【気まぐれ猫のセーブノート】3日坊主でも知識や時間が貯まる”秘密のノートシステム”[PDFあり]
2025/11/27 追記:
20人以上もの方にご購入いただきました!
ありがとうございます。
お知らせです。書籍『気まぐれギフト』発売にあたり、タスクノートが登場するため、こちらのnoteを購入してくださった方には非公開コラムを2本ご用意しています。
目次から「発売特典」に飛んでください。
「子ども部屋、片づけてくれない?」
両親に言われて、実家の自分の部屋を片づけたのは春休みのこと。
数年ぶりの実家で発掘したのは「使い切れていない」大量のノートだった
久しぶりに入った実家の子ども部屋は、さまざまな色、テイストのものが混ざった、おもちゃ箱をひっくり返したような部屋だった。
さらに、そこにあるのは、わたしのものだけではなかった。
家族のものーー父の大量の蔵書や古いカセット、普段使わないものなどーーも押し込められて、物置のようになっている。
なんとか自分を奮い立たせ、今にも雪崩を起こしそうな本棚に向かった。

いらないものはどんどん「処分」と書いた箱に詰めていった。基本は全部捨て。
小学生時代の文具などは、埃がこびりついていたり、錆びていたりして、触るのもためらうようなひどい有り様だった。
いちばんの難敵は、本棚に入り切らず、あちこちに積み上げられたノート。
すっかり埃をかぶり、べたついているものがほとんどだった。
今すぐ捨てるべきだと思いつつ、手に取ってみる。
そのほとんどは「最初の10ページ以内」に挫折していた。
「もったいなくて」
「続けるのが苦手で……」
そう言い訳する子ども時代の自分の幻影が見えそうで、困った。
すぐに捨てたいけれど、中身を見て、燃やしたいと後悔したり、あるいは個人情報が多くて捨てづらかったりして、さらに頭を抱えることとなったのだった。
片づかない部屋 ≒ 使いかけのノート
やりかけのまま量産されるノートと、片づかない部屋はとても似ている。
今でこそ「家事ノート本著者」だとか「整理収納アドバイザー」と名乗らせてもらっているものの、子ども時代のわたしは父に「豚小屋のようだ」と称されるくらい片づけが苦手だった。
なんなら、結婚してから3年くらいは汚部屋に住んでいた。
でも、じつは「整える」ことはきらいではなかった。
会社のデスクは「だれよりも綺麗」とほめてもらえたし、留学中の寮生活でも身の回りはとても整頓された状態になっていた。
また、「収納を考える」ことには小学生のときから興味があった。
父のビジネス書から整理や効率化を知った。
母の『ESSE』や『主婦の友』など、主婦向け雑誌は部屋に持ち去って何度も読んだ。収納の工夫特集が好きだったからだ。
好きなのに、興味があるのに、なぜか片づけられない。
得た知識を生活に取り入れようと、子ども部屋のいろいろなところに苦心した形跡が見えた。
いまになって考えると、3つの理由から部屋が散らかっていたのだと思う。
そしてこれは、後で書く「ノートとの付き合い方」にも関わってくるものだった。
自己紹介:
三條凛花です。整理収納アドバイザーで、家事術・時間術・ノート術の本を国内外で6冊出版しています。
代表作は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社/9刷)。
青森出身、関東や関西など各地を転々としたのち、香川に移住。
毎日更新している ”苦手だった家事に向き合う”ブログ(右下の出典へ)は、いま10年目。その中で、ノートや手帳のアイディアもたくさん試行錯誤しながら紹介してきました。
そんなわたしが気づいたtipsの集大成として【セーブポイントノート術(略:セーブノート)】を紹介します。
これは、ノートが好きなのに飽きっぽくて続かなかったわたしが、ノートの使い方を工夫した結果、時間と知識が貯まるようになった10個のコツをまとめたもの。無料部分だけでもヒントをたくさん盛り込みました!
片づけにもノートにも共通する、うまくいかない3つの理由
片づけにもノート作りにも共通する、うまくいかない理由は3つ。
ルールがないこと
「その都度取りに行く」不便さがあること
定位置が決まっていないこと
この3つを乗り越えれば、片づけやすい環境、そしてノートが使いやすい環境をつくることができる。
タイトルで触れた通り、いまのわたしは、毎日ノートを開いているわけではなくて……。たまに使うだけでも効果抜群なノート作りにシフトした。
どんなふうに効果的かというと、
むだな考え事が減って、時間が貯まる
貯まった時間で多趣味に楽しめる
ノートを書くのに飽きても、好きなときにかんたんに再開できる
などなど。
はじめは「どうして続かないんだろう」と悩んでいた。
実家でもいろいろな"やりかけ"ノートを発掘した。
3日坊主の日記。12月分しか書かれていない手帳(1月はじまり)。
1ページ目で書き方を失敗して、そのまま使われていない読書記録ノート……。
この中で言うと、じつは、読書記録ノートは使い切れるようになっている。
それは「環境づくり」の成果だ。
これは、セーブノートに限らず、さまざまなシーンで使える基本の考え方なので、まず紹介しておきたいと思う。
はじめは、続けられる環境作りを目指していた。
読書記録ノートは、いま、8冊目。

