長編小説公募勢は『こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん』を読んだほうがいいと思う。
3月6日に3冊目の単著『こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん』(小学館文庫)が発売されます!
個人的にはめちゃくちゃ気に入っているし、よく書けていると思うし、おもしろく読んでいただけると思うので、ぜひ読んでみてほしいです。読書好きの方は、純粋に小説を楽しむ気持ちで読んでいただければうれしいです。
でも!!!
noteには、長編小説公募勢の方、たくさんいらっしゃいますよね。商業デビューを目指している方、いらっしゃいますよね??
そういう方には、本当に本当に読んでみていただきたいのです。
というのも……
小説公募勢の方って、普通に読書を楽しむ気持ちはもちろんあると思いますが「これが○○新人賞受賞作かぁ……」とか「え、これってデビュー作なの? やばい」とか「こんな設定思いつかない!」「ここの構成うまい」「キャラは立ってるけど、いまいち共感は低いかな」「リーダビリティが高いなぁ……」など、ほんのちょっと、審査するような視点で読んじゃうことありませんか??
え、ない??
すみません。私は、あります!
だって、いつか商業デビューしたい! と思っていましたからね。普通に読書を楽しんだあと、じっくりと分析というか、どこが評価されたんだろう? とか考えていました。今も、考えます。一回「あー!おもしろかった!」と普通に読書として楽しんで、そのあと、どこがどう良くて、どこが自分に刺さったのか。自分ならどこが気になる点なのか。自分が書くとしたらもっとこうするかもしれない、でもたぶんそこが多くの読者に共感されているところだから……みたいな感じで考えます。
長編小説公募勢の方には、ぜひ『こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん』をそういう視点でも読んでみてほしいのです。
理由は……
まず、卯月シリーズより前に書かれた作品であること。つまり、アマチュア時代の作品です。公募勢のみなさまと同じように公募に挑戦しているときに書いたものなので、レベル的に卯月シリーズより前ということです。
次に、ある長編小説新人賞の一次選考だけ通過した作品であること。一次は通ったけど二次は落ちた。でも、編集者さんから「なんでこれを落としたんだろ?もったいない!」との言葉をいただいています。
最後に、公募に出したものからほとんど改稿していません。細かい加筆修正はしていますが、登場人物や設定、話の流れ、など大きなところは何も変わっていません。たぶん、この作品を落とした下読みさんが読んだらすぐにわかるレベルで変わっていません。
つまり!
下読みさんには落とされたけど編集者さんに刺さって書籍化された本!なのです。
ここまであけすけに書くのもどうなんだろ、とも思いますが、私も公募勢だったので、どんな経緯で書籍化に至ったか知りたいじゃないですか。たぶん、ここまで読んでくださっているのは普通の読者さんじゃなくて公募勢の方だと思うので。ここだけの話で、お伝えします。
それから!
それから!!
これは文句じゃない!!
公募に挑戦する全ての人へのエール!!
下読みさんに落とされたからって、書籍化できない作品じゃないんだぞ!!!
ということもお伝えしたいです。
公募勢ならたぶんみなさん経験している落選。めちゃくちゃ凹みますよね。自分の作品には価値がないのか? そんなことまで考えます……。でも!!!それは、下読みさんの好みで落とされただけの可能性ありますからね!!!(声を大!!!!)
拾い上げて書籍化してくださった小学館文庫さん、本当にありがとうございます🙏✨
みなさん、私の作品を読んで、審査するみたいな気持ちで分析してみてください。「なんでこれが一次選考しか通らなかったの?」なのか「まあ、一次レベルでしょ。編集者さんに刺さったのは運がよかったんじゃない?」なのか「そんなこと考えられないくらい物語にのめりこんでしまった……」が一番うれしいですけど笑。みなさんの中の基準のひとつとして、ぜひ参考にしてみてほしいです。
そして、次に書く長編の糧にしてほしいです。私は、世の中におもしろい小説がどんどん生まれるのが大好きなので!!!私の作品を分析して、評価して、糧にして、もりもり書いて、どんどん公募に出していただきたい!!
グッドラックです!!!
#こころのカルテ潜入心理師・月野ゆん
#こころのカルテ
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