お金は「稼ぐ」より「守る」|看護師が現場で気づいた、40代からの備え方
病院で、ある患者さんと出会いました。
24歳。筋ジストロフィーという病気で、自分では体を動かすことが難しい方でした。
その介護をメインで担っていたのは、80歳近いおばあさま。
数時間ごとのおむつ交換、経管栄養、吸引——。
慣れているとはいえ、80歳の体にかかる負担は、相当なものです。
「もしおばあさまが倒れたら、この子はどうなるんだろう。」
そう思ったとき、看護師である私の胸は、ぎゅっと締めつけられました。
お金は「稼ぐ」より「守る」|看護師が現場で気づいたこと
他人事とは、思えませんでした。
その患者さんが、私の娘と同じ世代だったからです。
「もしも」は誰にでも起こる|24歳の患者さんと80歳のおばあさま
もし自分の子どもが、家族が、突然そういう状況になったとしたら——。
事故、病気、災害。何が起こるかは、誰にもわかりません。
私自身に起こることも、家族に起こることも、どちらもあり得ます。
看護師として22年、私はたくさんの「突然」を見てきました。
昨日まで元気だった人が、今日から歩けなくなる。働き盛りで倒れる人。
それは、誰の身にも起こりうることです。
脳科学でわかる「今が続く」という思い込み
私たちの脳には、「今が続く」と思い込む仕組みがあります。
今の状態が当たり前のように感じるから、「備える」という行動は、どうしても後回しになります。
でも現実は、違います。
脳が「今が続く」と錯覚しているからこそ、意識して備えることが大切なんです。
「稼ぐ」だけでなく「お金を守る」視点を持つ
だから私が意識するようにしたことがあります。
それは、「稼ぐ」だけでなく「守る」という視点を持つこと。
非常食の備蓄を始めたのも、実は同じ理由です。
何かが起きてから慌てるのではなく、何が起きても大丈夫なように、今から少しずつ整えておく。
食料も、お金も、考え方は同じです。
お金は、稼ぐことに意識が向きがちですよね。
でも「守る」ことを知らないまま稼いでも、気づいたら手元に残っていない、ということにもなりかねません。
「守る知識」を持つだけで、選択肢はぐっと増えます。
今日の一つだけ
あなたは今、「守る」ことを意識できていますか?
「何かあってから」では、遅いことがあります。
でも、今日からでも遅くありません。
今日の一つだけ。
「もしもの時、私のお金は守れているかな?」
と、一度だけ考えてみてください。
答えは出なくて大丈夫。考えるだけでいい。
そこから、「守る意識」が育っていきます。
今日も、ご機嫌な一日を過ごしましょう.
