見出し画像

【崩壊白玉団子】判断ミスしかしない私、70個の団子にむせ返る

実話。ガチで。

目の前に、70個の白い塊。
……団子って、こんなにできるもん?


日常

ミスのきっかけなんて、ささいなことだった。

あ、なんか甘い物食べたい🍫。

白玉粉発見。

( ´~`)

スッ…。

店員「ありがとうございましたー」


崩壊の予兆

白玉粉を全てでかい皿に出す。

粉が舞う。
片付け大変やん👊(私のせい)。

ふーん、水結構入れていいんだ。
180ml~200ml?コップ1杯分くらい?

この時、少しずつ入れろという注意書きに気づかなかった。
ワクワクしながら、コップを水道に近づける。

コップ1杯の水を確保。

全部入れた。
一気に。

手を突っ込み、混ぜる。

……コネコネ。

……コネコネ。

……ドロドロ。

ん?
ドロドロ……?

一向に固まらない。
むしろ、どんどんねばついてる。
溶けてる。

手を引っこめる。
急いで引っ込めた反動で、粘液が飛び散る。

悲鳴。

ど、どうすんのこれ……。

目の前には、ドロドロの粘液。
手は真っ白。

( •̅_•̅ )

( 👁‿👁 )

これ、新しい粉入れる?

でも、これ、1袋でもかなりでか……。

数回レンチンした。
水分を飛ばそうと試みたが、一切改善されなかった。

白いドロドロを一瞥する。

深呼吸。

……もう1袋、白玉粉買おう……。


増殖

店員「ありがとうございましたー」

ーー。

家に着き、靴を脱ぐ。

手にはでかい白玉粉。

放置されていた粘液を見る。
ため息。

いや、ここを乗り越えれば、美味しい団子が待ってる。はずだ。

今度は慎重に袋を開ける。

大量の粉が舞う。
なぜだ。

学習した私は、皿に少しずつ追加の粉を入れ、混ぜ、また入れた。

!いい感じになってきた!

ふと冷静に皿の中を見る。

収まりきらない白い生地。

……。


分裂してる?

鍋に水を入れ、沸かす。

生地を手に取り、大きめに丸めてみる。

丸める。

丸める。

丸める。

は?
生地が全然減ってない。

底が見えない。
どころか、むしろ増えてるだろ。

え?これ、40個くらいできそうじゃない?

私はまだ気づいていなかった。
70個分あることに。


キャパオーバー

鍋が動揺している。

ポイポイポイッ。

普通の鍋に、大きめに丸められた白玉団子が次々に投入されていく。

鍋「もう入りません……」

気合いだ。
解決しろ。
湯を沸かせ。

1回では終わらず、2、3回に分けて白玉を茹で続けた。

しばらく作業したあと、目の前には大量の白玉。

やっと茹で終わったぞ!

指差し確認。👉

10、20、30、40……。

あれ……まだある……?

(^_^)

( ˙-˙ )

50……、
もう、これ以上は……。

(⊙д⊙)

え?

……は?

……今、何個って……。

70……、

70……個……!?


……。

ーー。


現実逃避

落ち着け。
見なければ無いのと変わらん。

そ、そうだ!
団子といえば味付け!
やっぱみたらしよね!?

鍋に醤油、みりん、砂糖をぶち込む。

鍋「なんかにおう」

完成。
ちょっと焦げ臭い。

団子にかける。

うまい。
そこそこうまい、が。

……なんか、甘さ薄くない?

団子が多すぎて、タレが足りない。

残り65個。

醤油、みりん、砂糖……。

……。

そういえば、さっき、甘さ足りなかった。

ドバドバ。

砂糖を投入。
甘くないみたらしは、みたらしではない(異論は認める)。

多いかな?
いや、でも、意外と甘くなくなるもんだし。

もうちょい、もうちょっとだけ……。

あれ?

見たことないレベルで、砂糖が積み上がっている。
先程の6倍。

でも、まぁ、
なんとかなるでしょ。


限界

「……っ」

「……ふぐっぅ……!?!?!?」

1時間作業し、やっと落ち着いて食べられる、と微笑んだらこれ。

甘さ6倍のタレをつけて口に運んだ瞬間、えづいた。

体が拒絶している。

脳を突き抜ける甘さ。
喉奥にねばりつき、苦しくなるほどの何か。

きつい。
これは、これは……!

「げっ……ぐぅっ……!」

蹲り、必死に飲み込む。
こんなに甘いもの、食べたことない。
甘すぎてえづくのも、未経験。

目を見開く。

作りすぎた団子。
作りすぎたタレ。

団子は、残り64個。

お願い、お願いだから……。

誰か、一緒に食べてくれない……?


後日談

あの後タレを食べ切り、残りの白玉団子はタッパーに入れて冷凍し、毎日10個ずつ食べた。

見事に完食。

もう二度とやらん。

……たぶん。

ーー

次の1本はこちら。

初めての方はこちら。

スキ、コメント、フォローで、次の"崩壊"が現れるかも?