見出し画像

男性と女性が撮る肌色

先日見たカメラマンのYouTubeで、印象に残っているやりとりがあった。

その動画に出ていたモデルは、女性カメラマンと撮る時は、気を遣わなくていい、楽な距離感で、楽しく撮れると話していた。
でも「いい写真かどうかは、また別の問題」だとも言っていた。

そこでカメラマンは、こう言った。
「やっぱちょっと緊張感あった方がいい。緊張感なかったらスナップになっちゃう。」

なるほど、だと思った。

そこで、緊張感とエロティシズムと肌色について考えてみた。

見られている、という意識が張り詰めている時。
人は、その視線に応える顔をする。

だから緊張感があると、意識して出した表情からエロさを感じるかもしれない。

でも、肌色を撮っている女性カメラマンとして、
わたしが追求しているのは、エロではない。逆に、肩の力を抜いてくれた方が嬉しい。

自然体の表情。
ただそこに居るだけの雰囲気。

私はこういうのが撮りたかった。

自分が撮った写真に写ってる被写体たちは、よく「彼女感」の雰囲気が出ている。おそらくそれは「異性に見られている」という意識が、頭から離れているからじゃないかな?

そして、改めて再認識できた。

わたしが撮りたいのは、エロい顔じゃないということ。

素顔と、素肌。

その人がその人のまま、何も足さず何も引かずにそこにいる、その状態そのものを撮りたい。

緊張は、その状態を遠ざける。脱力こそが、わたしにとっての入り口なんだと思う。

男性が撮る肌色と、女性が撮る肌色が違うのだとしたら、被写体の意識がどこを向いているかの差なんだと思う。

見られていることを忘れた肌には、作られていない色がある。わたしはその色を、撮り続けたい。

model まよけゆき
model Sayaka
model Riaya
model 寝る子

いいなと思ったら応援しよう!

riko🐿️ いつも見守ってくれて本当にありがとう🫶