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月イチ日帰り温泉ツアー Vol,15 くらま温泉(京都市左京区)

【カバー写真】くらま温泉本館
◆京阪京橋駅を10時07分に発車すると京都・七条までノンストップで走る京阪プレミアムカー・快速特急洛楽に初めて乗った。終点の出町柳駅まで42分の乗車時間であった。

写真・京阪プレミアムカー券


同じ特急の普通車両と違って、ゆったりとした座席シートは、余りの快適さにもっと乗っていたい、と思ったほどだ。500円の特急券を購入する価値は充分過ぎるほどであった。

2026年2月22日は、月イチ日帰り温泉ツアーVol.15であった。行き先は京都市の北、鞍馬の里にあるくらま温泉だった。

京阪電鉄の出町柳駅は地下駅で、地上に出ると直ぐ目の前に叡山電鉄の出町柳駅がある。改札を通ると鞍馬行きの2両編成の電車が止まっていた。

写真・出町柳駅
写真・出町柳駅に停車する
鞍馬行き電車


ほぼ満員であったが、ロングシートにわずかに空席を見つけて座ることができた。途中、宝ケ池駅で八瀬方面へ行く路線と別れるが、鞍馬線はしばらく住宅街を走ると徐々に山間へと入っていく。鞍馬へは出町柳から約30分で到着する。

手前の貴船口駅は今、人気の貴船神社詣の人たちによる乗降が多いのだが、鞍馬駅も観光客が増えているとは言うものの、まだ静けさを保っている。この山間の里は京都の中でも好きなポイントのひとつである。

駅舎を出ると由岐神社への参道もすぐそこである。それを左に見ながら京と若狭を結ぶ鞍馬街道を10分ほど歩くと、鞍馬川沿いにくらま温泉があった。
この温泉あたりから参道入り口の鞍馬街道が毎年10月22日に開かれる鞍馬の火祭りの舞台なのである。

写真・観光客が絶えない鞍馬駅
写真・鞍馬と言えば天狗である。
駅頭には天狗👺の置物が


鞍馬の火祭りは千年の歴史を持つ京都の三大奇祭のひとつと言われている由岐神社の祭礼。「サイレヤ、サイリョウ」の掛け声と共に松明の炎で鞍馬の里が照らされる神秘的で幽玄さを持つ。

学生時代に見たがその雄大さに圧倒された記憶がある。以来、鞍馬のファンになった。

🟥牛若丸も鍛錬の疲れを癒した⁉️


くらま温泉へは鞍馬駅から鞍馬街道を歩いてもさほど遠くはないが、小さな送迎バスも出ている。
街道沿いの古い民家を見ながら行くと、「くらま温泉」と書かれた看板が見えてくる。

写真・鞍馬街道を歩く、この日の
歩数は1万5千歩を超えた


鞍馬川に架かる橋を渡ると広い敷地の左手に受付と内湯、食堂などがある本館建物がある。右手の山手の建物には露天風呂がある。

写真・くらま温泉への入り口
写真・鞍馬川を渡る
写真・入湯料のレシート


内湯と露天風呂のセット料金と露天風呂だけの料金の2タイプが用意されている。それぞれの料金はホームページを参照。


それによると鉄分を多く含んだ硫黄温泉で、美肌や疲労回復に効果がある泉質だという。
本館から離れた高台にある露天風呂では鞍馬山麓の自然を満喫できる。その昔には牛若丸も天狗も剣術の鍛錬の疲れを癒すために、この温泉に浸かったのかもしれない。

写真・内湯の男湯
写真・内湯の女湯


貴船神社参拝から鞍馬への山越えハイキングの後に、くらま温泉で汗を流すといったコースもいいかもしれない。

🟥赤ずきんちゃん発見


本館にある食堂で遅い昼食に鴨なんばそばを食べた後、鞍馬駅へ戻った。駅前の食堂の店頭で牛若餅と書かれたビラが目に留まった。それは柔らかな栃餅でこしあんを包み込んだ鞍馬名物だということだが、残念にも売り切れであった。

写真・昼ごはんはくらま温泉で
鴨なんばそば


自分へのみやげは鞍馬で買うのは諦めて、出町ふたばの豆餅と決めて、それまでにコーヒー休憩することにした。ネットで検索した北山紅茶館へ向けて、叡電修学院駅で途中下車して北山通りを歩いた。
ここは何と1時間待ちだという。ここでもまた諦めることになった。

そんな時に真っ赤な洋服に身を包んだ赤ずきんちゃんが入っていく店があった。そこはレトロビーバーというカフェであった。恐る恐るドアを開けると、カウンター席に先客が1人が腰掛けている。

写真・赤ずきんちゃんがいた
カフェ、レトロビーバー


店の奥では先ほどの赤ずきんちゃんがピアノを弾いている。顔を見ると外国人女性であったが、日本語は流暢である。常連さんらしい。

ちょっと場違いだったかな、と思ったが、ママさんが「どうぞ」と席を勧めてくれたので取り敢えず座った。ホットコーヒーを頼むと、「以前も来てくれた」と尋ねられて、学生時代に近くに住んでいたなどの話をすることになってしまった。

🟥みやげは豆餅


店を出て再び叡電に乗って出町柳へ。下鴨神社の南の河合橋と出町橋を渡って和菓子屋さんの出町ふたばへ到着。ここも例によって大行列である。カフェの行列と違って、どんどんと流れて行く。待つほどもなく、名物の豆餅を手に入れた。

写真・出町ふたばの豆餅
写真・長い行列も時間と共に徐々に
短くなって行く


出町ふたばは1899(明治32)年の創業で、「初代の三次郎はふるさとの石川県小松に昔からあった豆餅を京都で育てたい、と赤エンドウを使った大福餅を作り、以来、代表銘菓の名代豆餅に育てた」と、店の栞に書かれている。

今だに京みやげは八ツ橋と思われているが、京都にも色んなみやげがある。今回は出町豆餅にしたが、次回は何かな😋

いい天気に恵まれて、暖かく春を思わせる1日であった。日帰り温泉ツアーには最適な気候であった。

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