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僕の成り行きの独立。今はとても自然な気持ちです。

はじめに

こんばんは。
ロアー・ボイ(みつひろ)です。

前回の投稿では簡単な自己紹介を書かせてもらいました。
今回は、その続きのお話です。

現在僕は、会社員を辞めてフリーランスとして活動しています。
退職したのが今年(2025年)の10月末なので、この記事を書いている今日は、独立してまだ1ヶ月ほどです。

“独立”というと、使命感にあふれた起業家や、優秀でバリバリ稼ぐ人、自由を求める人…そんなイメージがあるかもしれません。

でも僕の場合は、最初は望んだ独立ではありませんでした。
どちらかというと、成り行きに近かったと思います。

今日は、そんな僕がどのように独立へ向かったのか、そして今どんな場所に立っていてどんな気持ちでいるのかを書いてみたいと思います。

独立を決めるまで

前職では、施設の設備設計やプロジェクトマネジメント業務を行っていました。
その会社には8年在籍し、これまでの学校や社会人経験の中で一番長く所属した組織でした。僕の最終的な役職は課長で、仕事は厳しくも日々自分の役割を大事に果たそうとしていたと思います。

そんな中、昨年末にある出来事があり、家族が大きく体調を崩しました。
今年に入ってからは出社が難しい日が増え、2月には自宅で業務や引き継ぎを行うようになり、3月からは家庭のことに専念するため無期限の休職に入りました。

…正直、この頃は心の余裕がありませんでした。

(このあたりのことは、家族・精神疾患・医療に関するとてもデリケートなことであったり、休職中の生活など様々な要素が存在する部分なので、今後分解して慎重かつ丁寧に書きたいと思っています)

様々な状況を乗り越え、夏頃になると少しずつ生活が安定してきて、8月には本格的に社会復帰を考えるようになりました。
ただ、休職前のように毎日出社し、1日の全てをその仕事に注ぐような生活に戻ることは難しいと感じていました。

上司に相談し、

  • 在宅勤務を認めてもらえないか

  • 自宅をサテライトオフィスとして活用できないか

など、いくつかの案を出して話し合いました。

そして、しばらくして返ってきた答えが
「業務委託という形はどうか」
というものでした。

電話越しにそれを聞いた瞬間、1〜2秒固まり、
様々な思考をしたことを覚えています。

「自分の価値はここまでか」
「実質、クビみたいなもの?」
「働かざる者食うべからず…当然だよな」
そんなネガティブな感情も湧いていました。

この頃、同時に自分にとって働きやすい環境がないかと転職も視野に入れていました。
たまたま紹介を受けた働きやすそうな会社でしたが、“しっくり来ていない”自分がいました。

そんなある日、ジムでトレーニングをしている時に答えが降ってきました。

「業務委託をネガティブに捉えているけど、
取引先がある状態で独立できるなんて、千載一遇じゃない?」

その瞬間、頭の中の霧がスッと晴れた感覚がありました。
“終わり”ではなく、“始まり”として見えてきたのです。

・リモートワークで仕事と家庭を両立できる
・往復2時間の通勤から解放される
・上司がいなくなる(嫌いとかそういう意味ではない)
・別のことができる可能性が見えてくる

もちろんリスクはあります。
収入が減る、福利厚生がなくなる、税金を自分で全部やる必要がある、社会的信用も落ちる、等。

それでも、
時間が手に入ること。生き方の選択肢が広がること。
それらは僕にとって代えの利かない価値でした。

独立するまで

独立を決めた頃には9月になっていて、そこから積極的に動き始めました。

なるべく自分の望む形で仕事を行えるように、
原則リモートワークで会社を支援できる業務メニューを整理し、自分から提案しました。
会社として今後取り組んでいきたいという前向きな業務も加えてもらい、内容が整いました。

この頃にはもう、以前のような悔しさはありませんでした。
既に会社員ではなく、独立したパートナーとしてのマインドに変わっていたからです。

そして業務委託契約書の作成。
退職前に結んでおかないと安心できません。

報酬、業務内容、貸与物、期間、権限などをすべて明確にしました。
報酬(年収ベース)は会社員時代の55%でしたが、それが“今の自分への社会的評価”だと受け入れ、交渉もしませんでした。

価値を示せば、自ずと報酬はついてくる。
そう思えたからです。

(具体的な業務メニューの作り方や業務委託契約書に盛り込むべきこと、この期間に自分を高めるために取り入れ今もとても役立っていること等、お伝えしたいことがたくさんあるのですが、それはまた別の機会にお話ししたいと思います)

10/31退職日、社内関係者とリモートで打ち合わせをし、その後
全社宛、そして社長宛にこれまでのお礼のメールを送りました。

その後、社長から返信がありました。
温かくも実直な励ましに満ちた内容でした。

だいぶ心配してくれていたことが書かれていて、僕を少しでも支えることはできないかと考え、フレキシブルな働き方を提案していただいたことが分かりました。

実は、もっと前にも働けなくなった時期があり、その時も立ち上がるきっかけとなったのは社長からの一本の電話でした。

まだまだ自分なんて子どものようなもので、これからだな、と思いました。

今、どんな場所に立っているか

独立して1ヶ月が経とうとしています。

規則正しく起きて、仕事をして、家事をして、食事をして、トレーニングをして。
新たな活動の一歩としてnoteを書き始めました。

今は、地に足が着いている感覚です。自分の足で立って、自分の向いている方向へ歩いているという実感があります。
自分の手で作り上げた仕事で誰かが喜んでくれると、素直に嬉しいです。

重苦しく、挫折感のあった休職生活から、はじめは望まなかった独立でしたが、今はとても自然な気持ちです。

世知辛いと思うことは多々ありますが、恩をたくさん受けながら生きさせてもらっていることもまた事実で、だからこそ、
僕がシェアできることは、些細なことでもどんどん書いていきたい。
そう思っています。

ゆっくりですが、これからも自分の心に従い進んでいきます。
読んでくださって、ありがとうございます。

 ロアー・ボイ(みつひろ)

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