ヒーロー系女子高生とヒロイン系男子

うちの学校にはヒーロー系女子 神崎伊織 黙っていれば可愛らしい見た目だ。
という神崎さんはヒーロー系女子と言われる所以は困ってる人がいたら必ずと言っていいほど助けるからだ。
そして面倒ごとによく突っ込む神崎さんだが見た目に反して男前で大雑把・細かいことは気にしない性格をしている。
と長々と神崎伊織さんの事を話しているが全然僕が今陥っている状況はカツアゲだ。
多くの人が歩く道の脇道に同じくらいの男子三人組に囲まれお金を出せと言われてる状況だ。
そこで助けてくれたのがさっきまで長々と喋っていた神崎伊織さん


「大丈夫? 嫌なことされてない?」
「は、はい 」
「怖かったか?」
「いや あの」
「涙が出てるよ」
「えっ!!」
いつの間にか涙が出てきてた。
「いや あのすいません 泣いてしまってすいませ…!」
まさかの神崎さんが僕の涙を拭ってくれた。
「謝るな お前は悪いことはしていないか…もう謝るな」
そういい神崎さんが僕の顔を覗く形になった。
「うう」
うめき声を出す自分。
多分自分の顔は今トマトのように真っ赤になって居るだろう。
目をほんの少しだけ開けてみると神崎さんが石のように固まってた。
そこから数分経ってたら二人でその場を離れた。
『それにしてもまたカツアゲとかされたら怖いなぁ』
と顔に出ていたのか神崎さんが
「一人で行くの怖いなら私が送り迎えに行くよ」
「えっ」
「えっ 嫌だ?」
「いや 夜一人で神崎さんを返すにはもうしわけない」
「…じゃあ改札までって言うのはどうかな」
「えっいやでも…」
断ろうとしたら
「こんな嫌な思いするの嫌でしょ?」
「うう…よろしくお願いします」
「よろしい…ふふ」
そこから学校から駅の改札まで送ってくれるようになった。
神崎さんが駅まで送ってくれる時間はすごい幸せな気分になった。

第二話はこちらから
https://note.com/ripe_phlox6600/n/nff3bb3a75642

第三話はこちらから
https://note.com/ripe_phlox6600/n/n2c0d1e033ce6

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