Vol.1: 定時退勤に近づき、テキパキ仕事を片付ける教員の7つの仕事術
教員を選んでくれた新社会人のみなさんは、
教員になることを心待ちにしていたと思います。
「夢だった教員になれて本当によかった」
「教員採用試験に合格できた。やったー」
「教員として、新生活がんばるぞ」
こんな夢を膨らましてくれていることと思います。
それと同時に、
「教員は帰るのが遅い」
「教員は定時退勤できない」
「教員は残業代が支払われない」など、
数々のネガティブな情報を
耳にしていることでしょう。
確かに、地域に部活動の仕事が移行している
とはいえ、いまだに部活動の顧問は教員が行い、
中高ではとても定時には帰れない、
そんな状況だと思います。
しかし、大変なのは中高だけではありません。
小学校でも、陸上大会に出場する前は、
放課後に練習が入り、実際に会場へ
練習しにいく場合もありますので、
毎日定時退勤というのは、かなり無理な話です。

自治体によっては、小学校から部活動の顧問を
する必要があり、
「子どもたちだけで、練習していてね」
と丸投げするのは、難しいです。
部活動の指揮は、ベテランの先生が
とってくれることも多いと思いますが、
自分も参加しないといけない雰囲気があり、
顧問の先生がいない間、もし事故などが
起こってしまったら、
それこそ本当に大問題になってしまうので、
様子見をしながら、時には指導をするのが
通常の部活動だと思います。
その他にもクラブ活動、委員会、打ち合わせ、
授業参観の準備、研究授業、掲示物を貼るなど
ほぼ永遠に仕事があると言っても
決して言い過ぎではありません。
自分で仕事を定時で終わらせる仕組みを作り、
上手く学年でコミュニケーションを取り、
学校全体で働き方改革をしないと
現実問題、定時で帰るのは難しいでしょう。
加えて、教員は、残業代が出ません。
正確に言うと、
残業代が出ないことが、給特法で
定められており、代わりに、教職調整額と
呼ばれるものが、月給の4%支給されています。
(※最近ちょっぴり上がりました)
残業代で稼ごう!そんな邪な考えは、
教員の世界では通用しません。
それどころか、残業代が出ないのなら、
いくらでも学校にいてもいいでしょ〜と
思っている先生もいたり、いなかったり…。
学校の電気がずっとついている!と
近所の人からクレームの電話が
実際に入ることもあります。
部活動に関わる費用も、たまに自腹で
払う時もあります。
引率するための自分のホテル代が
自己負担の先生がいると聞いて、
私も、本当に驚きました。
暗黙の了解として、教育業界では、
教員になったからには
部活動をしなくてはいけない
というものがあります。

しかし、部活動がなくなったから、
定時退勤できる!というのも難しいです。
定時退勤ができず、土日に学校に出勤する。
そんな先生も実際にいます。
なぜ休みでも、学校に出勤をして
仕事をする必要があるのでしょうか?
もちろん、仕事が生きがい!という先生は
いいのですが、喜んで仕事に取り組める先生
ばかりではありません。
理由の一つに、日中の忙しさが
挙げられます。
児童・生徒が登校してきてから帰るまでは、
授業をし、子どもたちとニコニコ会話をし、
帰りも無事に送り届けなくてはなりません。
小学校低学年の担任だと、
ほぼ全教科見ることになるので、
空き時間は1分もありません。
また、1年生ということもあり、
下校の引率や登校しぶりなどもあり、
低学年だから楽だとか
そんなことは全くありません。
高学年になれば、教科担任制が進み、
空き時間こそありますが、
子どもが学校にいる時間が長くなり、
なかなか思うように仕事を進める
ことができません。
トイレを意識して、行かないと
忘れてしまい、膀胱炎になってしまう。
実際にこんなこともあります。
子どもたちが帰った後には、
✅宿題や授業のノートチェック
✅会議に参加・発言する
✅学年の仕事
✅学級の仕事
✅学校の仕事
✅授業準備
✅事務作業
✅テストの採点
✅教材注文
✅お便り作成
✅欠席児童への連絡
✅事故が起きた後の保護者連絡
✅不登校児童への対応
など、多種多様に仕事が展開し、
子どもたちが帰ってからの1〜2時間では
終わらない仕事量になっています。
さらに
✅部活動
✅委員会
✅研究授業
✅掃除
✅授業参観前準備
✅行事の準備
が加わると、
経験豊富なベテラン教員ですら、
お手上げの仕事量です。
教員1年目の先生はそれに『初任者研修』も
ありますので、
定時退勤なんて夢のまた夢の話なのです。
私自身も、定時退勤の時間が過ぎてから
『初任者研修』を忙しそうに働いている
教務主任の先生から
そこそこ長い時間を受けていました。
「え、全然帰れないじゃん」
これが本音でした。
しかも、他の仕事もどこから
手をつけたらいいかわからず、
呆然と放課後の時間を費やしたこともあります。
「今何をしたらいいの私は?」
「今日の私はいつ帰れるの?」
「どうしたらいいの?みんな忙しそう」
時計を見たら、21時
ようやく周りの人から
「もう帰りなよ」と声をかけられて、
(いや、仕事が終わってない。帰れないのに
どうしよう…)
と思い、頭の中がパニックになりながら、
22時くらいに学校を出たこともあります。
授業準備ができておらず、
深夜2時に目が覚めて
「授業どうしよう」
「明日はどうしよう」
「明日学校に行きたくない」
と泣きながらうなっていたこともあります。
教員1年目の初任の頃から
学校の仕事を任され、全く終わらなかった時は、
絶望しました。※校務分掌 図画工作科
「え、何この仕事...」
周りのベテランの先生と、ほぼ同じ仕事量。
そして、荒れるクラス。
時には、早く帰りたいので、子どもの宿題を
持ち帰るも、やる気が起きず、
朝、そのまま重い荷物を持って、
学校に行く「筋トレ」を何度もしてしまいました。
健康状態は最悪で、朝起きるのも憂鬱な
日々でした。
そんな私も、最初は本当にダメダメ
だったのですが、
2学期になると、少し仕事の要領が掴め、
週に一度は定時退勤をすることが
できるようになりました。

週に一度でも定時退勤するためには、
今までの時間の使い方を見直し、
仕事を前倒しに進める必要があったのです。
「もっと早く教えてくれたらよかったのに〜」
と思うことも数多くありました。
実際に定時退勤をするためには、
いくつかコツがありますので、
そこの部分を徹底解説したいと思います。
定時退勤をすることができるようになると、
次の日の仕事の質が上がり、
子どもにも少し余裕を持って
接することができるようになります。
また、この方法を取り入れ、実践すると、
本当に定時退勤ができるようになるので、
周りの先生方からは、いい顔をされないかも
しれません。
使う時と、使わない時を自分で選択して、
普段の仕事内容に取り入れてみてくださいね。
この記事を読むと、
✅教員の定時で帰る仕事術がわかる
✅仕事が早くなり、時短につながる
✅心に余裕も持って、学級経営できるようになる
✅仕事のミスが減る
✅ベテラン教員は知っている仕事術がわかる
✅次の日、ちょっぴり元気に学校に行けるようになる
参考までに〜!
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