おうち英語は再現できる?身近で感じた難しさ
「うまくいった方法って、他の子にも通用するのか」
おうち英語をしていると、一度は考えるテーマだと思います。
我が家は一人っ子。
兄弟で比較することはできません。
でも、身近にひとつだけ“比較対象”がありました。
歳の離れた甥っ子です。
我が家のおうち英語はこうだった
小学校入学までに、かなりの時間を英語に使ってきました。
このnoteを書き始めたことをきっかけに振り返ってみると——
約8000時間ほど。振り返ってみて、自分でも驚きました。
以前はもっと少ないと思っていたのですが、細かく見ていくと想像以上の時間になっていました。
なんとなく気づいてはいたけれど、数字にするとインパクトが大きい。
・家にいる時間は英語が流れている
・動画も英語
・読み聞かせも英語中心
英語があるのが当たり前の生活でした。
娘も嫌がることなく、
YouTubeも自然と英語コンテンツを選び、
気づけば英語が口から出てくるようになっていました。
甥っ子にも同じようにやってみようとした
甥っ子が生まれたとき、私は気軽にこう言いました。
「おうち英語、やってみて〜」
・英語の音を流す
・動画やアプリを取り入れる
・生活の中に英語を入れる
やること自体は、娘のときと同じです。
でも、同じようにはいかなかった
実際にやってみると、まず環境の時点で難しさがありました。
英語の時間を1日2〜3時間。
言うのは簡単でも、毎日確保するのはなかなか大変です。
その結果、
・英語の動画はハマらない
・気づけば日本語のコンテンツを楽しんでいる
もちろん、まったく触れていないわけではありません。
Blippi(youtube)にハマった時期もあり、
Nursery Rhymesも聞いていました。
アプリで単語を覚えることもありました。
でも——
「娘と同じように、とはいかなかった」
なぜ同じようにならなかったのか
理由はいくつか重なっていました。
① 家庭の“言語環境”が違う
我が家はかなり極端でした。
・毎日英語が流れていた
・テレビは基本つけない
・つけるときは英語のみ
家の中に“英語中心の時間”を作っていた
一方で甥っ子の家庭は、
・日本語のテレビがついている
・家族で同じ番組を見る
・タブレットでも日本語の動画を見る
とても自然で、よくある家庭の風景です。
これは悪いことではなく、むしろ大切な時間。
ただ、その中では英語に触れる時間はどうしても少なくなります。
そして、
日本語に慣れると、英語は「わからない音」になりやすい
ここが大きな違いでした。
② 興味とタイミングの違い
娘は英語を拒否することがありませんでした。
でも甥っ子は「英語より日本語のほうがいい」
と感じる場面が増えていきました。
意味がわからないものは楽しくない。
これはとても自然なことです。
再現したいなら、最低限ここがポイント
ここまで書いておいてですが、
「じゃあ再現したいならどうすればいいのか?」
と考えると、やること自体はシンプルです。
あくまで我が家の例ですが——
・家の中で英語の時間をできるだけ多くとる
・小学校入学までに、継続して英語に触れる時間を積み重ねる
・親も英語に少し関わる
特に感じているのは、
「ただ流すだけでは足りない」
・「何見てるの?」と聞く
・「どんな話?」と興味を示す
・一言でもいいから反応する
こういう関わりがあると、子どもは理解しようとします。
子どもが、こちらに教えようとするからです。
“ただ流れている英語”と、
“誰かに伝える前提で触れる英語”では、積み上がり方が違う。
これは強く感じています。
ただし——
しっかり関わりすぎなくても大丈夫です。
「興味があるよ」と伝わるだけで十分。
※このあたりの詳しい話は、また別の機会に
おうち英語の再現性は「条件付き」
ここまでの経験から思うのは、
「再現性はある。でも、条件付き」
ということです。
やり方はシンプルでも、
・どれだけ英語に触れられるか
・子どもが受け入れられるか
・親がどれくらい関われるか
同じようにしたくても、難しいこともある。
それは失敗ではなく、“違い”なんだと思います。
その違いが、その子の個性なんですよね
同じじゃなくていい。それぞれの形で続けていく
娘の経験があるからこそ、
「こうすれば同じようになる」
どこかでそう思っていました。
でも改めて向き合ってみると、
子どもはそれぞれ全然違う
という当たり前のことに気づかされました。
おうち英語に限らず、
・うまくいく形
・続く形
・ハマる形
は、その家ごとに違います。
だからこそ、
同じじゃなくていい
その子に合う形を見つけていくこと。
無理なく続けていくこと。
おうち英語は短距離走ではなく、長距離走。
それぞれのペースで、とにかく続けていくことが大事だと思います。
甥っ子の「おうち英語」も、娘とは違う形ではあるけれど、
その子に合う形で、これからも応援していきたいと思っています。
👉おうち英語15年の全体はこちら
