サインサルト王国の王女と3つの秘宝 第1話
あらすじ
サインサルト王国に住まう王女である伊南川リリカは、異端で破天荒な日々を送り楽しんでいた。学校での授業をサボり、クエストに勤しむ毎日。魔物退治のクエストを終わらせ、担任である東みくるへ報告している頃、リナは一人の男真田伸一を追っていた。追い詰めたと思ったら、真田の魔法により大怪我してしまい病院へ運ばれる。それをリリカはニュースで知る。犯人が誰かなのかを調べるため、城に侵入するが母であるこの王国の女王リリーに見つかってしまい帰宅する。一方で、真田は城の地下へ侵入しており、三つある秘宝の一つエターナルエメラルドという秘宝を奪うのであった。
キャラクター
伊南川リリカ:金髪でサイドテールをしている明るく元気な少女。何事も縛られるのを嫌い、異端で破天荒。第1王女だが王位継承権を放棄している。
リカ・サインサルト:金髪でツンデレな性格の少女。第2王女だが、リリカが王位継承権を放棄したため、第1王女として担っている。
伊南川リナ:リリカの妹で第3王女の水色髪ツインテール少女。普段は無口だが、毒舌キャラでもある。
真田紳一:リナに追われる男。
本文
ここは君たちがいる世界とは違う世界。魔力が満ち溢れており、人々は魔法が使える世界。
君たちにとって夢のような世界だろう。魔法によって空を飛べたり、自然の力を扱えたり、魔物と闘ったりと、科学とは違った便利さがある。
無論、魔法が使えない者もいるため、科学も発達していて、魔法と科学が交わっている。
その世界にある王国。サインサルト王国。サインサルト家が治める国で日本と変わらない面積を誇る。
首都ロックタウン。日本の東京にそっくりの町並み。
町の中心部に大きな城が建っており、サインサルト城と呼ばれている。
その城の近くの森。
1人の少女が走っている。金髪で左にサイドテール、瞳が水色の少女。髪の長さは長く背中まで伸びている。
少女の前に狼や蜥蜴(とかげ)みたいな魔物がいて立ち塞いでいる。
「そんなんで私に勝てるとでも?」
少女は左手に炎を纏う。飛び上がり、魔物たちに近づき左手の拳を振るう。
地面に少女の拳が直撃した瞬間、炎が散って魔物たちを舞い上がらせる。
魔物はその場に落ちて倒れる。
「ふぅ。いっちょ上がり!」
少女は倒れている魔物たちの中の1匹を担ぐ。そして、歩いてその場を去る。
そう、彼女こそ伊南川リリカと言う、この物語の主人公。
ロックタウンの東部。青蘭学園。この町で一番大きい高等学校。魔法科、武装科、普通科に分かれており、中学高校の一貫校。敷地がまるで大学のような広さがあり学生寮もある。
東みくる教授と書いてある部屋。そこに黒髪ロングのみくるとリリカがいる。
「全く、貴様と言う奴は......。王女という自覚があるのか?」
リリカより背が小さいみくるは机の上に倒れている狼型魔物に近づく。
狼型魔物は丸焦げになっていて死んでいる。
「王女? 何の事か分かんないよぉ。先生ぇ」
「私は魔物料理研究家じゃないんだが......。どうしろと?」
みくるは完全に呆れている。
普通、王女は魔物狩りなんてあんまりしない。お遊びでやる事はあるが本格的にやる事はない。しかも、品のある態度をとり、言葉遣いも丁寧な感じになるはず。
リリカにはそんな事1ミリも感じられない。王女なのか?と疑われてもおかしくない。
「料理して食いたいんだけど、一応依頼されたものだからさ」
「依頼? なるほどな。貴様、授業をサボっておきながらクエストしているとはな」
「いやぁー、卒業したいし暇だしねぇ」
この学園は、ギルドのように様々な依頼が持ち込まれてくる。学生や教師はその依頼をクエストと呼んでいる。
クエスト内容は様々で、魔物狩りだったり、ペット捜しだったりと。クエストを成功すると報酬と共に単位が貰える。難易度によって貰える単位数が違う。
「んで依頼主はっと......」
みくるは何もない所から依頼書を出して確認する。依頼書は紙で作られている。
「はいはい。後は私に任せておけ。報酬はまた後でな」
「うん! じゃあな」
リリカは去ろうとする。
「授業は真面目に受けろよ」
「へいへーい」
リリカは去って行った。
