SADEの7インチコレクション(11枚)
Smooth Operator (1984)

A面「Smooth Operator」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Ray St. John
B面「Your Love Is King」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Stuart Matthewman
ロンドンから異色のハイテック感覚美女。ジャズが新しい。
同時発売ファーストアルバム『DIAMOND LIFE』からのシングルカット、UK19位(84年9月15日付)、B面「Your Love Is King」はUK6位(84年2月18日付)
SADEの国内盤シングルはこれが1枚目、最初は日本語での呼び方が定まらず、シャーディーとも呼ばれた(ジャケ参照)、デビューしたばかりの時期に早々と来日しており(84年9月、これにはオフィシャルカメラマンになるトシ矢嶋が関係していると思われる)、人気が出る前だったのでインクスティック六本木というハイテックな小箱でLIVEを行ったりした
80年代のニューウェイヴシーンからエレクトロ、それに反するようにネオアコ系などが台頭してくるが、SADEの場合はそのどちらとも関係がない、それが功を奏して?後にUKのみならず、USでも火がつくことに時間はかからなかった
Smooth Operator (1984)

A面「Smooth Operator」(American Mix)
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Ray St. John
B面「Spirit」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Ray St. John, Paul Spencer Denman, Stuart Matthewman
遂にアメリカにも飛び火したシャーデー・センセーション、ロンドン・メイドのハイテック・ジャズ・モダン
US5位(85年5月18日付)、ジャケとカップリング(B面アルバム未収録曲)を変えて再リリース
日本で8ヶ月後の再リリースの理由は不明、おそらく1枚目のB面がUKでのファーストシングル「Your Love Is King」だったのがマズかったのか、改めてアメリカでも売れそうだから、日本でも練り直して再度プロモーションを仕掛けていくといったところなのか、ミックスが変わったから出し直しといった単純なことなのかもしれないが、ちょっと気になるところではある、新たなB面「Spirit」はアルバム未収録(としては勿体ないような曲、12インチのカップリングでもある)

ということで国内盤「Smooth Operator」は2種類(ジャケは3種類)
Your Love Is King (1984)

A面「Your Love Is King」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Stuart Matthewman
B面「Love Affair with Life」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, St.John
UK6位(84年2月18日付)、US54位(85年7月27日付)
オリジナルUK盤のジャケでは「King」ということで、トランプカードを持った写真なのだが、こちらはUS盤に準じたジャケ、同じジャケで12インチも存在する、そのカップリングにはまた「Smooth Operator」が収録されている、加えて12インチのみに収録のインスト「Snake Bite」をYouTubeでチェックしてみれば、LIVEの合間にやるようなジャズセッションであった、そしてこのシングルのB面「Love Affair with Life」もアルバム未収録曲(カセット版にはボーナス収録)、このようにカップリングでアルバム未収録曲がいくつか存在するので、公式でサブスク用にでもまとめてくれるといいのだが
そもそも日本でもこれが1枚目のシングルであれば、英米と同じだったのだが、改めて最初のシングル「Smooth Operator」(シャーディー表記)が日本独自盤であることを再確認
The Sweetest Taboo (1985)

A面「The Sweetest Taboo」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Martin Ditcham
B面「You're Not the Man」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Stuart Matthewman
セカンドアルバム『Promise』からのシングル第1弾、US5位(86年3月1日付)、UK31位(85年10月12日付)
正直デビュー作の1発屋で終わる可能性もあったと思うが、『Promise』はそれを超えてきた、自分の感想ではなく、セールス的に全米全英アルバムチャート1位(オランダやスイスでも1位)、この受け方はMTV的にチャラチャラしてた時代の反動として待ち望まれていた音楽だったのではないか
方や日本では... 当時の洋楽ロックファンに受ける音でもなく、アイドル的な要素もないので同じUKでもカルチャークラブやデュランデュランなどのミーハー的な受け方もなく、特別暗くもないのでフールズメイト的な受け方も無理、ちょっとジャズっぽくてオシャレだけど結局ムード歌謡じゃね?的な受け取られ方もありつつ、カフェバーには打って付けだったろうが、一般的にブレイク/浸透したとは言い難い、むしろ長い年月をかけ90年代以降から評価が高まり、エバーグリーンな音楽として定番化したのではないだろうか、それでも日本では一般レベルで知られてるとは言い難い印象があり、そんなこんなで来日公演は93年以降ナシ、その後たまのワールドツアーがあっても日本公演はとばされて行われてない状況
Is It a Crime? (1985)

