柏餅

季節の味なので食べたいと、昨日柏餅を買いに出ました。

5月も半ば近くになると、和菓子屋さんの中でも柏餅は作らなくなるお店が出始めます。

最近は色々な味の柏餅がありますが、味わいたいのはやはり昔からある「みそ」と「こし」。ところが、「みそ」はお節句を過ぎると早々に作らなくなってしまうお店があるので、「みそ」を買うのがなかなか至難の業になることがありますね。

昨日も、最初に訪ねたお店は「みそ」が終了していて「こし」と「つぶ」だけ。次に訪ねたお店はその日作った分が全て売り切れでした。3軒目で漸く「みそ」があったものの、「こし」は売り切れ。仕方なく、代わりに「つぶ」を買いました。

僕、粒あんがあまり好きではないので、いつもは買わないんです。しかも、確か僕が小さかった頃には、柏餅に粒あんはなかったと思うんですよね。或る時から、粒あんを緑色の草餅(蓬餅)で包んだ柏餅が売られ始めた印象があります。それで、柏餅は毎年「みそ」と「こし」を買うのを習慣にしてます。

今年は止むなく「つぶ」を買いましたが、しばらく草餅を食べていなかったこともあり、蓬の香りが爽やかに漂う柏餅を新鮮な気分で味わいました😋。


ところで、柏餅に関する昔語りですが、昔は親類縁者のお宅に男児が産まれて初節句を迎えますと、鯉幟の鯉や五月人形の周囲に飾る人形をお祝いとして贈ったものでした。贈られた家では、端午の節句の日に柏餅の折詰を持って贈り主の家々に御礼の挨拶に廻ると共に、自宅の五月人形の前に宴席を設けて、親類縁者を招待して初節句の祝いをしましたね。

地方によっては、まだ今でもそういう風習をが続いているかもしれませんけど、僕の地元ではもう大分前に廃れてしまいました。

初節句が重なって、御礼の柏餅の折詰が三つくらい届いてしまい、食べきるのに苦労したことなど、今でも懐かしく思い出します😊。


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