「やれやれ」
単位を貰うためには担任の教師に報告する必要がある。だからリリカはみくるに報告しに来たのだ。リリカの担任だから。
所変わって、とある建物。どうやら廃墟したビルだ。10階建てのビルの中、ぼさぼさ頭の男が1人いる。どうやら男はこのビルに逃げ込んだみたい。
(マジかよ......。この人数じゃ、マジやばい)
男は銃を構える。
どうやら、5~6人の男女学生に囲まれていた。学生たちも男も身を潜めている。
(仕方ねぇ。やってやるよ)
そう思う男は拳銃を持ってない左手を学生たちがいる方に向ける。そして男はしゃがんだまま、左手を勢いよく握りしめる。
すると、学生たちのいる所が爆発する。煙が晴れると学生たちは倒れていた。
「ふぅ。悪くねぇな」
男は立ち上がりゆっくり歩く。
ビルの屋上。
男はそこへと逃げて来た。
「何ストーカーしているんだよ? 犯罪だぞ?」
男が振り向くと水色髪のツインテール少女がいた。
「逃がさない」
「有力な情報を得たことだし、逃がしてくれねぇかな?」
水色髪の少女は男に近づく。
男は少女に拳銃を向けて何発か撃つ。少女は全て避ける。
「流石だな。第2王女の癖にやるじゃん」
少女は男に近づき、両手に持ってる2丁の拳銃を向ける。
男は左腕を少女に向けて伸ばす。
「......体内爆発......」
男は左手を握りしめる。すると、少女が爆発する。
少女はうつ伏せに倒れる。何が起こったのか分からずにいる。
(一体、何が......?)
少女は吐血する。
「がはっ!」
「じゃあな。リナたん」
男は屋上の端に立ち、背中から落ちる。
「......ま......て......」
リナは手を伸ばすが届かず。リナはゆっくり目を閉じる。力が抜けてそのまま倒れた状態になる。
その後。警察と救急隊員がやって来て事を済ます。リナと学生たちはとある病院へと運ばれる。
その頃、リリカは授業を受けていた。欠伸して暇そう。
あまり真面目に受けた事はないのだ。退屈な時間を過ごす。
教室は君たちが見ていた景色と何ら変わらない。机と椅子がクラスの人数分あり、教卓も1つあり、黒板も黒板消しもある。
授業を終え、リリカは帰宅する。
マンションの6階。601号室がリリカの住む部屋である。
リリカは中へ入る。誰もいない部屋。閑散とした空気が漂う。リュックサックをソファの上に投げ棄て、机の上にあるリモコンを拾ってテレビをつける。
とあるビルにて交戦があったというニュースが流れる。怪我人がたくさんいる事が言われている。
その時、リナが救急車の中に運ばれる姿が映った。
リリカはリモコンを落とした。その瞳は丸くなり、驚愕している。
妹が事故にあって驚くのも無理もない。当然の事だ。
リリカは急いで部屋から出ていく。何も持たず、焦った表情で病院へ。
これから始まる。彼女たちの物語が。そう、儚くて切ない物語......。
リナが目を覚ますと病室にいた。リリカとみくるもいて心配そうに見ていた。
「リナ。大丈夫か?」
リナは上半身を起こす。魔法である程度は回復したが痛みはまだある。
「奴は?」
「現場にはいなかったみたいだ」
リナの質問にみくるが答える。警察が捜査しているがあの男の足取りは掴めずにいる。
「ねぇ。リナ。何があったのか教えてくれる?」
「......お姉ちゃんには関係ない話......」
リナはそっぽ向く。話したくはないのだろう。特にリリカには。
大切な姉だからこそ余計に話せない事。姉を守りたい、ただそれだけの理由でリナは何も言わなかった。
「そっか。じゃあ、リナ。また来るね」
リリカとみくるは病室を後にする。
病院の廊下。リリカとみくるが歩いている。
「先生。リナはクエストしていたんだよね?」
「あぁ。担当の教師によればクエスト中だったみたいだ。依頼主はこの国の国王......。リリー・サインサルト女王だそうだ」
リリー・サインサルト。この国における国王であり、リリカとリナの母親。
リリカの表情が険しくなる。何か思い詰めている感じがする。
「そう。ありがとう。先生」
リリカは走り出す。みくるを置いてきぼりにして。
(今のお前が行った所で何も変わらないが......)
