を通して習作に使ってもらえたらうれしい。

なお、自分の言葉でつくったあとに、体裁の統一と調整だけAIにお願いしている。


(※1)ビンゴエッセイ企画とは?
5月はこんな習作を楽しんでみようと思っている。


1.エッセイ設計書の使い方


まず、この設計書の使い方についてとても大切なことが2つある。

すべて埋める必要はない。

というのも、エッセイの内容によって「埋まる場所」が変わってくると感じた。場合によっては設計書のどこかが重複することもある。だから、完全な形にしようと思わないのが大事。

書ける部分から自由に埋めていく。

はじめから順番にやるのではなく、思いついたところから埋めていく。そうしたら少しずつどんなエッセイなのかが固まってくると思う。


なにも考えずに勢いやパッションで書くのも楽しいのだけれど、限られた時間で良いものをつくるためには、たぶんこの方法が良いと思う。

この設計書は4つのパートでできている。

1.本文設計
2.あらすじ設計
3.タイトル設計
4.推敲チェックポイント

推敲チェックポイントは、書き上げたときのチェックリスト代わりに。

ふだん自分が推敲していて思うのは、やってもやっても終わらないということ。じゃあ何が気になっているんだろう? と洗い出したものがこのチェックポイント集。

項目ごとに確認しながら読んでいくことで、推敲の回数と手間が減るのではと思う。


では、ここからがコピペして使えるエッセイ設計書&推敲チェックポイントである。



(1)本文設計

ここから先は

3,941字 / 13画像

¥ 800

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が参加している募集

最後までお読みいただき、ありがとうございます♡