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電波のない待合室で。


今日は3ヶ月に一度の通院日。
何故かこの病院は病棟も含めて電波が無い。
病院のWi-Fiに繋げないと外との繋がりが絶たれる。

2年前の入院ではずっと病棟の窓から空を撮り続けた。
iPhoneのカメラで
誰に向けたものでも無い
でも、その時の気持ちをInstagramというクラウドに預けた。

ケータイの電波が無いと言うのは地味に精神的に削られる。
今も、メモ帳でnoteの記事を書いている。

待合では特にやる事もなく
今日は推しが一時、箱買いして自宅の冷蔵庫にストックしていたコーヒーを飲みながら
「ああ、少し酸味の強いコーヒーだな。」
とか
「缶コーヒー独特の味がする」
とか
私は朝、アイスアメリカーノの2ショットプラスで自宅で入れて飲んでいる。
あの、入れてる時の香りとコップに口をつけた時に広がる香りが五感を刺激する。

ただ、缶コーヒーのコーヒーは
カフェインを取るための目覚めの一本って感じがする。

コンビニでもセルフで入れるコーヒーが今はどこでも置いてある。
あれも凄く安い訳でもない。

でも、缶コーヒーより何倍もの幸福感が得られる気がする。

病院に来ると、私はいつも「外」と切り離される。
だからこそ、香りとか、温度とか、小さな感覚に敏感になる。

コーヒーの違いを考えている間だけは、
私はちゃんと「今ここ」に居られる気がした。

だから今日も、電波の届かない待合室で文章を書いている。

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