便宜上"読書ノート"と呼んでいるけれど、ひとことで言うと「ノウハウと知識を集めて、実践するためのノート」だ。
知識やノウハウについて書かれた本を中心に、本の中の響いた部分を抜き書きし、図解し、行動に繋げていくためにつくっている。
書籍だけではなく、雑誌、テレビ、Webで得た情報なども、出典とともにまとめている。
勉強になったと思うnoteの内容も書いてある。
この読書ノートが使いきれるようになったのは、3つの環境づくりをしたから。
1.フォーマット作り
書き方、書く内容、アイコンなどを事前に決めておくこと。これで同じ様式でノートを書けるようになり、振り返りやすくなる。

▼詳細はこちら。読書ノートのうち、テレビで見た情報について書いているもの。
2.セット化
必要なものをひとまとめにし、持ち運べるようにする。これで、その都度取りに行ったり、終わったら一部だけ違う場所へ戻す必要がなくなる。

▼つくりかたや使用アイテムはこちら。
▼セット化は子どものノートにも使える。わが家では、子が勉強するときに使うセットと、わたしが丸つけするときに使うセットをそれぞれ作った。
3.取り出しやすい位置
すぐに取れる場所に、きちんと定位置を決めておく。戻す場所も細かくわかりやすくするのがポイント。


▼書斎のインテリアや収納アイテムについてはこちら。
読書ノートなど「使い切れるノート」は増えてきた。
けれども、「手帳」や「日記類」は、いくら工夫してみても毎日書き続けることはできなかった。
「毎日コツコツ」が向かない性質なのだとやっと理解した。
環境を整えて、実際にそれでうまく続けられるようになったノートがある。
じゃあ、どうして手帳や日記は続かないのか……。
わたしにとっての続かないノートには、いずれも特徴があった。
それは「日づけ」があること。
この特徴とわたし自身の3つの”性質”が噛み合わないのだ。
同じ悩みを持っている人は、もしかしたら当てはまるかもしれない。
1.面倒くさがりなのに完ぺき主義
実家の子ども部屋から大量に見つかった、最初の数ページで挫折したノート。
そこからもわかるように、わたしには、面倒くさがりなのに完ぺき主義なところがある。
「なにかが気になる」
そう思ったら、続けられない。
たとえば、
1ページ目から書き間違った
字が汚い
自分の絵が下手で気になる
紙が折れた・汚れた
空欄の日が何ページも続いた
などなど。

2.超多趣味
いろいろなことに興味がある。
たとえばほんの1ヶ月の間にも、やりたいことはコロコロ変わってしまう。
料理に熱中していたと思ったら、子どもの通園小物作りをきっかけにハンドメイド熱が再燃。
そこから棚で眠っていたアルコールインクアートに手を出したり、うまくできなくて調べ物をしているうちにイラスト練習をしたくなって……。
◆多趣味で飽きっぽい、気まぐれな性質
わたしのように「多趣味」「飽きっぽい」などの特徴がある人を、「気まぐれ猫タイプ」と呼んでいる。
過去に家事特性として紹介した診断結果に由来するものだけれど、じつは家事だけではなく、ノートとの向き合い方にもとても当てはまっていると気づいた。
「気まぐれ猫タイプ」の割合が意外と多かったことから、同じ悩みがある人も多いのではと思い、タイトルに採用してみた。
◆多趣味故の「周期」に悩まされる
さらに、趣味から趣味への合間合間で、日常の最低限のこと以外はやりたくない「冬眠期」もやってくる。
▼多趣味な人・飽きっぽい人・創作をしている人は当てはまるかもしれない
一旦離れてしまうと、「性質1」が発動して、ぎっしり書いていたのに途中から空欄になり、挽回できない手帳を見て挫折してしまう。
また、「どこまで書いたか」がわからなくなったりして続けられないのも困りものだった。
続くようになった読書ノートも、じつは知識をインプットするのにハマっているときしか書いていない。この時期は爆発的に進むけれど、気が向かなければ半年くらい開かない。
3.虚弱体質
子どものころから、体力がないことと、ひどい頭痛が日常的にあることが悩み。頭痛は治療を重ねてすこし減ったけれど、寝込んでしまうこともある。
子どもが体調を崩したら、8割感染ってしまい……。とくに冬から春にかけての時期は、健康な日のほうが少ない気がする。
・・・・・・・
この3つの”性質”が、毎日コツコツ続けるを阻害しているのだと思う。
数年前、対策を考え抜いて1ヶ月続いた手帳があった。すごく役立つ内容で、生活が格段に便利になった。
「これはもう、毎日継続できているのでは?」
はじめての”毎日継続”にわくわくした。
さらに手帳は続き、ついに1ヶ月に突入した!

