東京物語UW⑧〈箱根山と胸突坂の物語〉
「東京物語UW」、東京都新宿区にある戸山公園内を歩いています(2025年3月22日に歩きました)。

ここで前回触れた、「東京物語」の難所の1つ
箱根山
に差し掛かります。
箱根山というからにはかなりの山なのかな。

この辺り既に箱根山なのでしょうか。
階段を黙々と登ります。

そして、頂上が見えてきました。
上に待っている方がいますが
こちらもXのフォロワーさんのシャカイハタオリさん。
ひと足先に箱根山に到着しました
— シャカイハタオリ (@shakaihataori) March 22, 2025
先頭が迫ってくる時間帯ですよね?
ぼっち応援団スタートです🫡 pic.twitter.com/BfNNxJ4dQO
こんな風に参加者の方々を応援するために箱根山にいらっしゃったそうです。
頭が下がりますね。
そして、りんりんさんも通過
— シャカイハタオリ (@shakaihataori) March 22, 2025
晴れて山男に… pic.twitter.com/FbFGZ58eqx
私のことも投稿していただきました。

こちら、シャカイハタオリさんから提供していただいた私が箱根山を登っている写真です。
顔を隠しているのでお見せ出来ないのが残念ですが、何故か笑顔で登っていました。
笑った記憶はないのですが、楽しいと思っていたのかきついと思ってたか記憶が曖昧。

そして箱根山登頂!
と言っても標高44.6mで登るのに5分ほどしかかからない「山」だったんですけどね。
ここがてっぺんの石ですよ、とシャカイハタオリさんに教わってパンダ先生記念撮影。
応援ありがとうございました。
さきほど標高44.6mと言いましたが、それでも新宿区の最高峰、そして山手線内でも最も高い山でもあるのです。
ではなぜこの山が箱根山と呼ばれているかといいますと
戸山公園自体が江戸時代に尾張徳川家の下屋敷にあり、広大な庭園の「戸山荘」が作られたそうです。その戸山荘に土で築かれた人口の山が箱根山。
庭園内の小田原宿を模した場所の近くにあったので、小田原の近くの山だから箱根山だね、という事で名づけられたそうです。

箱根山の頂上はお世辞にも眺望が良い、とは言えませんが
ちょうど団地の中に沈む夕日を眺めることができました。

シャカイハタオリさんと別れて下山。

戸山公園は18.6haの広大な公園です。
明治時代に軍事施設になりましたが、戦後に公園として整備されて住民の憩いの場となっています。写真撮り損ないましたが、子供たちが楽しそうに遊んでいました。
ここで公園内を散策していた年配のご婦人から「あともう少しですよ。頑張って」と応援されました。
「ありがとうございます」と答えましたが、そのご婦人はすぐ側の第2エイドを見かけてゴールだと思ったのでしょうね。実はまだ半分にも満たないのですが。

という事で戸山公園の出口付近には
第2エイド。
約37kmの地点になります。17時40分ごろの到着。
桜餅などの提供の他に、先ほどの箱根山の登頂証明書も頂きました。
尾張徳川家の庭園だったので葵の御紋も入っています。
「東京物語」のコースは比較的平坦な場所が多かったですが、こうして「登山」を組み込んだり登頂証明書を頂けるなどサービス精神旺盛。
アクトレップさん、いい仕事してます。
そして第2エイドを出発しようかというときに左足裏に違和感が。
あれ?ちょっと足裏がひりひりしてきたぞ。
おかしいな?40km弱で足裏がひりついた経験がなかったので靴下を脱いでチェック。
マメはできていないようだったので念のため足裏にワセリンを塗りなおしテーピングをして保護します。
事前に50km程度を歩いて「脚を作る」準備をしたいと思っていたのですが、日程と天候の都合で30kmまでしか歩けなかったのが影響したかもしれません。
いや、それにしても早過ぎるな、と少々不安を抱えて再スタートします。

違和感ありながらもしばらく歩くと早稲田大学の付近なのですが
こんなちょっと奇妙で目立つ建物がありました。

中はこんな感じ。

入口付近。

こちらは下見歩きの時にも触れましたが
ドラードギャラリーというギャラリーだそう。
建物自体の名前は
「ドラード和世陀(わせだ)」
というそうです。
一目見て、ガウディの建物みたい、と思ったのですが
それもそのはず、この建物を設計したのは「日本のガウディ」と呼ばれる梵寿綱氏なのです。

このドラード和世陀は下見歩きした時に気づいたのですが、こんな風に一風変わったスポットを発見できるのも長距離ウォーキングの楽しみの1つですね。

ちょうどここで8時間経過。
エイドで足裏のケアをしたので目標地点よりは少し遅れてしまいました。
違和感はありつつも何とか歩けるようです。もう少し様子見。

神田川を渡ります。
日が暮れて暗くなってきました。ここで持参したヘッドライトを付けて歩きます。

神田川沿いには関口芭蕉庵という3年ほど松尾芭蕉が暮らした邸宅があります。

そしてそのすぐ横には
胸突坂
というきつい上り坂があります。
すんごい急な坂道です。
地元横浜内陸部も坂ばかりですが、こんな急な坂道はなかなかお目にかかれません。
まさに「胸突」坂ですね。

胸突き坂を上り左折するとこんな近代的な教会があります。
こちらは
東京カテドラル聖マリア大聖堂。
東京都と千葉県を管轄区域とした、日本では信者数が最も多いカトリック東京大司教区の司教座聖堂です。
東日本のカトリックの教区を統括する中心的な教会なんだそうです。
日本を代表する建築家、丹下健三が設計しました。
ここ、ライトアップされているかな、と思っていたのですが特にないみたい。

こちらが昼間下見した時の様子。
こちらもかなり奇抜、というか現代アートな建物ですね。

上から見ると十字架の形になってますね。
Googleマップからお借りした教会の内部の様子。

すぐお隣にはホテル椿山荘東京がライトアップしていました。
名前は何度も聞いたことありますが、椿山荘ってここにあったんですね。
このエリア、自分は「東京物語」を通して初めて歩きましたが、見所が多くて楽しめました。
⑨に続く。
