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自由すぎるお見舞い

____________コンコンコン。

はい、どうぞー


『ママ、やっほー!』


娘と旦那がワールドカップの日本戦⚽️を
一緒に見ようと、病室にやってきた。


ガサガサッ


『見て、連れてきた!一緒にサッカー見よっ』


娘のお気に入りのくまの人形が
カバンから出てきた。



『ママの応援団ねっ』

他にも、ママの「応援」兼「監視」役と
持たされているシロクマとネコ。

今回も活躍中


『あと。これとー、これとー…』


出てくる、出てくるお菓子の数々。


お見舞いに来たのか、
試合を見に来たのか、
お菓子を食べに来たのか…


「おぉー!」
応援の歓声と共に試合が始まった。

私も血圧に注意しながら(?)
試合観戦をし始めて、間も無く経った頃。


『眠くなってきた』


(え?娘よ。このタイミングで?)


まだ前半なのに眠いという娘。



『ベッド半分借りて寝ようかなー』


いやいや、そうしたら

お見舞いでも
試合でも
お菓子を食べに、でもない
ただ寝に来た人になってしまう。


「えー、ダメだってー」と、私が断ると


『だって、今日の朝さ。超早く起こされたんだよ』



チラっと旦那の顔を見た。


サッカーを見ていたはずなのに
娘の顔見て、5点ぐらい
失点したような顔している。


「起こされたってさぁ…
 何時に起きたと思う?9時だよ」


9時…それは旦那も、そんな顔になるわ。


試合はハーフタイムになった。
娘のお菓子タイムはハーフタイムにはならない。


『よし!』


やっと、お菓子のハーフタイムに入ったようだ。
娘は連れてきた「くまちゃん」と
シロクマちゃんと猫を片手に準備を始めた。




『みんなでサッカー観戦しよう!』



後半が始まり、テレビの前を陣取る
小さい応援団たち。


そこにいると、半分は見えない…
仕方がなくベッドに移動、仲良く観戦した。


眠気と食い気がおさまった娘。
小さい応援団たちの写真を収め、
満足した娘。


サッカーに飽き始め、
途中から携帯ゲームに夢中になった。


娘よ、母は一応入院しているんだよ?
ここは我が家じゃないんだよ?


そう思ったけれど、
楽しそうだからまぁいいか。

明日には帰るからね。



ろくねこ、普段はこんなです
「プリーズ」が行方不明~アメリカ留学編~
折り紙で鼻血

髄液が漏れる「脳脊髄液減少症」で闘病中です。
世界で0.000001%らしい病歴を持つ私



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