A面「Is It a Crime?」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Andrew Hale, Stuart Matthewman
B面「Punch Drunk」
作曲:Andrew Hale
US-R&B55位、UK49位(1月11日付)
セカンド『Promise』からのセカンドカット、80年代半ば以降の洋楽シングル事情って12インチだけと思いきや7インチもあったりとか、Discogsも完璧ではないため、なかなか把握できなかったりするので、実際に盤を見つけてわかることも多い
「Is It a Crime?」には邦題が必要だと思うのだが、直訳「それは犯罪ですか?」ではダメだろうから、ここは洋楽マン(洋楽部門の担当ディレクター)の腕の見せ所だったはず
それにしても当時初めて聴いた時は日本ではサックスによるムード歌謡なんて下地があるもんで、イントロのサックスからダサさスレスレ、場末のキャバレーか2時間ドラマのBGMとかの安っぽさを連想、よって好き嫌いが分かれるところだが、海外でのLIVE映像を見るとイントロからしっかり盛り上がっており、それを観てからは気にならなくなった
B面「Punch Drunk」はアナログLPには未収録、CDには収録されているインストナンバー
Never as Good as the First Time (1986)

A面「Never as Good as the First Time」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Stuart Matthewman
B面「Keep Hanging On」(Live Instrumental)
作曲:Sade Adu, Andrew Hale, Stuart Matthewman, Gordon Hunte
アルバム『Promise』からのサードカット、US20位(5月17日付)、UK89位(5月3日付)
ジャケにご丁寧に『プロミス』からのシングル第3弾!とキャプションしてくれたおかげで後からカタログを把握しやすいのが有難く、それ関係なかったらデザイン的に余計な文字入れんなよってとこですが、それでこそ日本盤、今となっては文字がゴチャゴチャ入ってて面白い、自分が、じゃなくて外国の方が多分、ということで洋楽の日本盤シェアはどちらかというと海外のコレクターに見てもらいたい一心でシェア
いくら大ヒットアルバムのシングルカットとはいえ、「The Sweetest Taboo」「Is It a Crime?」に続く第3弾ともなると無理矢理感が否めない、というか例によって選曲に首をかしげるのだが、邦題つきました「素敵なファーストタイム」はアルバムの中でも地味メの曲だと思うし、B面のLIVE録音インストも意図不明、自分の希望とすればA面「Maureen」B面「Jezebel」なら良かった
Love Is Stronger Than Pride (1988)

A面「Love Is Stronger Than Pride」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Andrew Hale, Stuart Matthewman
B面「Super Bien Total」
作曲:Leroy Osbourne, Andrew Hale, Stuart Matthewman
サードアルバム『Stronger Than Pride』からのファーストシングルで88年3月21日リリース、UK44位、USはシングルカット無し、アルバムチャートはUK3位、US7位、そして洋楽のベストテン入りが珍しい日本8位(流石にもう邦題はつかなかった)、メジャーはメジャーだが来日回数も少ないし、日本ではそこまで人気がないイメージがあるが、自分の想像より売れていた
A面「Love Is Stronger Than Pride」はアルバム1曲目でもあり、ほぼアルバムタイトルチューンだが、後年マッドプロフェッサーが手掛けたリミックスの方が人気でLIVEでもそちらのヴァージョンで演奏するようになる
ということもありB面「Super Bien Total」推し、こちらはSADEに何曲か存在するインストナンバー(7インチのB面、12インチのカップリングに多い)、Sade Aduが歌を乗せられなかったボツナンバーなのかという疑いもありつつの、いわゆるSade Adu抜きのSADEナンバー、後にその延長でSade Adu抜きのSADEメンバーによる別プロジェクト「SWEETBACK」も誕生
Paradise (1988)