サインサルト城。ロックタウンの中心部にそびえ立つ大きなお城。壁とかは白で屋根は青く染まっている。
女王のリリー・サインサルトが住まう場所となる。
現在、夜の時間。城も当たりも真っ暗。警備は厳しく、騎士がたくさんいる。
そんな中をリリカはフードをかぶって侵入していた。普通に入ればいいのに、何故か泥棒のように侵入する。
リリカは騎士たちの警備をくぐり抜けて、とある部屋へ着く。
そこはリナの部屋だ。部屋の中はたくさんの書類や写真でいっぱいある。全て捜査に必要な物だ。
それらはぼさぼさ頭の男の事が書かれてある。リリカはその書類たちを手に取り見る。
男の名は真田紳一。ロックタウンから遥か南にあるサバンナ大地出身。
「......こいつがリナを......」
私伊南川リリカは小さく呟く。ほんの少しだけ怒りが騰がって来ている。
よく分からないけど、なんだかこいつを見ていると手が震える。恐怖で震えてはなく、むしろ怒りで震えている。
その時だ。
「ここで何しているの? リリカ・イナガワ・サインサルト」
私は声がした方へ向く。そこには私と同じ髪色をしている凛とした美しい女性がそこにいた。
翡翠色の瞳が私を見つめる。私にはその瞳が優しさなんてなさそうに見える。
「......ママ......」
ふと私は呟く。何にも考えてなく、すっと言葉が出てしまった。何故だろうか。
私の表情は先程の怒りに満ちた時と違い、一瞬で畏れへと変わる。
圧倒的な力の前に人は恐怖でただ立ち尽くすのみ。まさにこの事なのか?
この人には何も出来ないだろう。反論も出来る気がしない。
「ママ......。これは......」
母の華やかな姿は誰もが魅了される。私さえ魅とれてしまい、目が離せない。
何を考えているのか!? 私は!
