49歳・脳出血。ある奥さんが選んだ道と、お金の話
こんにちは♪
看護師22年、絡まりをゆるゆるほどくナースのひろです。
夜、ふとしたときに、
お金のことが心配になって、
なかなか眠れない。
そんな夜は、ありませんか?
先日、こんな患者さんが入院してこられました。
49歳の男性。
突然、自宅で倒れて、
救急車で運ばれてきました。
脳出血でした。
一命は取り留めましたが、
脳の機能は戻らず、
寝たきりになってしまいました。
奥さんと、成人したお子さんが2人。
お一人は、まだ大学生だそうです。
そのあと奥さんは、
家や財産を整理して、
離婚という道を選ばれました。
冷たい人だと思いますか?
私は、そうは思いません。
それはなぜか。
お金の不安は心配性のせいじゃない|脳科学でひもとく仕組み
収入の柱が一本だと、暮らしはぐらつく
奥さんは、長くパート勤め。
50歳を目前にして、
正社員のあてはありません。
ご主人が回復するめどはなく、
この先、何十年も
費用がかかっていきます。
お子さまの進学費用に、自分の生活費。
それに加えて、ご主人の介護費用。
パートのお金だけではやっていけない。
そのためには・・・
と考えての決断かもしれません。
収入の柱が一本だけだと、
その一本が折れたとき、
暮らしは大きくぐらついてしまいます。
同じ年代として、
他人事ではないなと感じました。
分からない未来ほど、脳は不安になる
「うちは大丈夫かな」
そう考えると、
胸がざわざわしますよね。
でも、それは
あなたが心配性だからじゃありません。
脳の仕組みなんです。
脳は、先が見えない未来を、
いちばん不安に感じるようにできています。
分からないことを「危険」とみなして、
私たちを守ろうとしてくれているんですね。
“備え”があると、脳は安心を取り戻す
おもしろいことに、
脳は少し先が見えるだけで、
ふっと落ち着いてくれます。
だから「もしも」を想像するのは、
怖がるためじゃなくて、
今の自分を守るため。
細くてもいいから、
収入や備えの柱がもう一本あれば、
いざという時、少しだけ踏ん張れます。
その「少しだけ」が、
未来を大きく変えることもあるんです。
私も昔は、
「お金は稼げばなんとかなる」
そう思っていました。
でも、たくさんのご家庭の“その後”を見てきて、
考えが変わりました。
お金は、ぜいたくのためだけのものじゃない。
大切な人を守る、選択肢そのものなんですね。
今日の一つだけ
今日は、
「うちの柱は何本あるかな」と、
そっと思い浮かべてみませんか?
答えが出なくても、大丈夫。
「考えてみた」
それだけで、
あなたはもう、
大切な人をひとつ守れています。
小さな氣づきが積み重なると、
氣づいたときには、
お金の不安が、ふっと軽くなっています。
まずは、心から。
今日も、あなたのペースで、
ご機嫌に過ごしていきましょうね。
