自分史上最低のコンサート
響きの森 定期演奏会(3/7 東京フィルハーモニー@文京シビックセンター)でのこと。 「嫌な予感」はありました。
前回の定期(2カ月前)で、「次回、マエストロ・バッティストーニ氏の事情により、指揮者が交代になります」とアナウンスがありました。
バッティストーニ氏に心酔している私。 年に4回の定期演奏会の中で彼が振る今回を最も楽しみにしていました。
過去には、指揮者のトスカニーニ・ソプラノのサザーランドなどが「交代出演」で絶賛され 世界的な音楽家になった、という出来事もあるので、今回の交代指揮者KW氏にも少し期待をしていました。
ところが、1曲目の指揮棒が振り下ろされた瞬間に「あれ?」と感じた私。
指揮がオーケストラに伝わっていない、だから私に響いて来ない・・・
理屈でなく五感で「魂の波動が伝わらず音楽が止まっている」。
この違和感は最後まで続きました。 指揮者もオケも「早く終えて家に帰りたい(飲みに行きたい)」オーラで満ちている、そんな感覚・・・
やっと終わったコンサートですが、聴衆の大きくない拍手が続きます。
無意識の内に私の口をついて、生涯2度目の「Boo」が出てきました。
追随者が出なかったので1度だけで終わりましたが、終演後に「練習不足」と言う声も聞かれ、私と同じ感覚の人は(多分大勢)いたのでしょう。
私は、練習不足でなく、もっと本源的な問題だと思います。 2ヵ月前から交代のアナウンスがされており、練習する時間は十分あったはずだし。
生涯1度目のブーイングは1995年頃。 シカゴのリリック・オペラ劇場での「イル・トロヴァトーレ」。
終演後、指揮者が舞台に上がった時でした。 オケの音が大き過ぎ(ガナって)演奏全体が台無し ⇦ 指揮者の責任!と思った私がブーイングを始めると、周囲に追随する人が複数いて、皆で次第に大声で「Boo」を叫びました。(これ、ストレス解消に良かった!)
さて今回、「頼むからアンコールは勘弁して」という私の願いが通じたのか、無事アンコール無しで終わりました。(普段はやることが多いです)
「返す刀」ではないですが、ヴァイオリンのATさん、天才ヴァイオリニストの触れ込みで小さい頃から聴く機会がありましたが、今なおテクニックに終始(上手く弾くことに集中)し過ぎる感じで、音楽性を見出せなかった。
20代終わりに差し掛かる時期なのだから、もっと「自分の音楽」を指揮者&オケに伝え、舞台上での会話力(駆け引きなど)を身につけ、自分自身の演奏を作る力を育てて欲しいと思いました。
更にもう一度刀を返し、東京フィルの事務局に向けて 正眼の構えで。
首都圏(即ち おそらく日本で)最も実力のある東京フィル(私の評価)の事務局が、どうしてバッティストーニ氏の代役にKW氏を充てたのか、大きな疑問符が付きました。
バッティストーニ氏と同じギャラを払ったのなら、無駄遣い&情報力を含めたセンス無し。
ギャラを安く済ませる目的だったなら、聴衆を馬鹿にした有り得ない選択。
もしバッティストーニ氏自身が人選をしたのなら(そんなことは万が一にもないと信じたい)、彼のファンを辞めようと思います。
KW氏のプロフィール(トップ写真)、それなりの実績が書いてあります。
が、最後に「イェール大学の生物学学士」とあり、私は「なるほど理系人間。右脳(感情)が弱く、左脳(理論)優先なのね」と思いました。
だから「音楽は心で伝えるもの、ということが分からない、となりました。
私ならプロフィールにこんな有害無益なことを書かせないけど。
東京フィルの響きの森定期では、生涯ベストのコンサートを聴かせてもらった「借り」があるので定期会員は続けますが、もし彼らが再度KW氏を呼ぶようなことがあれば、私は東フィルとの縁を切ると思います。
「借り」が出来たコンサートのブログ
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私の体調が悪かった訳ではないことを申し添えた置きます。
これを書くことで、私のストレスが少なからず軽減されると思います(笑)
最後まで読んで下さりありがとうございました。
