バンク・オブ・アメリカ(BAC)2025年第3四半期決算
主要業績
EPS(1株当たり利益):1.08ドル(前年同期比+32%、市場予想0.95ドルを上回る)
売上高:280.8億ドル(前年同期比+15%、市場予想275億ドルを上回る)
純金利収入(Net Interest Income):152.3億ドル(前年同期比+9%)
非金利収入(Noninterest Income):128.5億ドル(前年同期比+22%)
与信損失引当金(Provision for Credit Losses):13.0億ドル(前年同期比–16%、前期15.2億ドル)
営業費用(Total Expenses):171.8億ドル(前年同期比+4%)
純利益(Net Income):84.7億ドル(前年同期比+23%)
財務指標
資産利益率(ROA):0.98%(前期0.83%)
自己資本利益率(ROE):11.53%(前期9.98%)
効率性比率(Efficiency Ratio):61.39%(前期64.90%)
1株当たり簿価(Book Value per Share):37.95ドル(前年同期比+7%、前期37.13ドル)
有形簿価(Tangible Book Value per Share):28.39ドル(前年同期比+8%、前期27.71ドル)
普通株自己資本比率(CET1比率・標準方式):13.1%(前期11.5%)
Tier1資本比率:14.8%(前期12.8%)
総預金残高:1.99兆ドル(前年同期比+4%)
貸出金・リース残高:1.15兆ドル(前年同期比+9%)
総貸倒損失額(Net Charge-offs):13.7億ドル(前年同期比–10%、前期15.2億ドル)
貸倒損失率(Net Charge-off Ratio):0.47%(前期0.55%)
クレジットカード損失率(Credit Card Loss Rate):3.46%(前期3.82%)
部門別動向
コンシューマーバンキング部門(Consumer Banking)
売上高:112億ドル(前年同期比+7%)
純利益:34億ドル(前年同期比+28%)
グローバル・ウェルス&インベストメントマネジメント部門(GWIM)
売上高:63億ドル(前年同期比+10%)
純利益:12.7億ドル(前年同期比+19%)
グローバル・バンキング部門(Global Banking)
売上高:62億ドル(前年同期比+7%)
└ アドバイザリー(M&A):5.36億ドル(前年同期比+52.7%)
└ 債券引受(Debt Underwriting):4.72億ドル(前年同期比+42.2%)
└ 株式引受(Equity Underwriting):1.47億ドル(前年同期比+47%)純利益:21.3億ドル(前年同期比+12%)
グローバル・マーケッツ部門(Sales & Trading)
売上高:53.5億ドル(前年同期比+9%)
└ 債券・為替・コモディティ取引(FICC):30.8億ドル(前年同期比+4.6%)
└ 株式取引(Equities):22.7億ドル(前年同期比+13.7%)純利益:16.4億ドル(前年同期比+5%)
CEOコメント(ブライアン・モイニハン氏)
「純利益が前年同期比+31%増となり、EPSも力強い成長を遂げました。
これによりROAは0.98%、ROEは11.5%へと改善しました。
売上高は前年同期比+11%増加し、貸出・預金の伸長およびバランスシートの最適化により、
純金利収入は過去最高を更新しました。市場関連手数料も堅調に推移し、
収益の伸びが費用を大幅に上回ったことで、効率性比率は62%を下回る水準に改善。
全事業部門で増収増益を達成し、チームの成果を誇りに思います。」
CFOコメント(アラスター・ボースウィック氏)
「今期の業績は、当社の分散型ビジネスモデルの収益力を示すものとなりました。
テクノロジー、人材、顧客体験への投資が効率性と営業レバレッジの向上に貢献。
前期比で平均貸出金は250億ドル増加し、株主への還元として74億ドルを配当と自社株買いで実施しました。
資本・流動性はさらに強化され、貸倒損失の減少も確認されました。
今後も持続的な成長と株主価値の拡大に向け、堅実に経営を進めていきます。」
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