A面「Paradise」(REMIX)
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Andrew Hale, Stuart Matthewman, Paul Spencer Denman
B面「Paradise」(INSTRUMENTAL)
作曲:Sade Adu, Andrew Hale, Stuart Matthewman, Paul Spencer Denman
US16位(88年7月23日付)、UK29位(88年6月4日付) アルバム『Stronger Than Pride』からのセカンドカット
「何も考えずに、ただただグルーヴに身を委ねれば、そこはもうパラダイス」とか、そんな歌かどうかは知らないが、B面はINSTRUMENTALという名のオリジナルカラオケという好きなパターン、流石に88年ともなると日本では8cmCDが出始めて洋楽国内盤7インチが完全にゼロではないだろうが、絶滅状態になってくるのは残念、油断してると88〜90年辺りまでの作品はプロモオンリー7インチが存在してたりするパターンもあるので侮れないが
Nothing Can Come Between Us (1988)

A面「Nothing Can Come Between Us」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Andrew Hale, Stuart Matthewman
B面「Make Some Room」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Andrew Hale, Stuart Matthewman
サードアルバム『Stronger Than Pride』からのサードカット、UK92位、US-R&Bチャート3位、自分的にはSADEといえばコレ!的な曲なのだが、チャート的にはイマイチといったところか、渋過ぎるのか?
さて、B面ははたまたアルバム未収録のインストナンバー、おまけ的な意味合いになってしまってますが、自分はどれも好きです
Turn My Back On You (1988)

A面「Turn My Back on You」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Andrew Hale, Stuart Matthewman
B面「Keep Looking」
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Andrew Hale
アルバム『Stronger Than Pride』からの4枚目のシングル、UK101位、US-R&B12位、チャート的には段々尻窄みになっていくが、そんなの関係ねーとB面「Keep Looking」が好きなので入手、日本盤8cmCDシングルは無し
さらに5枚目のシングルカット「Haunt Me」も存在するが、さすがにチャートイン無し、これほどのシングルカットはアルバムの売り上げが伸び悩んでいたゆえのプロモーションか?と勘繰ってしまうが、英米日とアルバムはベスト10に入っているので決して売れてないわけではない、むしろ売れたからシングルカットが多くなったと解釈
Cherish The Day (1993)

A面「Cherish the Day」(Sade Remix Short Version)
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Andrew Hale, Stuart Matthewman
B面「No Ordinary Love」(Radio Edit)
作詞:Sade Adu/作曲:Sade Adu, Stuart Matthewman
UK53位(7月31日付)、US-R&B45位、自分がSADEでリアルタイムでハマったアルバム『Love Deluxe』から4枚目のカット
90年代に入ってアナログはもう買ってなかったが『Love Deluxe』のとりわけ好きな曲(LIVEでもアンコールにやる曲)、そしてLIVEではギターを弾いてないはずのSADEの意表を突かれたジャケをレコ屋で発見して思わず12インチを買ってしまった、みたいな、どっちが先か忘れましたが、CDで愛聴してた『Love Deluxe』のアナログもジャケ的に欲しくなり買ってしまった
時代的に12インチとCDシングルメインであったが、USとスペインだけ7インチがリリースされており(Discogs調べ)、ジャケ有りはスペイン盤のみということで、12インチと同じデザインの7インチを入手して事なきを得たが、惜しむらくは「Cherish the Day」がショートヴァージョンであること、勿論7インチ的には正しいのだが、自分が好きなのはアルバムヴァージョンでもなく、12インチのロングヴァージョンであった(つまり短・中・長の3ヴァージョンある)、ロングヴァージョンだけループパターンが変わるcoda(終章)が追加されており、これが好きで、結局LIVEでもベスト盤でもそのヴァージョンがデフォルトとなっている
B面は『Love Deluxe』の1曲目「No Ordinary Love」、実はファーストシングルカットがこれで7インチも入手してたのだが、そのB面が「Paradise」(REMIX)でダブり、この「Cherish the Day」の7インチが手に入ったことで「No Ordinary Love」も手に入れたことになり、ファーストシングルは不要となって放出
さて、問題は『Love Deluxe』からのセカンドとサードシングルである、セカンドカットは「Feel No Pain」でB面がなんと「Love Is Stronger Than Pride" (Mad Professor remix)」のために高値
そしてサードカットはアルバムで1番人気の「Kiss of Life」のため高値、この2枚が手に入らないことには終わらないのだが、現在SADEの7インチで高値のツートップなので入手が全く読めない状況
ついでにいえば、国内盤7インチもあと1タイトルでコンプリート
