りん散歩〈浦安編④〉埋立地の堤防跡と三番瀬緑道
りん散歩、浦安市郷土博物館を後にして再び歩き始めます(2026年5月30日に歩きました)。

こちらにも水門がありますが

こちらは境川東水門。

市役所通りという道を歩いていると

道路の脇に壁がありますね。
実はこれは元堤防だった壁です。

前回に浦安市は2度に渡る埋立工事で市域が広がった事をお話しましたが

この市役所通り自体が昔からの浦安(元町地区)と最初に埋め立てられた地区(中町地区)の境目なのでした。
つまり、ここが以前の海岸線で、先ほどの壁も昔は海沿いにあった堤防たったということです。その痕跡が今も残っています。
何だか昔の痕跡が残っているのは面白いですね。私こういうの好き。
市役所通りは元の浦安と埋め立て地に車線がまたがっていて、埋め立て地側が80cmほど高いので
地元では「段差道路」と呼ばれているとか。
・・・ん?埋立地側が高い?
何となく元々の土地よりも埋立地の方が低いイメージがあったのですが

地形図を見ると元々の浦安である元町地区よりも
埋立地の中町地区や新町地区の方が微妙に標高が高くなっています。
埋立地ですから、地盤沈下を防止したり、海水が浸透しないように元々の土地よりも高く作られる事は往々にして多いようです。確かに当たり前と言えばそうですね。

東京湾沿いの地形図を見ると
特に浦安や東京の東部、江戸川区や江東区などは0地点よりも低い土地が多いので、埋立地がかなり高くなっているのが分かるかと思います。
羽田空港や川崎・横浜の鶴見、千葉の五井辺りもそうですね。

浦安市役所を横目に見ます。
現在の市庁舎は4年前に完成したそうです。

中町地区の埋め立て地を歩きます。
歩道も整備されていて歩きやすいです。
さくら通りと言われているので春は桜がきれいなのでしょうね。

歩行者専用の橋を渡ります。

境川を渡るのですが、かっこいい橋なのに境川中央歩道橋という、そのまんまな名前です。

橋を渡ると大型マンションが多くなってきました。
やはり、埋立地で新たに開発した雰囲気がありますね。

若瀬公園へ。

ヤギなどの動物と触れ合うことができます。

カピバラはお昼寝中。

この公園内に浦安町漁業記念碑がありました。
まだ浦安市になる前の浦安町時代のものですね。
近くで小さな子供たちが遊んでいたのですが、こうして昔浦安は漁業の町だったんだ、と無意識のうちに印象付けられるのかもしれないです。

マンションを背に公園内では親子連れが遊んでいました。
浦安市内は公園も適度にあって子育てしやすい環境だろうなと感じます。

さらにマンション街を進むと

半円形の大きなビルが見えてきます。
浦安ブライトンホテル東京ベイです。

ショッピングモールを抜けると新浦安駅前。

新浦安駅周辺もショッピングモールに囲まれていて利便性が高そうです。

お買い物にも不自由なく住みやすそうですね。

その後シンボルロード沿いを歩きます。
住所でいうと入船という地域。
この近くにお昼ご飯を食べようと調べていた居酒屋があったのですが、13時を少し過ぎてランチメニューが終売になってしまい残念。
う~ん、仕方なくコンビニでおにぎりとサンドイッチを購入。
この後海沿いへ向かうのですが、シンボルロードから大きな道への曲り角へ向かうと

ん?何だこれ?
大きな壁のようですが・・・
あっ!これも堤防の跡だと気が付きました。

現在地点は赤い丸の場所です。
特に何も書かれていなかったけど
— りんりん (@rinrin4919) May 30, 2026
地図の赤い所(住所でいうと入船)で見つけた
これも昔の堤防だったっぽい跡(多分)
拡張工事で広がった所を
地図にラインを引いてたから気づいたけど
事前に知らないと見過ごす所でした
やはり事前にある程度の調査は大切だな
と再認識しました https://t.co/vTJIvV8uQ1 pic.twitter.com/6sUoupedXF
元々、2度の埋立の境目のラインを地図に入れていたので気が付きました。
やっぱり事前に調べるの重要です。ルート変更したのも何かの勘が働いたのかな。
これより進行方向右側、南東側が2次埋立でできた新町地区だそう。
ちなみにこの堤防跡の内側はこんな感じです。
住宅もすぐそばにあります。

右手側、すなわち新町地区側には白い大きなホテルが。
ホテルエミオン東京ベイです。
ディズニーとも提携しているホテル(パートナーホテル)だそうですが
眺めも良くてリゾート気分を味わえますね。

そして突き当りまで行くと

海が見えてきました。
三番瀬(さんばんぜ)と呼ばれる東京湾内の浅瀬の海岸です。
三番瀬緑道という遊歩道があるので歩いてみましょう。

海を眺めながら歩くのは気持ちがいいですね。

海の向こう側に見えるのは幕張付近かな?

三番瀬とは浦安市・市川市・船橋市・習志野市の沿岸にまたがる東京湾のもっとも奥まった場所にある干潟・浅瀬の海の地帯。
深いところでも干潮時の水深が5mほどで、アサリやハマグリ・ホンビノスガイ・カレイなどの漁業が盛んで海苔の養殖も行われています。
カニなどの干潟生物が生息し、それらをエサとする水鳥も数多くやってきます。

三番瀬緑道沿いにあるマンション。
眺めは最高でしょうね。

ランニング・ウォーキングにいそしんでいる人も多かったです。

ちょっと気になったので緑道から1本中に入った道を歩きます。

おお!高級住宅街ですね。
こんな家でのんびり過ごしたいものです。
駅などの公共交通機関からは少し離れているので自動車必須ですが
このような家に住んでいる方ですからガレージには高級車が並んでいました。

航空写真で見るとこんな感じ。高級な一軒家がびっしりとそして整然と建っています。
ここはアイルズコーストという住宅地だそう。
内部の様子。部屋から海が眺められて素敵です。

三番瀬緑道に戻り海を眺めるパンダ先生。

こちらは三番瀬環境観察館という施設。

三番瀬で生きている動植物に関する展示もありました。
水槽にいるのはイシガレイの子供です。
砂に擬態しているイシガレイ分かりますか?
今日の浦安三番瀬🌊
— 【浦安市】三番瀬環境観察館 (@urasanbanze) April 26, 2026
海水の透明度が高く、
稚魚たちや護岸に張り付くヤドカリたちを見ることができました!
東京湾の最奥である三番瀬も
日によって、かなり透き通った海になることもあります✨ pic.twitter.com/KpT15Sm7AK
三番瀬にはヤドカリもいるのですね。

環境館からの三番瀬の海の眺め。

さて、三番瀬緑道から離れてさきほどの高級住宅街の脇を進んでいきます。
いやしかしまあ、日本じゃないみたいですね。
⑤に続きます。
