パニック障害だった私が飛行機で沖縄へ行けた30年目の奇跡
はじめまして
結衣です。
プロフィールを見ていただき、ありがとうございます。
このnoteでは、パニック障がいを経験した私のこと、そして今の私について少しお話しさせてください。
阪神・淡路大震災――あの日、私の中で何かが壊れた
1995年1月17日 午前5時46分。
あの瞬間のことは、今でも体がはっきりと覚えています。
私はまだ眠っていて、急に体がベッドごとガクンと持ち上がった気がして、
「あ、地震や」と思った次の瞬間――
ガガガガドドドド!!!!!!
聞いたことも感じたこともない音と衝撃。
「怖い!怖い!あ、死ぬ!!」
心臓がバクバクと異常な速さで打ち、頭は真っ白。
「これは現実じゃない、早く止まって」と祈ることしかできなかったです。
「家」も信じられなくなった朝
揺れが止まってもしばらく体が動かず、ようやく動けるようになって外に出ましたが、
まだ夜明け前の暗い空。冷たい空気が肌を刺してきた。
でもそれよりも衝撃だったのは、目の前の新築マンションに大きなヒビが入っていたこと。
「安心できる場所」として買った家。
「この建物なら大丈夫」って信じていたのに。
脚の力が抜けて、へたり込みそうに、、、
「家ですら壊れるなら、もうどこにも逃げ場なんてない」
心の中で何かが崩れ落ちた音が、今も記憶に残っています。
地震のあとにやってきた「見えない地震」
本震のあとは、無数の余震。
小さな揺れ、トラックの振動、何かが落ちる音――
体が異常に反応するようになっていったんです。
ある日、スーパーのレジで突然、
胸が締めつけられ、視界が狭まり、耳がぼうっとして、息ができなくなった。
「このまま死ぬんちゃうか」と、本気で思ったあの日
病院に行っても「異常なし」。
家族にも「気のせいやろ」と言われ、どうしていいか分からない、、、
「もう普通じゃない」
外に出るのが怖くなり、
駅に近づいただけで、心臓がドクドク、冷や汗が出て足がすくむ。
「私はもう普通じゃないんだ」と思って、何度も何度も何度も泣いた
それでも、私はあきらめたくなかった
「元の生活に戻りたい」
その思いだけで、小さな挑戦を重ねていくことに。
最初は、マンションの前の道に出ることから。
次は、近所のコンビニまで歩く。
発作が出たら引き返し、また翌日挑戦。
誰にも見えない、小さな静かな戦いの日々でした。
レジに並ぶことも、挑戦だった
思い切ってスーパーへ。
レジに並ぶだけで心臓がバクバク、手に汗。
「発作が出たら?逃げられなかったら?」
それでも並び続け、なんとか会計を終えて外に出たとき、
「買い物ができた」――それだけで涙がドバーっとあふれましたね
美容院のイスに、座れた
久しぶりに髪を切りたくて、電話するだけでも手が震えたあの日。
当日、イスに座ると、心臓がまた騒ぎ出す。
「途中で具合が悪くなったら?」「周りに気づかれたら?」
でも、美容師さんの手の温かさ、ハサミの音、鏡の中の自分に少しずつ落ち着いていく。
「最後まで座っていられた」――それが、大きな達成感でしたね。
電車に挑戦。最初は各駅停車から
駅のホームに立つだけで、心臓がドクドク。
「扉が閉まったらもう降りられない」
でも私は、各駅停車に乗り、
「すぐ降りればいい」と言い聞かせ、汗だくで降りたあとの「乗れた」の感覚。
それが、心をまた少しだけ前に進めてくれました。
快速電車は、まだ無理。
でも、「できることから少しずつ」――
各駅で練習を重ね、自分に安心を覚えさせるように
少しずつ「安心できる自分」へ
自分の中に「大丈夫だった記憶」を増やすこと。
それが、私にとっての回復だった
そして今――
いつの間にか電車に乗れるようになり、
なんと飛行機にも乗れるようになったんです!
沖縄で、私は海に潜った
そして去年、念願の沖縄に行く事ができたんです!
真っ青な海、潮の香り、肌をなでるあたたかい風。
私はシュノーケリングまでしたんです。
海の中に顔をつけて、魚たちと泳いで――
「まさか自分がここまで来られるとは」
そう思ったら、マスクの中が涙で曇っていましたね
今でも薬は手放せないけれど
薬は今も飲んでいます。
でも、それでいいんです。私は今、生きている。
あの日壊れた心が、少しずつ、形を変えながらも修復されてきたことを、私は知っています。
「ダメでもいい」って、言ってあげてほしい
ダメでもいいんです。
やろうと思って、ほんの少しでも前に進めたなら――それは、とても大きな一歩です。
諦めたくない想いがあれば、いつかは叶う
まだまだ全ての事ができる訳じゃない
でも、人生ってそれでもいいと思うんです。
このnoteは、同じように苦しんでいる人たちと、
「なった人にしか分からない苦しみ」を分かち合い、
一緒に支え合っていきたくて、書いています。
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