藤真利子の7インチコレクション(5枚)
裸足の伯爵夫人

A面「裸足の伯爵夫人」
作詞:三浦徳子/作曲:南佳孝/編曲:瀬尾一三
B面「Gemini Vs Capricorn」
作詞:微美杏里/作曲:南佳孝/編曲:瀬尾一三
Instagramに藤真利子のシングルをせっせとシェアしてるのは自分くらいだが、Wikipediaにも音楽のデータはしっかり載っているので、それなりに音楽の方のファンもいるかと思われる(とはいってみたものの半信半疑)、ということでこれが4枚目のシングルと確認、そしてセカンドアルバム『浪漫幻夢』と同時発売でもあった、アルバムには親友・松任谷由実の曲もあるのだが、それはシングルカットされずに南佳孝の曲がカットされた、どちらかというと藤真利子(微美杏里名義)が自分で作詞したB面推し
花がたみ

A面「花がたみ」
B面「鬼狂言」
作詞:寺山修司/作曲編曲:鈴木慶一
サードアルバム『狂躁曲』の3ヶ月前にリリースされた先行シングル、B面はアルバム未収録曲、寺山修司はまだ御存命中
CD以前のレコードの時代(つまり昭和)はチャートが視野に入ってない(と思われる)人気女優のアルバムが色々制作されているが、その中でもかなり攻めた内容(もともとムーンライダーズのファンなのだとか)、ジャケにも「歌謡曲のニューウェーブ」とあるが、まさしくNW歌謡だ、しかもテラヤマワールドゆえ、海外からの再評価をお待ちしております

紅茶の午后

A面「紅茶の午后」
B面「ひとりぼっちにしないで」
作詞:寺山修司/作曲編曲:白井良明
両面「微美杏里」名義の本人作詞、ちなみにこの時点でキリン「午後の紅茶」はまだ発売していない、AB面ともアルバム『アブラカダブラ』に収録(Wikipediaには「ひとりぼっちにしないで」の作曲が細野晴臣になっているが間違い)
主役をやる感じでもないので知らない人は知らない、顔は見たことあるようなって感じだと思うんですが、女優活動と共に音楽活動も充実しております、おりますがヒットとは関係ない次元、80年代は女優さんが趣味で音楽をやることを許されたのです、っていうか趣味でよかったんです、いやでも一応出すからには会社的にもヒットを狙ってる体で(A面は花王「リーゼ」CMソング)、でもそれはあくまでも体で、ディレクターなんかも一応会社向きにはそういう顔をしているが、スタジオ内ではイイ意味で遊んでるだけっていうのは言い過ぎかもしれないが、兎に角YMOの3人各々が曲提供してて、ムーンライダーズのメンバーも関わってて、ってなると今んところスーザンくらいしか思い浮かばないっていうくらいの贅沢な音楽活動
その昔に自分は水谷豊が伊藤蘭と初共演したドラマ『あんちゃん』で観たのが初めてだったと思います、丁度その時期にこういうシングルを出してたなんて誰も知らない、どういう人が買ってたのかも不明、当時ライブとかやってたのか? 興味津津、どうやら西武劇場かパルコ劇場で演ったらしいが詳細不明(81年『浪漫幻夢』リリース頃に日本青年館でコンサートをした情報アリ)
何故かこのシングルはDiscogsには載っていない

アブラカダブラ~天使と魔法

A面「アブラカダブラ~天使と魔法」
作詞:微美杏里/作曲:細野晴臣/編曲:白井良明
B面「うわきなパラダイス急行」
日本語詩:微美杏里/作曲:Serge Gainsbourg/編曲:白井良明
7枚目のシングルは4枚目のアルバム『アブラカダブラ』より5ヶ月経ってからのシングルカット(何故か店頭用ポップも封入されてました)
A面「アブラカタブラ」はジャケと歌詞にスパークリングワインが出てくるし、曲調的にもCMソングっぽいが詳細不明、クレジットがないのだが、デュエット相手は松尾清憲と思われます
B面のカヴァーもCMに合いそう、そのB面「うわきなパラダイス急行」はフランスギャルが歌ったセルジュゲンズブールの曲、原題は「Laisse tomber les filles」、当時の邦題は「娘たちにかまわないで」、これに藤真利子自身が日本語詩を新たにつけた
何といってもアルバム『アブラカダブラ』は全作詞・微美杏里=本人、全編曲・白井良明、作曲は細野晴臣2曲、坂本龍一2曲、沢田研二2曲、松尾一彦2曲、鈴木慶一1曲、セルジュゲンズブールのカヴァー1曲という豪華な布陣で構成されているのでございます
マニアック情報としてはBELL'Sというウヰスキーの84年版カレンダーが藤真利子でジャケ2枚目の不機嫌な表情より良い別ショットをネットで発見したので追加、ウヰスキーとスパークリングワインは関係あるのかないのか…

ジャケのフォントは当時出始めのワープロで打ったものを敢えて使用したと思われる
危険な眠り

A面「危険な眠り」
作詞:松本隆/作曲:細野晴臣/編曲:白井良明
B面「哀しきマリオネット」
作詞:微美杏里/作曲:鈴木慶一/編曲:白井良明
83年アルバム『アブラカダブラ』と84年アルバム『ガラスの植物園』の間に出たシングル、『ガラスの植物園』からのシングルカットがないようなので、シングルとしてはこれがラストらしい
前シングル「アブラカダブラ〜天使と魔法」に続くホチョノ歌謡(引き続きアレンジも白井良明)、詞は藤真利子本人ではなく松本隆に託したシングルのみの「風をあつめて」コンビのヒット狙い、ゆえにジャケを今までのシングルに比べてクセをなくそうとしたのか、意図的にフツーな感じを出そうとしたのか、結果は逆にそこが曲名とも合わずチグハグな感じが残念
B面はアルバム『アブラカダブラ』収録曲、A面は後のCD化のボーナストラックとなる
藤真利子作品はハイレゾダウンロード版はあるみたいだが、早く全曲サブスク解禁してほしい
ディスコグラフィはシングル8枚/アルバム5枚、不思議とこの分量だったらありそうなベスト盤はナシ、全作品サブスク解禁希望(現在コレクション対象外のファーストアルバムのみサブスク解禁)
