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りん散歩〈古河~渡良瀬遊水地編⑤〉


りん散歩、4県にまたがる渡良瀬遊水地内を散策しています(2026年3月20日に歩きました)。



さらに渡良瀬遊水地を散策。

いい感じのメタセコイアの並木道。



こちらは谷中湖北水門。

ここから谷中湖の水位を観測できるようです。



さらに進むとここもヨシ焼きの跡ですね。

天気の良い日の緑にあふれた渡良瀬遊水地の様子はこちらで。





これは谷中湖展望台。

普段はここに上り渡良瀬遊水地の自然を眺めたりバードウォッチングに適した場所なのですが

この展望台の真ん中あたりに
紺色の矢印のようなものが付いていますね。

こちらは2019年の台風19号の際にここまで浸水したという目印です。


国土交通省HP


こちらは国土交通省の上空からの写真ですが

渡良瀬遊水地のほぼ全域が浸水し、谷中湖の姿かたちさえ見えない状況なのがお分かりになるかと思います。

最高水位は9.61mを観測。これは氾濫危険水位とされる8.9mを越えるもので10時間続きました。

その貯留水量は何と過去最大の1.6億㎥。

ちょっと想像できないほどの水量です。

大量の水をこの渡良瀬遊水地で食い止めて、下流での洪水を防ぐことに大きく貢献しました。




これらはその全体が浸水した渡良瀬遊水地の様子の動画。貴重ですね。



それでは整備された道を通り



渡良瀬遊水地をあとにします。



土手には菜の花がびっしりと咲いています。



近くにあったのは旧谷中村合同慰霊碑。

前回に渡良瀬遊水地の建設の際に谷中村の住民が半ば強制的に立ち退きされたことを言いましたが

昭和に入り、遊水地内に点在する無縁墓地をまとめてほしいという要望が出されました。その要望に沿い、1961年(昭和46)年に、268基の石仏や墓石を集めて合同慰霊碑が建てられました。



周囲には墓石だけでなく石仏や庚申塔なども安置され、かつての谷中村を偲んでいるようです。



県道沿いには今回何度となく出てきた県境標識。
再び栃木県栃木市に入ります。

栃木市ですが2010年の合併前には藤岡町でした。

しかしながらこの県道、この付近は歩道はなく、狭い路側帯だけでした。

しかも大型トラックがビュンビュン通っていてとてもじゃないけど怖くて歩けないので脇道へ入ります。



やはりこの辺りは車社会ですし、歩く人はほとんどいないのでしょう。歩行者にとっては肩身が狭いところではあります。



脇道を歩いていると畑もあって、のどかな雰囲気の住宅街です。何となく落ち着きますね。

多分、日本全国に同じような雰囲気の所は多いと思いますが、それでもそこに住む方々にとっては愛着のある地元。

私はそこへたまたまたお邪魔させて歩いていますが、また訪れる可能性はおそらくそうはないと思います。

だからこそ、一見地味と思われる場所でも一期一会の出会いを大切に噛み締めて歩きたいものですね。



なんてかなりしみじみとしたお話になりましたが、ここでようやく歩道があったので県道に戻ります。



と思ったら少し進むと今度は歩道が左側だけ。これもよくありますよね。

やれやれと思いながら横断歩道を横切り歩いていると
あ!とそうにゃんが叫びます。

何が起こったのか!そうにゃん大丈夫?とふと左側を見ると



「恐竜だにゃん!」

おっと!びっくり!
ペット用品専門店の駐車場にいたのはリアルな恐竜🦖なのでした。



こんなに怖い「いらっしゃいませ」はなかなかないですよね(笑)。


こちらのお店。多分恐竜用のフードは置いていないと思います(笑)





そしてこちら渡良瀬遊水地ハートランド城へ。

渡良瀬遊水地の自然や歴史などの情報を発信するほか、ヨシ細工などの体験活動を行うなど、渡良瀬遊水地の観光の拠点とも言える施設です。





谷中湖を模したハートマークの前にコウノトリのペアがいます。

渡良瀬遊水地はコウノトリの繁殖地となるよう巣を作ったりと様々な取り組みをしています。




つい先日も渡良瀬遊水地でコウノトリが産卵したというニュースが流れました。

無事に育つといいですね。





また、渡良瀬遊水地では気球のバルーンレースが行われたり、スカイダイビングなどのアクティビティも楽しむことができます。

他にもハートランド城では渡良瀬遊水地の自然や生息する生物に関する展示があるそうです。時間に余裕があればもっとじっくり見学したかったな。



一方で渡良瀬遊水地では最近イノシシが増えてきて、近隣の農作物に被害が出ているとのこと。

イノシシにとっても環境が良く、鳥獣類の禁猟が定められているため、地元としても対策が難しいそうです。

自然と人間の共生、やはり一筋縄にはいかないものなのだなと、一度訪れただけの自分がいう資格があるかは何とも言えない所ですが、そう感じました。



その後再び渡良瀬川を渡り



こちら、藤岡文化会館の前にある



田中正造翁像。

足尾銅山鉱毒問題を訴えた明治の不屈の政治家です。

渡良瀬遊水地の件についても村民の先頭に立って反対運動に尽力しました。

近くには田中正造の骨を祀った神社もあるそうで、今でも地元の方々の尊敬を集めているのでしょうね。



さて、ゴール地点の藤岡駅へ向かいます。

東武日光線の線路沿いを歩き



こちらは栃木シティFCのラッピング自販機。

宇都宮を本拠とする栃木SCとは長年の地元のライバルです。



そして東武日光線藤岡駅でゴール。



この日の歩数。


藤岡駅で電車を待っていると、おや?



いちごのラッピング電車がやってきました。

ベリーベリーハッピートレインといいます。



栃木県はいちごの一大産地ですからね。

乗れてラッキーでした。



吊り革もいちごの形でかわいいですね。



そして、いちごのシートに寝転ぶそうにゃんもご満悦のよう。

もう迷子にならないよう気をつけましょうね。


この後2時間30分かけて横浜へ帰りました。


宿場町・城下町である古河の古い街並みや鮮やかなピンクの花桃を愛で、三県境をまたいで、自然豊かな渡良瀬遊水地を楽しんだお散歩でした。

またいつか訪れたいですね。今度は晴れた日に(・・・って最後まで言ってる)。


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