日記 │ 来年の漢字と名前のひみつ
「どうしてもおすすめできないよ」
友人は、そう言った。ペンネームを“視て”もらったときのことである。
彼女自身も占いに造詣が深いのだけれど、占いの専門家である親族がいると、わたしの名前をみてもらってくれたのだ。
そうして言われたのが、上の言葉だった。
「凛華にしたほうがいい。この花っていう漢字は、儚いというか、……長続きしないんだ。成功してもそれは一時的なものになる」
占いは良いところだけを取り入れると決めているのと、色が不協和音のように気になって、わたしは結局「花」を選んだ。
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なんのはなしですかと言われそうだけれど、わたしには、文字に色がみえる。共感覚というものらしく、それを知って目の前がぱあっと晴れていったのは高校生の英語の時間のことだった。
教科書に載っていた。
わたしにとって、三條凛花という名前は、こんな色。

寒い冬の草むらで咲く、楚々としたピンクパープルの花。派手じゃないけど地に足がついて、可憐に咲いて、ほうっとこころに火が灯るような──そういう人になりたいと思って選んだ名前だった。
(実際になれているかはともかく)
それを「凛華」に変えるとどうなるのだろう。
提案してもらったあと、一度は考えてみた。

わたしにとっての「華」という字は、意味合いとか組み合わせによって多少の揺らぎがある色なのだけれど、原色のパキッとした赤や、きらきら光る金色みたいな雰囲気、かなり色味が濃くて鮮やかなピンクといった、名前の通り華やかで派手な色に見えた。
漢字としてはとても好きだ。でも、自分がその字を纏うとしたら、飛び込んでくるイメージがどうしてもしっくりこない。
子どものころから地味だと周りに言われてきたこともあるけれど……そもそも、わたしは、元気なものや鮮やかなものよりも、儚いものや可憐なものに惹かれるのである。
🥀
実際、わたしの”成功”があったとしたら、ひどく一時的なものだったと思う。ほんの数年で枯れてしまった。それでも諦めきれずに、冬の、ぱさぱさの枯れ草みたいになってもなおしぶとく飛ばされないようにしている。そういう10年だった。
もし「華」を選んでいたらちがったのだろうか。なんて思わなくもない。すがるような思いはいつでもあった。
それでもわたしはやっぱり「花」という漢字が好きだし、纏っていたい。
だから、来年の漢字を自分の原点……「花」にしようと思う。
年末に来年の漢字を決めるという試みそのものは、家事ブログ時代に仲良くしてくれたブロガーさんがやっていたものである。
わたしの発案ではない。
けれども、毎年やっていくうちに、自分なりのルーティンみたいなものができてきた。
決めた漢字から「来年こうありたい自分」を表すような言葉を組み合わせて、目標をつくっていくのだ。
▼やり方はこちら。
「花」という、来年のテーマ漢字から、まずは3つの言葉を選んだ。
花丸
・点数じゃなくてがんばりを評価して、自分にも周りのひとにも花丸をあげたい
花束
・大好きな人たちに、応援したい人たちに、花束を贈るように文章を綴ったり、行動に移したりしたい。
花園
・noteもSNSも、専門分野とかじゃなくて、自分だけの「ひみつの花園」だと考える。植えたい花は自分で決める。
次に、もうすこし、具体的にしてみた。
花丸
点数じゃなくてがんばりを評価して、自分にも周りのひとにも花丸をあげたい
・「はなまる家事」を今までよりさらに意識する
・他人に対して、結果よりも過程をほめる
・いまの自分を卑下しすぎない。がんばってると思い込む
花束
大好きな人たちに、応援したい人たちに、花束を贈るように文章を綴ったり、行動に移したりしたい。
・noteを「日記」と「交流」の場にする
・なるべくたくさん人と会って話す
・だれか必要な人に届くといいなということを創作で"エア・ライティング”する
花園
noteもSNSも、専門分野とかじゃなくて、自分だけの「ひみつの花園」だと考える。植えたい花は自分で決める。
・日記をメインに書いていく。カテゴリはごちゃまぜになってもいい
・世界観を見直す
・月ごとにトップ画像のデザインを変えてみたい
すごく不思議なことなのだけれど、こうして決めたテーマ漢字。
実際に年が開けてみると忘れちゃう。それなのに翌年振り返ってみたら、ふしぎとかなり多くのことが叶っていたり、意識できていたりする。
毎年そうだから、一度考えるだけでも意味があるのだなあと思う。
▼あなたの漢字はなんですか。12日(金)23:59まで。
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