「貴女に依頼した物ではありません。何故にここに?」
「リナが怪我したって聞いたから、変わりに私がやろうと......」
私の声は弱々しく震えて、霞んだような声になる。
今すぐでもこの場から逃げ出したい。そんな気持ちになり、唇を噛み締めそうになる。
「貴女は王女としての立場を放棄して、この城を出ていった。そんな貴女が今さら戻ってくるとは......」
母は呆れたような物の言い方だ。そうだよね。
私は王位継承権を受理せず、王女としての立場を放棄した。私のやる事成す事、全てが異端で破天荒そのもの。
王家の者や貴族たちにはあまりよく思われてなく、問題児として扱われていて、母と私の関係に亀裂が出来ることになる。
破天荒な私になる前は王女として振る舞っていたが、それが辛く苦しくなって嫌になり、私は城を出ていく事にしたのだ。
「出て行きなさい!」
母はきりっと私を睨む。圧倒的な物言いに私は何も言えなかった。
私は持っていた書類を机に置き、歩いて母を横切る。母の言うことに従うしかない。そのまま、私はその場を去るのであった。
城を後にするリリカはそのまま自宅へ向かう。
それを屋根の上から見ている男がいた。真田紳一だ。
「へぇー。親子喧嘩か? 別にいいけど、こちらとしたら都合が良くてよ」
真田は立ち上がり屋根から跳び降りる。その後、城の中に侵入する。
城の地下。広い空間の中央に翡翠色に光る宝石がある。
真田は宝石がある台座に近づく。そして、真田は宝石を手に取る。
「これがエターナルエメラルドかぁ」
エターナルエメラルド。この世界の何処かにあると言う聖域を開く為の鍵となる宝石の1つ。
鍵となる宝石はエターナルエメラルド、カオスルビー、ピースサファイアの3つある。
真田はすぐさまその場を去る。その表情は何か企んでいるように見えた。
ある日の朝。リリカの自宅。リリカはソファで寝ていた。
昨日、帰ってからすぐにソファにダイブして寝てしまったみたい。
「んっ、うーん......」
リリカは目を覚ます。体を起こして目を擦りながら座る。
立ち上がる前にスマホを手に取る。スマホを見ながら立ち上がり、洗面所に向かう。
リリカは洗面所にて顔を洗い、歯みがきして終わって、スマホをソファの前にある机に置いて、台所の冷蔵庫に向かう。
冷蔵庫を開けて朝食にするおにぎり3個とお茶を取り出して閉める。おにぎりとお茶を持ってソファに座り、机に置く。
テレビをつけておにぎりを食べる。コンビニで買ってきたおにぎりだ。
リリカはスマホを見ると、あの女王であるリリー・サインサルトから連絡があった。その内容は依頼についてだった。
「クエスト? 何で?」
至急、城に来るようにと書かれてあった。あまり嬉しくはない。ましてはより恐怖を感じる。
女王陛下からの呼び出しだ。リリカにとっては怖いより他ない。
リリカはサインサルト城に着いた。玉座の間に行くと、母であるリリー・サインサルトが玉座に座っており、その前に金髪で翡翠色の瞳の少女がいる。
リリカと同じ背で、歳も同い年ぐらいに見える。
「あれー? リカだぁぁぁ」
リリカはリカに抱きつく。
リカは驚き、リリカの頭を殴る。
「いきなり、抱きつくなと言っておろうが!! 殴るぞ!」
「もぅ殴っているよぉ」
リリカは頭を抑えながら涙目になる。
リリーが少し咳払いして、リリカとリカの注意を引く。
「......ママ......」
怯えたリリカに対して、リカは堂々としている。
「リリカ。そう怯えなくていいのです。私は貴女に嫌われて当然です。母として貴女に何ひとつできなかった......。この機に謝罪させていただきます」
リリーは頭を下げる。女王が頭を下げる事は滅多にない。
だからこそ、これはあり得ない事で、リリカもリカも驚く。
「母上!?」
「ママ!? 頭を上げてよ!」
リリカには理解ができない。あのリリーが頭を下げるなんて......。
リリーにも色々と思う事があったのだ。リリカに母としての事を何ひとつできない、その事が後悔していた。
理由があったのだが、言えずにいた。女王として振る舞って、リリカを軽蔑して親子関係に溝を作った理由。
それはいずれ分かるだろう。
「本当にごめんなさい。リリカ。いつか、貴女に分かる日が来ると思う。その時まで待ってくれませんか?」
「......うん......。待つよ。ママに嫌われているかと思ってた。だけど嫌われていない事が分かっただけで私は嬉しいよ」
