奴は必ずやって来る……奴の名前は『ライターズ・ブロック』
今日は恐怖の『奴』の話。
作家、文筆業をやっていたら絶対にやって来る!
AIに文章の草案を書かせても、気に入らない。
何度も修正しているうちに、自分の分よりも駄目だと判断したAIの草稿の方が良く見えてしまう……。
奴は必ずやって来る……。
奴の名前は『ライターズ・ブロック』
今日は、ライターズ・ブロック(執筆の行き詰まり)を解消するための科学的根拠に基づいた10の方法を紹介しますね。
白紙から始めるのをやめる
多くのライターは書き出しの一行や主題(テーゼ)の設定といった最も難しい部分から書き始めようとして行き詰まります。
UCLAの研究によれば、行き詰まりにくい人は『最も簡単だと感じるセクションから飛びつく』柔軟な戦略をとっています。
まぁね、書きたい所から書き殴っていくうちに全体像なんて炙り出ててくるもんですよ……いや、プロッターの私も書きたい所(シーン)から書いています……。途中で終わらせる(ツァイガルニク効果)
執筆セッションを終える際、あえて文章や段落の途中で止めることで、脳が未完了のタスクを記憶し続け、翌日の再開が容易になります。
これはアーネスト・ヘミングウェイも意図的に使用していた、脳の特性を利用したテクニックです。
『心残り戦法』は意外と有効!
寝ている間に脳内の小人さんが解決してくれるんですよ!ワクワクする気持ちをガイドにする
全体の順番は無視して、その瞬間に自分が最もエキサイティングだと感じるストーリーや逸話から書き始めます。
このエネルギーが、執筆全体のプロセスを解きほぐす助けとなります。
これは『書きたいとシーンから書く』に似ていますが、もっと断片的です。
・ 主人公の彼女の家の隣の犬の設定。
・ 宇宙船の空調装置が調子悪いので、どんなトラブルが発生するのか?
・ 脇役のおじいちゃんの年齢から逆算した当時の時代背景。
もうね。ストーリーの重箱の隅の設定やショートストーリーなんかを書いていると、ポロっと抜け出せるものなんですよ。最低の下書きを最初に書く
脳は「クリエイター」と「エディター」の役割を同時にこなすことができません。
完璧主義を捨て、まずは編集や自己批判を一切行わずに10分間指を動かし続ける「ひどい最初の下書き」を書き出すことに集中します。
笑える話……意外と効果的です。 そして、最低の下書きの反対を書いていけばよいのです。
この方法を某作家先生から聞いたときには「やっぱり天才!!」と大感動しました。散歩に出かける:スタンフォード大学の研究によると、ウォーキングは創造的なアウトプットを約60%増加させます。
散歩中に悪い考えしか浮かばなくなり始めたら、散歩している自分を頭上数メートルから眺める『第三者目線』を想像してみてください。
コツは、自分だけでなく周囲の人や物もリアルタイムで一緒に想像することです。「本」からインスピレーションを得る(Bookspiration)
似たトピックの本をパラパラとめくり、最初の一行や構成を眺めます。
全ての文章は既存のアイデアの集大成であり、他者のスタイルを真似ることで自分の声を模索するプロセスは自然なことです。
他人の褌で戦う事は卑怯ではありません。
そのまま使うのは問題ですが、登場人物の性格も年齢も変わるのです。
あなたがお金を出して本棚に並べて本は『あなた自身が保証している面白いと感じる』テクニックが満載です。執筆ツールを変える
2024年のノルウェーの研究では、手書きはタイピングよりも脳のほぼ全体を活性化させ、創造的思考に関わる領域を同期させることが示されています。
タイピングで行き詰まったら、ペンと紙を使ったり、音声録音で「話す」ことに切り替えたりして脳の異なる経路を使います。
紙とペンは最強です!
綺麗な字で書く必要はありません。
コツは、スケッチブックのように大きな紙を用意する事。
紙面のサイズは、アイディアポケットの数を増やします。フロー状態に入る
執筆を筋肉のように扱い、毎日書くことでフロー(ゾーン)に入りやすくします。
また、ポモドーロ・テクニック(25分間書き、5分間休憩する)を用いて、集中力を維持するのにちょうど良い時間的プレッシャーを作り出します。
実はこれ……私は苦手なんですよ……でも、生徒さんたちは「いけますよ」と言うので……。もっと読み、もっと書く
大学生を対象とした調査では、読書量が多い学生ほどライターズ・ブロックが少ないことが判明しています。
読書によって自分のトピックのエキスパートになることで知識が蓄えられ、より深い貯水池からアイデアを汲み上げることができるようになります。
もうね。ぶっちゃけ4~5回書いて、1つ残ればいいや! 当たって砕けろ!
砕け散ってしまった……ひとつ前のシーンも書き直すぐらいの……これすごく疲れるけれど、乗り越えたら作品のレベルがググっと上がるんですよ。ハードルを下げる(後で上げる)
最初から完璧であることを求めず、まずは「十分な出来」を目指します。
下書きの段階では文法ルールやスペルチェックをオフにし、推敲の段階まで修正を後回しにすることで、執筆への心理的障壁を取り除きます。
ATokeのAI便利機能は切りましょう。
あれ、書いているというよりも『書かされている感』というか、一行一行に強迫観念が積み重なって来るんですよねぇ……。
