シティグループ(Citigroup)2025年第3四半期決算
発表日:2025年10月14日
主要業績
EPS(1株当たり利益):1.86ドル(前年同期+23%、市場予想1.73ドルを上回る)
売上高:221億ドル(前年同期+9%、市場予想210億ドルを上回る)
純金利収入(Net Interest Income):149億ドル(前年同期+12%)
貸倒引当金(Provisions for Credit Losses):24.5億ドル(前年同期–8%)
期末貸出残高(EOP Loans):7,339億ドル(前年同期+7%)
期末預金残高(EOP Deposits):1兆3,800億ドル(前年同期+6%)
1株当たり簿価(Book Value per Share):108.41ドル(前年同期+6%)
有形簿価(Tangible BVPS):95.72ドル(前年同期+7%)
財務健全性・収益性指標
CET1比率:13.2%(前年同期13.5%)
ROE(自己資本利益率):7.1%(前年同期+0.9pt)
ROTCE(有形自己資本利益率):8.0%(前年同期+1.0pt)
部門別動向
■ サービス部門(Services)
売上高:53.6億ドル(前年同期+7%)
純利益:18.2億ドル(前年同期+8%)
平均貸出残高:940億ドル(前年同期+8%)
平均預金残高:8,930億ドル(前年同期+8%)
■ マーケッツ部門(Markets)
売上高合計:55.6億ドル(前年同期+15%)
・債券取引(FICC):40.2億ドル(前年同期+12%)
・株式取引(Equities):15.4億ドル(前年同期+24%)純利益:15.8億ドル(前年同期+45%)
■ バンキング部門(Banking)
売上高:21.3億ドル(前年同期+34%)
・投資銀行手数料:11.7億ドル(前年同期+17%)
・アドバイザリー(M&A):4.3億ドル(前年同期+8%)
・株式引受(Equity Underwriting):1.7億ドル(前年同期+35%)
・債券引受(Debt Underwriting):5.7億ドル(前年同期+19%)純利益:6.4億ドル(前年同期+168%)
■ ウェルス・マネジメント(Wealth Management)
収益合計:21.6億ドル(前年同期+8%)
純利益:3.7億ドル(前年同期+32%)
総顧客資産:1.13兆ドル(前年同期+8%)
■ 米国パーソナルバンキング(USPB)
売上高:53.3億ドル(前年同期+7%)
純利益:8.6億ドル(前年同期+64%)
クレジットカード不良債権率(NCLs):3.45%(前期3.73%)
CEOコメント(ジェーン・フレーザー)
「当社の戦略の着実な実行が、四半期ごとに力強い業績改善と収益力の向上をもたらしています。
過去数年間に進めてきた変革・戦略再構築・事業の簡素化により、シティは競争力の面で大きく進化しました。
新商品、デジタル資産、AIへの投資がイノベーションと事業全体の効率化を推進しています。
売上高は9%増となり、すべての主要事業が過去最高の第3四半期収益を達成しました。
サービス部門は+7%で過去最高を記録し、低ボラティリティ環境にもかかわらずマーケッツ部門は+15%の増収、
バンキング部門は+34%増と堅調でした。
ウェルス事業では新規投資資産が186億ドルと過去最高を更新し、USPBも7%増で記録的な四半期となりました。
我々は四半期中に自社株買いと配当で合計60億ドルを株主に還元し、年初来で120億ドルに達しました。
さらにBanamex株式25%の売却契約を締結し、株主価値の最大化に向けた取り組みを進めています。」
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