続いているときは毎日が充実して、ワクワクした。
しかしその数日後、体調を崩し、5日間起き上がれずに寝込むことになる。
その後も体調の悪さがぐずぐず長引き、ふたたび手帳を開くことはなかった。
毎日書かなくても役立つ「セーブポイントノート術」にシフトしていった。
自分比でもっとも続いた手帳に挫折したとき、ついに心が折れた。
そしてわたしは、兼ねてから他のノートでも進めていた「毎日書かなくていい」というルールをブラッシュアップしていくことにした。
こうして約10年間、試行錯誤を重ねてきた結果できたのが「セーブポイントノート術」だ。
ゲームをしていると、途中でセーブポイントという場所があって、そこで「セーブ」しておけば続きから始められる。
そんなふうに、期間があいてもいつからでも再開できる……という意味を込めた「セーブポイントノート術」と名前をつけてみた。
長くて覚えにくいので、ノートそのものを指すときには「セーブノート」と略している。
セーブポイントノート術の極意10個
ここからは「セーブポイントノート術」の極意10個と、3ステップで今すぐはじめる方法を紹介。
ここで紹介するのは、特定の「◯◯ノート」のつくりかたではありません。あなたのための、”オーダーメイドなノート”を自作するとき、こうするとラクに楽しくなるよ! 書くだけで終わらないよ! というポイントをたっぷりまとめました。
とても長いので、もしお時間に余裕があればメモ帳を用意してみてください。その中から「これはそのまま使えそう」「アレンジしたら自分のノートに活かせそう」など手を動かしてみてほしいです。
手を動かすと、ひらめきが生まれます。やる気も湧いてきます。
実際にノートをつくる作業をサポートしたくて、ノート作りに使えるシートPDFもご用意しました。ひと通り読み終えたら、ぜひ印刷して使ってみてくださいね。

※今回は初めて有料記事にさせていただきます。特に理由が気にならない方は下部へどうぞ^^
理由は3つです。
(1)できれば書籍になるといいなと思っているボリューム大の内容だから。
・書籍のお仕事はいつでも募集中です。
・(編集者さんへ)この先の内容はかなり濃厚で大ボリュームに書いています。
でも、もしも書籍化を検討していただける場合も、過去10年分の試行錯誤の蓄積があります。
各項目をより深堀りしたり、過去の失敗ノートのセルフ添削、わたしが発案したさまざまなノートの作り方レシピ、その他の情報(スケジュール管理はどうする? など)やデジタルとの付き合い方など、違った切り口からさまざまな情報を追加することが可能です。
・(記事を買ってくださったあなたへ)記事を買ってくださったあとに書籍化が決まったら、ここには先にお金を出して読んでくださったお礼として、書籍にはないおまけの情報(さらなる書き込めるシートなど)を追加しますね。
(2)情報を守るため。
過去に、書籍やブログの内容をほぼそのまま高額なセミナー(お1人あたりの参加費が本1冊の何倍もの値段)に使われたことがあり、歯がゆい思いをしたので自衛のため有料にしました。
そしてこちらの記事は、sns等への内容公開・セミナー利用など不可とさせてください。
(3)ダウンロードできるシートを特典につけているため。
ほかの場所で公開していないシートをPDFで付けています。
書籍化できたときは、追加でさらにPDFを増やしたいと思っています!
書籍のお仕事が生き甲斐なので、応援してもらえたらとてもうれしいです……!
価格は悩んだのですが(今も悩んでいます)、マンツーマンのノート講座を開くようなイメージで、お伝えしたいことをたっぷり詰め込んでみました。
SNSでの拡散にご協力してくださった方は500円、通常価格は1000円と設定しています。(2)への懸念があるため、来月値段を見直すかは少し悩み中。
▼お仕事のご依頼はこちら。(現在はコラムと書籍、取材、監修のみ受け付けています)
1.◯◯◯を書かない。書く場合は馴染ませる。
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