リリカは微笑んだ。まるで太陽みたいな微笑み。
「......リリカ。ありがとう......」
リカはリリカの右肩に手を乗せる。
「良かったな。リリカ」
「うん!」
リリカは嬉しそうだ。肩の荷が下りたみたいに表情が柔らかくなる。
「んで、母上。私らに何の用だ?」
「実は昨晩、エターナルエメラルドが盗まれました」
リカとリリカはまた驚く。
エターナルエメラルドはサインサルト家が代々から守ってきた秘宝。
聖域の扉を開く為の鍵の1つとされる。そんな物が盗まれたとなると、王族としての名誉がなくなる。
「犯人の目星はついているが、目的は分かっていません。ですが、おそらく次の狙いはカオスルビー......。そこで貴女たちに、女王から正式に依頼します。カオスルビーを手に入れるのです。犯人の手に渡らせないようお願い致します」
「ママ。私らに任せて!!」
「あぁ。カオスルビーを渡してなるものか!」
リリカとリカは自信に満ちている。これなら安心できそうだ。
サインサルト城の正門。リリカとリカは赤紫色の髪をした女性と一緒にいた。
「殿下、リリカ様。カオスルビーのある場所は残念ながら私らは存じあげておりません。なのでここより北にあるアパレル大図書館に行ってみてはいかがでしょうか?」
「うぬ。ありがと、ユリー」
リリカとリカはユリーと別れて、アパレル大図書館へと向かい、旅に出るのである。
アパレル大図書館。サインサルト王国の歴史や学問など様々な本がある図書館。
王国の中で最古であり、最大級の図書館だ。そこを管理しているのが天使一族の1人、ナミエールである。
リリカとリカはアパレル大図書館へ歩いて着いた。
「ロックタウンからかなりの遠さだなぁ」
「疲れたぁ!」
ロックタウンからアパレル大図書館まではかなりの距離がある。ざっと30㎞ある。
その距離を歩いて来た2人。流石に凄い事だ。
2人は図書館の中へ入る。すると、背中に白翼が生えた女性、ナミエールが美しく舞い降りる。
日光が照らしているような輝きを放ちながら、ナミエールが現れた。
「はーい! Nice meat you! ようこそ! アパレル大図書館へ!」
リリカとリカはずっこける。
先程の天使の輝きは一体何だったのか?ギャップがあって引いてしまう。
「台無しだよ!」
リリカがツッコミを入れる。
光が彼女を照らし、眩い輝きを放って、まさに天使だと言わんばかりの登場しておいて、しゃべり方が変なのがナミエールである。
「これはこれは。王国の王女様がいらっしゃるとは何用で?」
「実はな」
リカはカオスルビーの場所について探しているのと、エターナルエメラルドが盗まれた事をナミエールに話した。
「ふむふむ。なるほど。確かにカオスルビーについて記した書物はここにあります」
「本当!? それを読ませて欲しい!」
「ですが、リリカ様。王女と言えど、ただでとはいきません」
ナミエールはにやける。何か企んでいるようだ。
「えぇー」
リリカは嫌そうに言う。めんどくさい事にはやりたくはない。それがリリカである。
「わたくし、ナミエールとゲームしましょう。王女様たちが勝ったら、ここにある書物を自由にしても構いません」
「仕方ないなぁ。ゲーム好きだし」
リカはリリカを自分の方に寄せる。
「奴の事だ。普通のゲームじゃないはずだ」
「大丈夫だよ。ナミエールの事、パパから聞いているし」
「父上から? それなら安心か......」
2人は小声で話す。ナミエールには聞こえないように。
「ルールは簡単。しりとりしながら、具現化した物を使って戦うゲームです。もちろん、死にますよ」
ナミエールは微笑む。その表情はどこか怖さを感じる。
リリカとリカは少し武者震いする。
具現化バトルしりとりは普通のしりとりしながら、出された言葉、名前が実際に実現して、それを使って戦うゲーム。相手が戦闘不能になるか、降参するか、死ぬかしたら勝ちのルール。
「では始めます。しりとりのりからで、リリカ様からどうぞ」
こうしてゲームが始まるのである。リリカたちは勝てるのであろうか?
相手は鬼才と呼ばれた軍師。頭の回転の速さは誰にも負けないと言われる天使一族屈指の頭脳を持つ。そんな彼女に勝ち目はあるだろうか?
第2話⇒https://editor.note.com/notes/n75a1f098ad7e/edit
