別にモテたいわけじゃないんだよ
パートナーがおらぬ。
フレッシュでさわやかな20代は、常に独り身の10年間だった。最初の職場では、同じアパートに住む4人の20代独身男子(もちろん僕を含む)を総称して「モテないズ」と呼ぶ人がいた気がする。不名誉ここに極まれり。
でもまぁこのご時世、「恋人がいない=不幸」とか「結婚=ゴール」とかは人それぞれなんでね。
前にも書いたが、自分一人で生きていくのもままならない状況でパートナーを作るのは、些か向こう見ずだと考えている。確かに、人間の生きる営みとして大切なことであるのは間違いない。しかし、無条件にそれを最優先とするほど、自分の中での優先度が高くないのも事実だ。
自分の恋愛遍歴を赤裸々に綴るつもりはないが、少なくとも”モテたい”と思ったことはない。
うん、わかる、あなたが「それはモテない奴の言い訳だ」って言いたいのはわかる、わかるよ。ぐうの音も出ないほどにね。
ただ、実際そうなのであるからして。
たとえば、「この人、あんまり好きじゃないなぁ」とか「なんか話が合わなくて疲れるなぁ」とか思うと、その相手に対する好感度は下がるわけで。では、その相手に言い寄られると嬉しいのかどうなのか。答えは、否。
僕の場合、人間関係は【せまく深く】タイプである。したがって、そんなに好きじゃない人とは距離をとりたい。逆に、好感を持った相手に対しては、より親密になりたいと思う。
ま、それがうまくいかないんだけどね!
結局のところ、気持ちの一方通行ばかりだったということになるのだろう。
さらに、【せまく深く】タイプ故の大きな落とし穴があって、
新しい出会いが少ない
一度関係がこじれると元の鞘に戻りにくい
ということになりかねないのだ。
そしてそれが何年も何年も蓄積すると、鍾乳洞が長い年月をかけてできるように、”モテない”のレッテルを貼られた人間が完成する。かなしい。
あーだこーだ言ってみたものの、本音が「別に独り身でもいい」というのは確かだ。人付き合いがあまり得意ではない僕は、一緒にいることで不幸になるくらいなら一人でいたい。一人ならだれかに気を遣うこともないし、だれかに不愉快な思いをさせられることもない。
でも、やっぱり寂しいんだろう。今は両親と暮らしているが、それがいつまで続くかわからない。少なくとも、20~30年後には環境がガラリと変わっているはずだ。そうなったとき、50か60代の僕は果たして孤独に打ち勝てるのだろうか。
このような理想と現実の板挟みに遭っている人も多いと思う。独り者にパートナーを作れと奨励するのは簡単だが、その人が持つ問題や課題を順番に解決していく必要があることを忘れてはならない。
あーあ、綺麗で優しくて頼もしくて仕事ができて人柄も頭もいい北川景子似の看護師さんが僕のこと好きにならないかなー!
いいなと思ったら応援しよう!
なんと アルロンが おきあがり
サポートを してほしそうに こちらをみている!
サポートを してあげますか?